GWを利用しての東北ツーリング。
そのなかでも岩手県から秋田県まで八幡平を貫いて走る「アスピーテライン」「樹海ライン」は最高のツーリングコースでした。
ここでは素晴らしい景観のなかを走る「アスピーテライン」「樹海ライン」ツーリングの様子をお届けします。
「アスピーテライン」「樹海ライン」とは
八幡平アスピーテラインは岩手県から秋田県まで八幡平を横断する景勝道路で、車窓からも火山帯の雄大な景色を楽しむことができます。
高原地帯に入ると山肌に沿って大小のゆったりしたカーブが続き、アオモリトドマツが作り出す独特の雰囲気に包まれます。火口跡にできる大小の沼が点在しており、変化に富む手つかずの自然景観を見ることができます。
１０月上旬ころからは紅葉の名所としても知られており、春先の開通直後は雪の回廊も見どころとなっています。
冬の期間は通行止。
４月中旬には八幡平アスピーテラインが、下旬には八幡平樹海ラインが開通します。
環境省公式サイトより
※クリックして拡大
私が行ったのはゴールデンウィーク真っただ中の５月３日。
日本各地で、一足早い夏日・真夏日が観測されたときでした。
アスピーテラインに入っても外気温は２０℃ほどありました。
東北出身の同行者曰く「今年は雪がない」。
ということは雪の壁を観ることはできないのか・・・。
それでもあった雪の壁（アスピーテライン）
アスピーテラインは全長２７Km。
麓から段々と登っていくと沿道には段々と積雪が姿を現します。
そして
山頂に近づくにつれ雪の量が増してきます。
最も高いところでは５ｍ近い雪の壁を観ることができました。
始めは暖かすぎて壁はもう無いのでは？と思っていたので大満足です。
八幡平山頂駐車場展望台付近
そこから八幡平の頂上に向かって走ると八幡平山頂駐車場展望台があります。
駐車場奥に設置された展望台からは岩手山や森吉山など周辺の山々の眺望が広がります。
展望台からの眺めは素晴らしく、GWということもあってそれなりに賑わっていました。
この展望台から徒歩で山頂を目指す人たちの姿もかなり見ることができましたが「ライダーは歩かない」。
私たちはバイクにまたがり先を目指します。
樹海ラインへ
八幡平山頂駐車場展望台を境に「樹海ライン」へ入ります。
山頂駐車場付近から樹海ラインを望む尾根沿いを走る道路が実に素晴らしい。
冬季期間は閉鎖され開通するのは４月後半なので、所どころ雪が残るこの風景を観ることができる期間はほんのわずかです。
ただ、それ以外の期間でも「雲海」や「紅葉」など素晴らしい景色を望むことができます。
その後、八幡平樹海ラインを通り松川温泉へ、その先の岩手山パノラマラインは焼走り熔岩流へとつながります。
途中で硫黄の匂いが少し強くなり、もくもくと湯気があがる景色を観ることができました。
アスピーテラインと樹海ラインがあまりにも素晴らしいので、初日の夕方近くと２日目の朝の２度走ってしまいました。
なお、アスピーテラインは午前８時半から17時までの開通で、それ以外の時間は門が閉まってしまうので要注意です。
詳しくは、八幡平市観光協会の公式サイトでご確認ください。
また、環境省の公式サイトでも八幡平が紹介されています。
八幡平の高原道路（アスピーテライン・樹海ライン）ドライブコース | モデルコース | 十和田八幡平国立公園 | 八幡平地域に出かけよう！：環境省 (env.go.jp)
私たちは樹海ラインを抜けて田沢湖経由で鳥海ブルーラインを目指します。
その様子は別の記事で。
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