浅草橋はJR総武線・都営浅草線の駅があり、歴史のある街です。
かつては人形問屋が多く存在し栄えていましたが、最近では魅力的な飲食店も多く存在する街です。
歴史を感じさせる文化と新しい文化が混在した魅力的な東京の下町。
それが「浅草橋」です。
この地域が浅草橋と呼ばれている理由
この地域は、かつて浅草寺の参道にあたる場所でした。
そこを流れる江戸川には浅草橋という橋がかけられたことが地名の由来となっています。
浅草橋には、江戸時代頃に浅草見附という門があり、そこから浅草寺まで一直線でつながっていて、参道の両側にお土産屋さんが並んでいました。
それらが発展し、今でも沢山のお節句人形の店、おもちゃ屋が江戸通り沿いにあります。
また、浅草橋地域には、問屋さんが多数ありますが、これは隅田川と神田川にはさまれたこの場所が江戸時代のころから物資輸送の拠点として問屋業が発達したことと関係しています。
ロワードという会社
この地域には多くの問屋がありますが、その中の一つに「ロワード」という老舗のバッグ・服飾雑貨の問屋があります。
1947年、鞄・袋物の製造・販売業として、ロワードは創業しました。
私たちは全国の有名専門店・セレクトショップを中心に、時代のニーズに対応した高品質のバッグを展開し、お客様の手元に届けてきました。
本来はモノを収納し、運ぶための道具として生まれた鞄も、用途や趣向が多様化し、
バッグという呼び方が一般的になるとともに、求められる条件も細分化してきました。ロワードは常に素材の研究や縫製技術の研鑽に努めながら、様々なライフスタイルに対して バッグの在り方を提案し続けています。
また、お客様にバッグを持つ喜び・使う楽しさを感じてもらったり、もっと気軽にバッグを持っ てほしいという想いから、高品質でありながらお手頃な価格帯の商品づくりを行ってきました。
単にモノを運ぶ道具としてだけではなく、持つ人の個性を表現し、ライフスタイルに寄り添うツールであること。
そんなバッグをこれからも皆様にお届けしたいと考えています。
引用元:ロワード公式サイトより
ロワードが扱うバッグは素材にこだわった商品が多く、たくさんの小売店や百貨店などに商品を卸していましたが、百貨店がかつての勢いを失うなかで卸売りの業績は頭打ちになっています。
一方で、インターネットを利用した直販が好調で、オフィシャルオンラインショップのほか、
Yahoo shopping、楽天市場、ZOZOTOWNなどに出品をしています。
ロワード会社概要
会社名 | 株式会社ロワード LOWARD CO.,LTD |
代表取締役 | 代表取締役社長 佐藤 吉博 |
TEL | 03-3861-2051 |
FAX | 03-3866-2195 |
住所 | 〒101-0031 東京都千代田区東神田3-4-5 |
創業 | 1947年 |
ブランド
ロワードで扱う主なブランドは
Pid | MISTO FORZA |
MORGAN | Airfreak |
Columbia | 老舗 ヤマト屋 |
OUTDOOR | Newbarance |
AVIREX | Bianchi |
などです。
このなかで、PidとAirfreakはロワードが独自に展開するブランドになっています。
いずれも良質の皮革を用いたバッグを発信するブランドで、商品の随所にこだわりと使う人のことを考えた「思いやり」が詰まっています。
長く使えば使うほどに持つ人の体に馴染むバッグ。
そればPidとAirfreakの商品ラインナップです。
Pid
こちらはPidのCloshe(クロッシュ)という商品です。
型押しの良質な牛側を使用したブリーフケースで定価29,700円。
ロワードの公式サイトでは、ネットショッピングをご覧になる人が商品について正しく理解できるように製法等について詳しい説明書きがあります。
たとえばこの商品の説明書きは
味のあるコンビネーションクロム鞣し加工の牛革に、水が流れるような模様の水シボ型押しが上品な、P.I.Dの新作シリーズ。
2層式のブリーフケースです。
立体的な水シボはとても雰囲気のある存在感で、持つ人に特別な印象をもたらします。財布・パスケースやスマートフォンなどを余裕をもって収納できる差し込みポケットをハンドル部の下に搭載し、必需品の出し入れが容易。
背面にはファスナーを開けるとキャリーオン機能として使える、マグネット付き差しこみポケット。
ハンドル部はレザーのホックでまとめることができます。
ハンドルは本体からI字の金具で付いており、持ち運ぶときに硬すぎない構造。
底鋲付きで自立するので、バッグ本体が傷つきにくいです。cloche(クロッシュ)シリーズオリジナルのキーリングストラップは
P.i.dロゴを施した平たいタグ、ホック付きのレザーに覆われたリング、これらをレザーの切れ込みに通したデザイン性の高い作り。大きく開く前面層のファスナー引手には切れ込みがあり、その切れ込みを左部のDカンに通してから付属の南京錠を使うことで盗難防止が可能に。
内装には小回りの利くポケットやクッション付きのノートPC用ポケットなどがあり、充実した収納です。
素材について
ゼブー牛の原皮を回転するタイコと呼ばれる容器に
タンニン、油分などを入れ容器を回転させ
なめされたタンニンなめし革を再度同じ工程でクロムでなめす方法をコンビネーション鞣しと呼びます。
一般的にはこの工程が逆の場合が多いですが、
本製品にはタンニン主体のクロムなめしを行っております。この製法で作られた革はタンニンレザーよりも変色・変化が控えめ。
コバ(革の断面)が整うのでコバ磨きの手法ができ、
メンテナンスも比較的手軽といった、両なめしの優れた特徴を併せ持ちます。本体は、表側の革をタタキ縫い内装を中縫い縫製。
表側と内装を別々に縫製、最後に天マチでまとめる仕様で、丹念にミシンを使う手作業。ハンドル付け根部は本体とハンドルを合わせて内側に縫い付ける中縫い仕様です。
縫い代部分が見えなく縫製が難しく時間が掛かりますが、
正面からステッチが見えづらく綺麗な仕上がりとなります。
店舗の店員でもここまでの説明はできないのではないでしょうか?
説明だけではなく、商品の詳細画像が15点も掲載されています。
ここまで書くのは、お客様を大切にし、そして商品に自信を持っているからに他ならないと思います。
なお、Pidのブランドで東急本店や横浜そごうにPop up Storeを出店していますので、お近くの方は足を運んでみてはいかがでしょうか?
Airfreak
一方、Airfreakのコンセプトは、
必要なものだけを持ち、軽やかに移動する。
ビジネスにも、プライベートにも、最適で快適。
私たちは、あなたのスマートなライフスタイルを実現するための"モノづくり"を追求します。
というもの。
画像の商品はNewYorkというバッグです。
価格は57,200円。
少しお高めですが、素材にこだわり、製法に自信があるからこそ付けられる価格。
Airfreakの製品は、すべてMADE IN JAPAN。
老舗バッグメーカーが、徹底した品質管理のもと、裁断・漉き・縫製など、製造のすべてを行っています。
機能的でミニマムなデザイン。
ビジネスシーンからプライベートでも長く愛用できる、ありそうでなかったラインナップを提案します。
外国の製品を輸入したり、国外の工場で製造したものではなく、すべて信頼の国内生産だからこそ、自身をもって提供できるのです。
なお、Airfreakのバッグは東急本店などでも購入することができますので、商品を実際に見たいというかたは、実際に手に取ってご覧ください。
雑誌記事
Pidに商品はMonoMaxという雑誌にも掲載され高い評価を得ています。
こちらの本革製リュックは本革を使っているのにわずか800gという軽量さが特徴の商品です。
本革ですが水濡れに強く、A4サイズの書類やPCが収まる丁度良い大きさとなっています。
価格は2,4200円。
海外のブランドも良いが
海外の高級ブランドを見に付けるのも良いですが、その高級ブランドの商品はどこの国で作られていますか?
中国?マレーシア?スリランカ?
輸入ブランドも良いですが、そろそろ日本の職人が作った信頼できるバッグの良さを感じてみてはいかがでしょうか?
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