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胃潰瘍・十二指腸潰瘍とピロリ菌 ☆ 慢性的に胃痛をもっている人は検査するべき

社会人になって2年が経ったころから慢性的な胃痛に悩んでいました。

傷みはだんだん酷くなり、1年後くらいには夜眠れないほどの痛みに苦しんでいました。

焼けた鉄の棒をみぞおちあたりに押し付けられるような強い痛み

ホットミルクを飲むとしばらく収まるのですが、2時間ほど眠ると痛みで目が覚める。

眠れなくて毎日寝不足でした。

胃から出血しているのでタール便という黒い便もでていました。

 

 

当時は営業の最前線にいて、「実績を上げて認められたい」と思っていたので、

医者に行って入院ということにでもなれば会社を休まなくてはいけないと考え

医者にも行かず市販の胃腸薬を飲んでいました。

3年間営業の実績を積んで、本部に戻って営業推進の部門にいくことができ

やっと医者に行ったのです

 

 

 

医師の診断

病院に行って胃カメラを飲んだ結果

十二指腸潰瘍ですね。まあ、薬で治療できるでしょう。」

とのことでした。

そして、薬を処方してもらって飲む日々が続きました。

主に胃液の分泌を抑えるような薬だったと思います。

比較的強い薬なので、症状が軽くなったり、収まってくれば薬の回数や量を減らす。

といった感じでしたが、

少し良くなっては再発。

飲み会などが続くと再発。

といった感じで、内心「これは一生付き合う病気なのか・・・」と思っていました。

 

ピロリ菌検査

そんな日々が10年近く続いたのです。

ある日、やはり胃から出血していたので病院へいきました。

いつもどおり診断を受けていると、診察室に一枚のポスターが貼ってあったのを発見したのです。

そのポスターには「ピロリ菌除菌に保険が適用されます。」

とありました。

なんとなくですが「ピロリ菌」が潰瘍の原因になるというのを聞いていたので

医師に「先生、このピロリ菌除菌ってやってもらえるのですか?」

と聞いて、さっそく検査をしてもらうことにしました。

 

検査は至って簡単

アルミのようなものでできた袋(ウィダーインゼリーみたいなやつ)に。フーっと息を吹き込むだけです。

その後30分程で検査結果が出ました。

医師は、「ピロリ菌がいるので除菌しましょう。」

ということで除菌のための薬を処方してくれました。

・・・たしか2週間分くらい。

そして2週間ピロリ菌除菌の薬を飲んだのです。

2間後に再度病院を訪れ、再度ピロリ菌検査をしました。

結果、医師から「ピロリ菌がいなくなりました」と言われたのです。

 

ピロリ菌とは

ピロリ菌の正式名称は「ヘリコバクター・ピロリ菌」といいます。

食べ物や飲み水から感染する経口感染がほとんどで、多くが幼少時に感染すると考えられています。

日本の場合は衛生環境が十分整っていなかった時代に生まれた人の感染率が高く、50歳以上の約80%がピロリ菌を保菌しているといわれています。

 

ピロリ菌がいるだけなら、症状が出ることはないそうです。

症状が出るのはピロリ菌が原因で何らかの病気が発症したときで、これは保菌者の約3割程度のようです。

ピロリ菌に関連した症状は

胃炎が起こり胃がもたれたり、胃潰瘍になって胃がしくしく痛む。

など、それぞれの病気によってさまざまです。

 

強い酸性の胃液のなかでも死なないピロリ菌

胃から分泌される胃酸は強い酸性なのになぜピロリ菌は生きられるのでしょうか。

胃の中は胃酸が作られているため、非常に強い酸性で生物が生きていける環境ではありません。普通の細菌はこの胃酸で死んでしまうため、ほんの20年ほど前までは「胃に細菌は住めない」という考えが常識でした。

ところがピロリ菌は強い胃酸の中で生きることができるのです。

ピロリ菌は「ウレアーゼ」という酵素を多量に持っていて、この酵素で胃内の尿素をアンモニアに変化させます。

このアンモニアが胃酸を中和し菌の周囲のpHを変化させて、生存できる環境を作り上げているのです。ピロリ菌は自分の周りだけにいわゆるバリアを張れる細菌だと考えてください。

ピロリ菌は、このように非常に進化した細菌で、この働きが結果として胃に悪い影響を与え、思わぬ病気を引き起こすのです。

引用元:ALL About20th健康・医療「ピロリ菌の原因・症状・胃がんとの関係」

それでは、このピロリ菌はどんな病気を引き起こすのでしょうか?

 

ピロリ菌が原因で発生する病気

①胃潰瘍・十二指腸潰瘍

②胃がん

③萎縮性胃胃炎

などがピロリ菌が原因で発生します。

■ 胃潰瘍、十二指腸潰瘍
潰瘍患者のピロリ菌感染率は90%以上。ピロリ菌除菌が推奨され、唯一保険適用になっている病気です。昔も今も潰瘍は一度よくなっても半数以上が再発し、薬をなかなかやめることができない病気。ピロリ菌が発見されるまでは私たち医師も潰瘍は再発するのが当たり前と考えてきましたが、ピロリ菌除菌に成功すると胃潰瘍、十二指腸潰瘍ともに再発率が明らかに減少しました。

ピロリ菌がどのように潰瘍を起こすかはまだ完全に解明されていませんが、ピロリ菌がいなくなることで潰瘍の傷がしっかり治るようになることが1つの要因と思われます。怪我をしたときを考えてみても、菌がついて膿んだ汚い傷ときれいな傷では治りが違います。ピロリ菌に感染していると炎症が起きやすく、潰瘍は膿んだ状態になりますが、ピロリ菌がいなくなると潰瘍は膿のないきれいな状態になり、きれいに治ることが多いです。潰瘍がきれいに治ることで、再発率が減少していると考えられます。

■ 胃がん
ピロリ菌感染者の多い日本では、世界的に見ても胃がん患者が多いようです。早期胃がんでピロリ菌が見つかった場合は、内視鏡的治療後に除菌治療が推奨されます。

1994年、世界保健機構(WHO)は疫学的調査から、ピロリ菌を確実な発がん物質と認定しました。除菌により胃がんの発生率が1/3に抑制され、ピロリ菌除菌に胃がん予防効果があると証明されています。

■萎縮性胃炎
粘膜層が非常に薄くなり胃炎と同様の症状を起こす萎縮性胃炎の大部分も、ピロリ菌感染が原因。萎縮性胃炎になった場合、その後の胃がん予防のためにピロリ菌除菌治療が薦められます。ピロリ菌に感染するとまず急性胃炎が起き、長い年月をかけて萎縮性胃炎になり、胃がんになる危険性が4~10倍に増加すると考えられています。これまで萎縮性胃炎は加齢現象といわれてきましたが、ピロリ菌感染者のみが萎縮性胃炎になることと、除菌でそのリスクが改善することがわかっています。ただし萎縮性胃炎以外のいわゆる慢性胃炎と呼ばれるものの原因には、ピロリ菌感染以外に加齢、塩分の過剰摂取、アルコール、タバコ、野菜の摂取不足など多くのものがあるので、ピロリ菌除菌をしたからといって油断してはいけません。

引用元:ALL About20th健康・医療「ピロリ菌の原因・症状・胃がんとの関係」

胃がんの原因になると聞くと怖いですね・・・。

 

その後

「ピロリ菌」除菌をした私の症状がその後どのようになったかお話していませんでした。

「ピロリ菌」を除菌してから、かれこれ10年以上が経ちますが、

その間、

ほぼ一度も胃が痛くなったことがありません。

暴飲・暴食をしても胃痛や胃から出血するようなことも一切なくなりました。

 

先日も、人間ドックで胃カメラを受診しましたが、十二指腸潰瘍だった過去の痕跡はありますが、胃壁などはすごく綺麗だと言われています。

 

でも、一つ思うのは

 

私が10数年前に病院の診察室で、私が偶然「ピロリ菌」のポスターを発見し、医師に問い合わせたからピロリ菌の検査をし、除菌をすることができましたが、

あの時、私が質問していなかったら?

なぜ、医師のほうからピロリ菌除菌を勧めてくれなかったのか??

もし、もっと早く「ピロリ菌」除菌を医師が勧めてくれていたら、数年分の医療費などを払わなくて済んだのでは???

これは甚だ疑問に思っています。

 

もしも胃痛に悩まれている方がいらしたら一度「ピロリ菌」検査をしてみてはいかがでしょうか。

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