東京都内のツーリングスポットとしてまず名前があがるのが「奥多摩湖」
横浜市内の私の家からも遠くないので日帰りで気軽に行けるツーリングスポットです。
関西ではあちこちをバイクでまわったのですが、
関東では、まだあまり行けてないので、とりあえず奥多摩周遊道路とやらを走ってみようと思い出かけました。
すべて一般道の行程
横浜の自宅からすべて一般道で奥多摩湖を目指しました。
最終的には青梅街道から多摩川南岸道路を通り、奥多摩湖の北側を目指しました。
同じ国道411号線なのですが、青梅街道から途中で大菩薩ラインに名前が変わるんですね。
奥多摩湖まで横浜・青葉区の自宅から1時間半弱です。
朝は渋滞もなく順調に奥多摩湖まできました。
バイクでは初めて奥多摩湖にきましたが、結構近いのですね。
これなら頻繁に来ることができそうです。
奥多摩湖を眺めながら、時折トンネルがある大菩薩ラインを気持ちよく走ることができました。
ところが、途中でバイク事故の現場に出くわしました。
自分と同じMT-09が路肩に停まっていて、お一人倒れていました。
近くに2人がいて、一人は電話をしていたので救急車を呼んでいたのでしょう。
一瞬、停まって手伝おうかと思いましたが、駐車できる場所もなく、2人付き添いがいたのでそのまま通り過ぎました。
別にタイトなコーナーでも無かったのですが・・・ご無事を祈ります。
明日は我が身と思って注意しなくてはいけませんね。
その後、途中でバイクが集まってそうなパーキングがあったら休憩しようかと思っていたのですが、一か所あったパーキングを通り過ぎてしまい、まだあるだろうと思いきや・・・ない。
しかたが無いので奥多摩湖をグルっと回って奥多摩周遊道路まで行くことにしました。
奥多摩周遊道路とは
この地図でいうと、自分は奥多摩湖に右上のほうから入って、反時計回りに走ったことになります。
そして左上の川野駐車場があるほうから奥多摩周遊道路に入りました。
奥多摩周遊道路は、奥多摩町と檜原村を結ぶ19.7kmの風光明媚な都道です。昭和48年4月に東京都初の有料道路として開通し、平成2年から無料化されています。
この地域は、秩父多摩甲斐国立公園内の急峻な山々に囲まれており、奥多摩湖が織り成す雄大な自然美、遠く都心の市街地を望める眺望、四季折々の変化に富んだ景観を見ることができます。
また、周遊道路内には自然を体験できる施設があり、ドライブやツーリングのコースとしても人気があります
近年は、東京国体や地元自治体の自転車レースにも使用されたことから、自転車コースとしての人気も高まっています。
行く前にTwitterのフォロワーさんから「警察が取り締まりやってるから気を付けて。」
と言われていたのですが、奥多摩湖側から奥多摩周遊道路に入って気持ちよく走っていました。
奥多摩周遊道路は適度にコーナーがあるのと、路面が整っています。
なおかつ山々の緑がとても綺麗ですごく気持ちが良い道路でした。
ところがしばらく走っていると目の前にいきなり”お巡りさん”が立っていて何かジェスチャーをしています。
「うわっ!やば!」
と思ったのですが、ジェスチャーは止まらず行きなさい的なやつでした。
取り締まっていたのは反対側の車線。
バイクが何台か止められていてキップを切られていました。
周遊道路を反対側から入って、奥多摩湖に向かっていたら自分もキップ切られていたかも知れません。
ただのラッキーでした汗
途中、バイクが数台停まっていたパーキングがあったので休憩をとることに。
都民の森
入ってみるとバイクのほかに車もかなり停まっていました。
調べてみると「奥多摩都民の森」と「檜原都民の森」があって全くの別物。
奥多摩周遊道路のほうにあるのは「檜原都民の森」です。
こちらの駐車場にはトイレと自動販売機ぐらいしかないので、単なる休憩スポットです。
山を登ると何かしらの施設はありそうでしたが、今回はパス。
それでも、続々とバイクが入ってきます。
奥多摩周遊道路でまともな休憩所はここしかないのか?
参考:東京都観光局公式サイト
その後、直線でとばし過ぎないよう注意しながら、コーナーで楽しむというような走り方をしながら奥多摩周遊道路を楽しみました。
周遊道路を出て何となく走っていると・・・ん。
いつの間にか、朝来た道に戻ってしまいました。
どうしようか考えているうちに良さそうなカフェを発見!
きりんかん
何となく目について立ち寄ったのが「きりんかん」さんというカフェ。
ログハウス調の建物とテラス席に惹かれました。
お昼過ぎ位のタイミングでしたが、店内にお客さんの姿は無く、ほぼ同時に入った女性2名はドリンクをテイクアウトしていました。
店内は1階がカウンター席、2階がテーブル席、そしてテラス席。
1階には自家製の木工細工が展示されているショップショップがあって、奥には工房がありました。
メニューを見ると、本格的な食事メニューは無く、紅茶・コーヒーなどのドリンクメニューとデザートメニュー、軽食のトーストが数種類と言った感じでした。
食事は別の所ですることにして、暑かったのでアイスコーヒーとマヨチーズトーストを注文しました。
アイスコーヒーはグラスが大き目、喉が渇いていたので助かりました。
マヨチーズトーストは薄めの食パンだったので、別の所で食事をしようと思っていた自分にとっては丁度良かったです。
マヨチーズトーストの写真をとるのを忘れてしまいました。
このお店のママさんは童顔でとても愛想の良い方でした。
店内は、テラス席も含めて木材の良い香りが漂い、すごく癒される空間で元気をもらいました。
そして、驚いたのは会計の時。
アイスコーヒーとマヨチーズトースト2品で、なんと550円(税込)
料金的にも良心的なお店でした。
ランチをしようかと思っていたお店が15:00にいったん閉店するので「きりんかん」に別れを告げ、先を急ぎました。
この日ランチをしたのは、さきほど一度前を通り過ぎていたお店です。
事前の調査で名前はなんとなく覚えていたのですが、お店の看板が目についたのですが、お店らしきものが無く、交差点だったので通り過ぎてしまったのです。
たちばな家
奥多摩の常連さんならご存じだと思いますが、「橘橋」交差点の近くにある「たちばな家」さんです。
こちらは地元の名店で、この日も14時近かったにもかかわらず、入店待ちのお客さんがいました。
「橘橋」の交差点のところに自動車2台分の屋根付き駐車場があって、先ほどは、そこの看板が目についたのです。
今回は、その駐車場が空いていたので、そちらにバイクを停めました。
店舗の隣に3~4台ほど車が置ける駐車場があるのですが、ピークタームにはすぐに満車になってしまいそうです。
「たちばな家」さんの自慢料理は、自家製手打ち麺のラーメンと川魚料理です。
ラーメンの麺は、実際に打っているのが外から見えます。
少し待って入店し、一応メニューを確認してから、事前の調査で食べようと思っていた「ちゃーしゅーわんたんめん」1,250円(税込)を注文しました。
それがこちら
まず、スープを一口。
醤油ベースの透き通った鶏ガラスープはあっさりとして優しい味。
そしてチャーシュー。
脂身の少ない部位を使っているのですがパサパサした感じはなくしっとりと柔らかいチャーシューです。ヒレ肉っぽいです。
そして自家製手打ち麺。
ツルッとのど越しが良く、次から次へと口に運びたくなるような麺はかん水の匂いも無く美味しい麵でした。
久しぶりにワンタンを食べたのですが、中にそれほど具は入っておらず、しかし、ワンタンメンのワンタンはそれで良いのです。まさにワンタンメンのために生まれてきたようなワンタンでした。
総合的にとても美味しい「ちゃーしゅーわんたんめん」で、人気店なのも頷けました。
今回は、テーブル席だったのですが、奥のカウンター席からは、裏手を流れる秋川の緑を眺めることができて良さそうでした。
お腹も満たされ、渋滞がおこる前に、奥多摩を後にしました。
奥多摩湖周辺は、楽しいスポットや、グルメなども多そうなので、これから何度も来て研究したいと思います。
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