ツーリングの楽しみの一つにグルメがあります。
日本には海あり山あり清流あり、南北に長い地形で四季があるので、グルメも地域ごとに様々です。
折角ツーリングに行くなら地元のご当地グルメを是非頂きたいもの。
ただ、情報なしに行っても美味しいものにはありつけません。
今回は、ツーリングで京都府を訪れる際におすすめのご当地グルメをご紹介します。
※京都市街地は駐車場事情が悪いので、その点はご了承下さい。
おばんざい
おばんざいとは、京都の家庭で普段食べられているお惣菜のことをいいます。
京野菜や乾物、大豆製品を中心に調理された、質素で体にやさしい料理。
食べ物を無駄にせず、だしを効かせたシンプルな味付けが特徴で、和え物や煮物などが一般的です。
おばんざいを食べられるお店は京都の町に数多くあります。
バイキング形式で楽しむお店や、カフェ、居酒屋のメニューにもあります。
【ぎゃあてい】
住所：京都府京都市右京区嵯峨天龍寺造路町19-8【地図】
営業時間：開店11：00、最終入店14：30
定休日：水曜日
電話：075-862-2411
参考：食べログ
湯豆腐
豆腐が日本に伝えられたのは仏教伝来の頃、つまり奈良時代の頃だと言われています。
長い間、僧侶や貴族など特権階級の人々の食べる物だったと考えられており、初めて文献に登場したのは平安時代。
その後、鎌倉時代の書簡には「すり豆腐」の文字が、南北朝時代から室町時代にかけては、寺院の書物の中に豆腐に関する記録が急激に増えています。
室町時代以降は、茶道の広まりとともに、精進料理が一般にも浸透し始め、水が良い京都で豆腐が盛んに作られるようになりました。
そして、京都の南禅寺の精進料理の1品として生まれたのが湯豆腐だと言われています。
【料庭 八千代】
住所：京都府京都市左京区南禅寺福地町34【地図】
営業時間：11:00 ～ 15:00（L.O.14:00）、17:00 ～ 21:00（L.O.19:30）
定休日：無し
電話：075-771-4148
参考：公式サイト等
京ゆば料理
豆腐と同じく、精進料理の一品として重宝されてきたのが湯葉です。
豆乳を煮たてた時に表面に張る薄い膜をそっと引き上げて1枚に仕上げたのが「引き上げ湯葉」。
まだ豆乳の温度が低いうちにすくいあげるのが、どろっとした「汲み上げ湯葉」です。
湯葉は、豆腐や生麩と並んで、京都を代表する食材であり、手間のかかった繊細な湯葉は京料理に欠かせない一品。
【嵯峨野】
住所：京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町45【地図】
営業時間：11:00～16:30(L.O)
定休日：不定休
電話：075-871-6946
参考：食べログ
鱧料理
京都の夏を代表する味、鱧。
日本三大祭りの祇園祭は、別名鱧祭と呼ばれるほどで、鰻と同様に精の付く食べ物として親しまれています。
関西では夏になると居酒屋でも登場する鱧ですが、その消費量は関東の10倍近いのだそう。
鱧は小骨が多く硬いので、皮一枚を残して小骨を細かく切る鱧切りと呼ばれる作業が必要で、専用の包丁で丁寧に作業されます。
刺身、湯引き、鱧しゃぶ、天ぷら、鱧寿司、鱧丼など様々な鱧料理をお召し上がりください。
【たん義】
住所：京都府京都市東山区西之町210-2【地図】
営業時間：12:00～21:30
定休日：不定休
電話：075-561-0446
参考：公式サイト等
宇治抹茶
京都宇治の名産である抹茶を使ったスイーツは、京都へ来たら食べるべき食べ物のひとつです。
喫茶店や甘味処で、工夫を凝らした抹茶スイーツが食べられます。
宇治に本店を置く「伊藤久右エ門（いとうきゅうえもん）宇治本店」や、河原町の「辻利」など、本格的な抹茶スイーツを提供するお店が人気です。
【伊藤久右衛門 宇治本店】
住所：京都府宇治市莵道荒槇19-3【地図】
営業時間：10時～18時（ラストオーダー17時30分）
定休日：無し
電話：0774-23-3955
参考：公式サイト等
わらび餅
わらび餅は、わらびの地下茎（土の中で育つ茎）から取れるわらび粉に、水と砂糖を加え火にかけて作られます。
わらび粉を取り出すには、手間がかかり、本物のわらび餅は価格も高め。
スーパーで売られている低価格のものは、くず粉や安価なでんぷんで作られていることも多いんです。
わらび粉の名産地が奈良県であることも影響して、関西では京都をはじめ広く好まれ、わらび餅をいただけるお店も多く存在します。
涼しげな見た目から、夏のお菓子の代表ともいえるでしょう。
【雍州路】
住所：京都府京都市左京区鞍馬本町1074【地図】
営業時間：10:00～18:00
定休日：火曜日
電話：075-741-2848
参考：公式サイト等
京鴨
濃い赤身とうっすら桃色がかった脂味のコントラストが美しい鴨肉。
普段あまり食べる機会が少ないとされることも多い鴨肉ですが、京都は他県に比べ鴨肉を多く食べる文化があるとされています。
徹底した品質管理をおこなって育てられる「京鴨」ブランドを担う農産会社があり、質の良い鴨肉は広く親しまれています。
【八起庵 丸太町本店】
住所：京都府京都市左京区東丸太町8番地【地図】
営業時間：11:30～14:00 (LO 13:00) 、17:00～21:00 (LO 20:00)
定休日：年末年始
電話：075-761-5470
参考：公式サイト等
京うどん
京都はうどんがおいしいことでも知られています。京都のうどんは、かつおと昆布だしでしっかり味を効かせた、透き通るきつね色のだしが特徴です。
一般的なきつねうどんやきつね蕎麦のお揚げは、甘く味付けされています。
ところが、京都のきつねうどんや蕎麦のお揚げは甘くありません。
しかも、切り刻んだお揚げがトッピングされています。
【手打うどん けんどん屋】
住所：京都府京都市伏見区深草一ノ坪町41 パールハイツイナリ１Ｆ【地図】
営業時間：11:00～18:00
定休日：水曜日・不定曜日（月に１日）
電話：075-641-1330
参考：公式サイト等
丹後半島の海鮮
京都府の日本海沿岸部、丹後半島はグルメ半島と言えるほど自然の恵みが豊富な場所。
そのなかでも海の幸は種類も多く美味しいことで有名です。
冬場には間人（たいざ）ガニと呼ばれるズワイガニが多く水揚げされることでも知られています。
【油屋】
住所：京都府与謝郡伊根町字亀島459 道の駅・舟屋の里 1F【地図】
営業時間：12:00～18:00（L.O.17:00) 【冬季～16:00】
定休日：水曜日
電話：0772-32-0750
参考：公式サイト等
京都らーめん
京都のラーメンは、こってり系の「京都ラーメン」と呼ばれます。
「本家第一旭」や「天下一品」、「ラーメン魁力屋」など京都発祥の有名店があり、全国展開しているお店もたくさん。
京都の中心から北へ向かったところにある一乗寺界隈は、ラーメンストリートと呼ばれています。
背脂たっぷりのこってり系から、さっぱり系まで個性あふれるラーメン店が腕を競い合う、まさにラーメン激戦区です。
【瀘川 】
住所：京都府京都市西京区樫原平田町14-30【地図】
営業時間：11:30～14:30(L.O.14:00) 、17:30～21:30(L.O.21:00)
定休日：水曜日
電話：075-757-4504
参考：公式サイト等
京都府へツーリングに行かれる際には是非チェックしておいて下さいね。
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