皆さんも、新型コロナウイルスの感染症状について正しい知識を持っていないかもしれません。
新型コロナウイルスについては、国内でもファイザーやモデルナのワクチン接種が進む一方で、
主に大都市圏やその周辺で、いままでにない勢いで感染者が増加し、緊急事態宣言が4度発出されています。
死亡者数は減っていましたが、重傷者の数も日に日に増加している状況のなかで、
「若い人は重症化しない」という考えでワクチン接種に消極的な人もいます。
もちろんワクチン接種については、個々人の自由意志に任されているので、
ワクチン接種をしないことを非難するつもりは毛頭ありません。
私は個人は、職域接種でモデルナ社製のワクチンを2回済ませています。
幸い副反応も軽微なもので済みました。
私がワクチン接種をした理由の一つは、家庭内に受験生の子供がいることです。
それと、万が一感染した時に重症化のリスクが軽減されると考えたからです。
今回は、新型コロナの症状について面白い記事を見つけたのでご紹介させていただきます。
新型コロナの感染症状のイメージにずれがある
皆さんは、新型コロナの軽傷・中等症・重症についてどんなイメージをお持ちですか?
正しいイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、私のイメージは間違えていました。
私が持っていたイメージは風邪に近いもので
軽傷・・・微熱・少し咳がでる・だるい
中等症・・・高熱・咳がでる・倦怠感
重症・・・高熱・肺炎をともなう・場合によって酸素吸入が必要
と、まあこんな感じでした。
ところが、実際の医師が診断する軽傷・中等症・重症の症状とは大きく食い違っていました。
医師が診断する軽傷・中等症・重症の症状は
軽傷・・・酸素吸入が要らない
中等症・・・人工呼吸器は要らない・肺炎が広がっている・多くの人にとって人生で一番苦しい
重症・・・助からないかもしれない
ということのようです。
私のイメージは相当食い違っていたようです。
皆さんのイメージはいかがでしたか?
新型コロナの症状を正しく知ることは大事
新型コロナについて、一般の人が考えるイメージと医師の診断の食い違いについて、アメリカで内科医として活動する安川康介さんがTwitterに投稿しているイラストがあります。
この食い違い。
恐ろしいと思いませんか?
一方、厚生労働省がHPに掲載している新型コロナ「診断の手引き」によると
引用元:NHK NEWS WEBより
重症とは集中治療室に入ってエクモを装着する必要があると買いてあります。
以下、NHKの記事を引用しておきます。
新型コロナ ”そのイメージ、ズレてるかも” 医師の投稿が話題
感染の拡大が続く新型コロナウイルス、一般の人が考えている重症などの症状と、医師が考える症状との違いをイラストで示したツイートが話題になっていて「このズレは恐ろしい」などといった声が寄せられています。
イラストを投稿したのはアメリカで内科医として活動する安川康介さんです。
“軽症”については一部の人のイメージでは「全然平気、風邪程度」ですが、医師にとっては、酸素の投与はいらないものの咳が続いている状態を示しています。
また”中等症”は一部の人は「息苦しさが出そう」ですが、医師にとっては「肺炎が広がっていて多くの人にとって人生で一番苦しい」状態としています。
そして”重症”は、一部の人は「入院が必要だろう」というイメージですが、医師には「助からないかもしれない」という深刻な状況だとして、大きなギャップがあることを示しています。
また「軽症や中等症といってもピンとこない方もいるので、スライドを作ってみました」
「日本の『重症』の定義は人工呼吸器や集中治療が必要な状態です」
などと絵でわかりやすく説明した動機も投稿しています。日本の医療現場での正式な分類は「軽症」「中等症1」「中等症2」「重症」の4つの段階に分けられています。
このうち「中等症」は、呼吸困難や肺炎の所見がある「中等症1」と酸素の投与が必要なほど症状が悪化した「中等症2」に分類されています。
この投稿に対して「この“ズレ”は、恐ろしいです。『コロナ疲れ』ではありますが、気をつけ続けたいです」とか「私も先日コロナにかかり中等症までいきました。『今までで1番きつい』の表現が最も当てはまりました」といった反響が寄せられています。
このうち中等症になったという男性は、「私は30代で体格もよく体力もありますが、それでもかなりつらかった。入院中、これで中等症なら重症はどれだけ大変なんだろうと病院の天井を見上げながら思っていました。かぜかもって思ったら周りに気兼ねせずすぐに検査したほうがいいです。自分は放置してつらい思いをしました」と話していました。
このほか、感染によって親しい人を亡くしたとみられる人からも「この図に加えて皆さんに知ってほしいのは、母がそうでしたが、『中等症から(重症を経ず)亡くなる人が多い』ことです」など新型コロナウイルスの怖さを訴える声も寄せられていました。
引用元:NHK NEWS WEB(2021.7.30)
以上、とても気になった記事だったので引用させていただきました。
この記事を読んでいただくことで、新型コロナの症状について正しいイメージを持ち
多くの人が感染予防行動を徹底してもらえればと思います。
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