納車したばかりのトライアンフタイガースポーツを駆って東北地方1800kmのツーリングへ。
新たな相棒の実力を存分に試してきたのでレポートします。
慣らし運転もそこそこに・・・
もともと決まっていたGWの東北ツーリング。
納車が4月の下旬だったため1000kmの慣らし運転が終わるはずもなく、300km程度乗ってから念のため自分でオイル交換だけして臨みました。
新たな相棒であるタイガースポーツ660のお手並み拝見といったところです。
慣らし運転ではエンジンの回転数を5000回転程度に抑えていたのですが、このバイクだと6速5000回転でのスピードはメーター読みで時速100キロちょっと。
待ち合わせ場所の蓮田SAまでは大人しく走らせました。
今回は注文したSRCのリアキャリアが間に合わなかったため、純正のサイドパニアにシートバックという積載編成。
3泊のツーリングには十分な積載量です。
左右併せて57リットルのサイドパニアは左右の出っ張りはそれほどでもなく、純正のステーはパニアを外すと目立たないのでかなり優れものです。
バイクのメインキーでロックできるのは便利です。
慣らし運転強制終了
蓮田SAを出て岩手までは高速道路での道のり。
始めは大人しく走っていた同行者も途中からかなり飛ばし始めました。
タイガースポーツの3気筒エンジンはかなりよく回るエンジンでレッドゾーンは12500回転。
ストレスなく時速150キロ程度まで加速します。
なので、慣らし運転は強制終了となりました。。。
高速走行で感じたのは直進安定性の良さ。
前車のヤマハMT-09SPと比べても、タイガースポーツ660のほうが安心感がありました。
高速走行では可動式のウインドスクリーンが大活躍。
一番上の位置にあげておけば体にあたる風は最小限で疲労軽減に役立ちます。
また、オートクルーズ機能も試してみました。
追尾型ではありませんが、ロングツーリングではとっても使える機能。
ボタン操作のみで、右手の疲労が軽減されるので、今回のような長距離遠征ではまさに「神機能」でした。
車重も重からず軽すぎずの210kgなので、横風が怖いということもなく快適に高速走行をこなしてくれました。
ワインディングマシーンなのか
今回の東北遠征では、八幡平や蔵王などのワインディングロードを走りました。
タイガースポーツの純正タイヤはミシュラン ロード5。
このバイクはメーカーのカテゴリーではアドベンチャーカテゴリーに入るのですが、タイヤの選択からもわかるように実際はロードツアラーです。
そして、ワインディングでは気持ちよくクルクルの旋回してくれます。
MT-09も旋回性が良いバイクでしたが、私にとっては660ccのタイガースポーツのほうが唐突な加速が無い分御しやすく安心して倒し込める感覚がありました。
タイヤがスポーツタイヤではないので、それほど倒してはいないのですけどね。
雨に降られた日もありましたが、ウェット性能もまずますだと思います。
航続距離は驚きの400km越え
今回のツーリングで一番驚いたのがタイガースポーツ660の航続距離の長さ。
割と大人しく運転したのと、信号が少ない行程が多かったのもありますが、燃費はリッター25キロ程度いったと思います。
2026年モデルはタンク容量が18.5リットルに増えているので単純計算で462キロ航続できることになります。
実際、最終日に蔵王から横浜まで無給油で、しかも余力を残して走り切ったのには驚きました。
不安だった足付き
今回一番不安だったのは足付き。
タイガースパーツ660のシート高は835cm。
身長160cm短足日本人体形の私には少し高すぎます。
オプションのデュアルローシートで約2cm下がっているとは言えやはり不安。
車重は210kgですが、18.5リットルのタンクにガソリンを満タンにして荷物を積載したらそれなりの重さになります。
ソールが厚めのブーツを履いての足付きは片足でなんとか全部着くかどうか、両足だとツンツンです。
それでも硬かった足回りも次第に柔らかくなり立ちごけすることもなく遠征を終えることができました。
唯一?の欠点はココ!
ということで私のニーズにピッタリのタイガースポーツ660。
ここまで良いことづくめなのですが。。。
唯一の欠点がありました。
それはフェンダー後部がとても短いこと。
天気が良かったら気づかなかったかもしれませんが、八幡平で雨に降られたため気づいてしまったのです。
この日は雨だけでなく、風が強かったため、山の中の道路は木の葉や折れた木の枝が散乱しているような状態。
そこを走った後のタイガースポーツがこちら。
リアは仕方が無いと思いますが、ラジエータにこれだけゴミがつくのは問題です。
ラジエーターガードに加えて、プーチから発売されているフェンダー延長キットを前後とも注文しました。
社外で対策品が出ているくらいなので、この問題は以前からあると思うのですが今のところ改善されていません。
とはいえ、それ以外は私が求めていたものをほぼすべて満たしているトライアンフタイガースポーツ。
個人的には大満足です。
重すぎない快適な旅バイクをお探しの方には間違いなく有力な選択肢になると思います。
2026 トライアンフタイガースポーツ660 諸元
| タイプグレード名 | Tiger Sport 660 |
|---|---|
| モデルチェンジ区分 | マイナーチェンジ |
| 発売年 | 2026 |
| 発売月 | 1 |
| 仕向け・仕様 | 海外メーカーモデル |
| 全長 (mm) | 2069 |
| 全幅 (mm) | 828 |
| 全高 (mm) | 1395 |
| ホイールベース (mm) | 1418 |
| シート高 (mm) | 835 |
| 車両重量 (kg) | 211 |
| 乗車定員(名) | 2 |
| 原動機種類 | 4ストローク |
| 気筒数 | 3 |
| シリンダ配列 | 並列(直列) |
| 冷却方式 | 水冷 |
| 排気量 (cc) | 659.3 |
| カム・バルブ駆動方式 | DOHC |
| 気筒あたりバルブ数 | 4 |
| 内径(シリンダーボア)(mm) | 74 |
| 行程(ピストンストローク)(mm) | 51.1 |
| 圧縮比(:1) | 12 |
| 最高出力(kW) | 70 |
| 最高出力(PS) | 95 |
| 最高出力回転数(rpm) | 11250 |
| 最大トルク(N・m) | 68 |
| 最大トルク回転数(rpm) | 8250 |
| 燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
| 燃料タンク容量 (L) | 18.6 |
| 燃料(種類) | ハイオクガソリン |
| エンジン始動方式 | セルフスターター式 |
| 点火装置 | フルトランジスタ式 |
| エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 |
| クラッチ形式 | 湿式・多板 |
| 変速機形式 | リターン式・6段変速 |
| 変速機・操作方式 | フットシフト |
| 動力伝達方式 | チェーン |
| フレーム型式 | チューブラースチール ペリメーターフレーム |
| キャスター角 | 23.1° |
| トレール量 (mm) | 97 |
| ブレーキ形式(前) | 油圧式ダブルディスク |
| ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク |
| ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 |
| 懸架方式(前) | テレスコピックフォーク |
| フロントフォークタイプ | 倒立フォーク |
| フロントフォーク径(φ) | 41 |
| フロントホイールトラベル(mm) | 150 |
| 懸架方式(後) | スイングアーム式 |
| ショックアブソーバ本数(後) | 1 |
| リアホイールトラベル(mm) | 150 |
| タイヤ(前) | 120/70ZR17 |
| タイヤ(前)構造名 | ラジアル |
| タイヤ(前)タイプ | チューブレス |
| タイヤ(後) | 180/55ZR17 |
| タイヤ(後)構造名 | ラジアル |
| タイヤ(後)荷重指数 | 73 |
| タイヤ(後)速度記号 | (W) |
| タイヤ(後)タイプ | チューブレス |
| ホイールリム幅(前) | 3.5 |
| ホイールリム幅(後) | 5.5 |
| ヘッドライトタイプ(Hi) | LED |
| テールライトタイプ | LED |
| スピードメーター表示形式 | デジタル |
| メーター表示:ギアポジション | 有 |
| メーター表示:燃料計 | 有 |
| メーター表示:エンジン回転計 | 有 |
| メーター表示:時計 | 有 |
| メーター表示:ツイントリップ | 有 |
| 車両装備:ハザードランプ | 有 |
| 車両装備:アンチロックブレーキ(ABS) | 有 |
| 車両装備:走行モード切り替え | 有 |
| 車両装備:トラクションコントロール | 有 |
| 車両装備:スリッパークラッチ | 有 |
| 車両装備:シフトアシスト機構(クイックシフター) | 有 |
| 車両装備:可変スクリーン | 有 |
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