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千葉県で震度5弱を観測!「相模トラフ」「南海トラフ」大地震との関連性は?

2020年6月に千葉県で震度5の地震がありました。

気象庁は東日本大震災の余震との見解を示していますが「最近地震が多いような気がする。」という声も聞こえてきます。

大きな地震の予兆でなければ良いのですが・・・。

 



 

気象庁の発表によれば、

6月25日 午前4時47分頃に発生した地震に関する発表は以下の通りでした。

 25日午前4時47分ごろ、千葉県東方沖を震源とする地震があり、同県旭市で最大震度5弱を観測したほか、東北から東海にかけて震度1~4の揺れがあった。
気象庁によると、東日本大震災の余震と考えられる。震源は海側と陸側のプレート境界付近で深さは36キロ、地震の規模(マグニチュード)は6.1と推定される。津波はなかった。
同県市原市消防局によると、市内に住む81歳の女性が自宅で転倒し、病院に運ばれた。女性は左脚を骨折する重傷を負った。
気象庁の加藤孝志地震津波監視課長は記者会見で「揺れの強かった地域では1週間、最大震度5弱程度の地震に注意してほしい」と呼び掛けた。
4月以降、関東で最大震度4の地震が相次いだこととの関係については、「それぞれの地震が与える影響がほとんど見られない。関連性を示すデータは特段ない」と説明した。
主な各地の震度は次の通り。
震度5弱=旭市
震度4=千葉県成田市、茨城県取手市
震度3=千葉市、水戸市、栃木県小山市、さいたま市、東京都大田区、横浜市、山梨県忍野村。

引用元:時事通信社 気象庁発表

 

今年は地震が多いのか?

冒頭でも書きましたが「最近地震が多い」という声があちこちで聞かれています。

実際どうなのでしょうか?

地震の発生については「日本気象協会」が発生ごとの地震のデータを発表しています。

そのデータから最近5年間の「震度4以上」の地震回数を数えてみました。

2016年 160回

2017年  40回

2018年  70回

2019年  40回

2020年  31回(1月1日~6月25日)

日本気象協会 TENKI.JP より

2016年が飛びぬけて多くなっていますが、この年4月14日に「熊本地震」(震度7)が起こり、あの「熊本城」の石垣が倒壊しました。
この数字のほとんどが九州で群発した地震です。

2018年は、6月18日に「大阪北部地震」(震度6弱)が発生した年でした。

5年間の数字を見てみると2020年は31回、ちょうど半年が経過したタイミングなので倍にしてみても62回になります。

2017年、2019年と比較すれば少し多いですが、2016年、2018年よりも少ないことになります。

このデータを見る限りでは「今年は地震が多い」というのは当てはまらない感じがします。

 

 

地震はどこで発生している?

日本全体でみると「今年は地震が多い」というデータにはなっていないような気がしますが、局地的に多いということも考えられます。

やはり、「日本気象協会」が「震源地ごとの地震回数」を発表していますので。そちらをみてみましょう。(※こちらは観測されたすべての地震発生回数です)

97回  長野県中部 最大震度4

78回  岐阜県飛騨地方 最大震度4

21回  岩手県沖 最大震度3

16回  宮城県沖 最大震度4

15回  千葉県東方沖 最大震度5弱

14回  茨城県北部 最大震度4

14回  福島県沖 最大震度4

12回  薩摩半島西方沖 最大震度4

11回  茨城県沖 最大震度4

11回  和歌山県北部 最大震度2

日本気象協会発表 「震源地ごとの地震発生回数」
(2020年3月17日~2020年6月25日)

多い順に上位10件のデータを抜き出してみました。

長野県と岐阜県で地震発生件数が多くなっているのが目につきます。

それと、10件中7件が東日本となっていて、なかでも太平洋側で発生している地震が目立つようです。

今回「千葉県東方沖」で起きた地震もそうですが、発生源が「東日本大震災」に類似していることから「東日本大震災の余震」との見解を示しているのでしょう。

「長野県」や「岐阜県」、それと「茨城県」「千葉県」の人にとっては「今年は地震が多いな。」という感覚になるのかもしれませんね。



 

相模トラフとの関係は?

相模トラフとは関東地方南東沖を走る「北アメリカプレート」「フィリピン海プレート」との境目になります。

※海上保安庁データより

このプレートが原因となって起こった大地震は

1703年12月31日発生 元禄関東地震 マグニチュード7.9~8.2

1923年9月1日発生 大正関東地震 マグニチュード7.9

 

 

将来の地震発生の可能性(相模トラフ)

政府地震調査研究推進本部の発表によれば、30年以内に相模トラフ地震が発生する可能性は70%にも上るとのことです。

【相模トラフ沿いのM8クラスの地震】
地震の規模  : M8クラス(M7.9~M8.6)
地震発生確率: 30年以内に、ほぼ0%~6%
地震後経過率: 0.16~0.54
平均発生間隔: 180年~590年
最新発生時期: 1923年大正関東地震

【プレートの沈み込みに伴うM7程度の地震】
地震の規模  : M7程度(M6.7~M7.3)
地震発生確率: 30年以内に、70%程度

出展:政府地震調査研究推進本部 資料

今回の千葉東方沖の地震が、すぐに「大地震」につながるわけでは無いと思いますが、過去を遡るとプレート地震は、一定周期ごとに必ず起こっています。
30年以内ということは2050年までにということですので、今生きている人の多くは相模プレート大地震を体験するか、テレビ中継等でその被害を目の当たりにするということです。

 

 

南海トラフ地震

関東や東北で頻発している地震の他に、気になるのは岐阜県で頻発している地震です。

岐阜県飛騨地方では、今年の3月から本日までの約3ヵ月で78回もの地震が観測されています。

岐阜県飛騨地方で頻発している地震は、プレート地震とは直接の相関性は無いのかもしれませんが、やはり気になるのは「南海トラフ」巨大地震です。

※海上保安庁データより

阪神・淡路大震災からちょうど25年。
そんななか、「南海トラフ」でプレートの境目がゆっくりと動く「スロースリップ」を東京大学と海上保安庁が初めて捉えたと報じられました。

出展:NHKニュース他

この「スロースリップ」は南海トラフだけではなく、千葉県東方沖の日本海溝近くでも観測されているそうです。

「スロースリップ」とは、プレートがゆっくりと潜り込んでいる状態で、身体に感じるような揺れを感じないそうですが、ある意味プレートがズレによるエネルギーをため込んでいる状況であるとも考えられるのではないでしょうか?
2011年に発生した「東日本大震災」の2カ月ほど前にも震源の近くでこの「スロースリップスロースリップ」が観測されたとのこと。
また、これらのスロースリップ多発地域で断層破壊の拡大が止まっていたことが、京都大学防災研究所の研究チームの研究で判明しています。




 

将来の地震発生の可能性(南海トラフ)

やはり、政府地震調査研究推進本部の発表によれば、「南海トラフ」巨大地震が起こる可能性として、以下のように報告されています。

○将来の地震発生の可能性  [上に戻る]
地震の規模  : M8~M9クラス
地震発生確率: 30年以内に、70%~80%
地震後経過率: 0.84
平均発生間隔: 88.2年

南海トラフ全体を1つの領域として考え、この領域では大局的に100~200年で繰り返し地震が起きていると仮定して、地震発生の可能性を評価しました。

出展:政府地震調査研究推進本部 資料

南海トラフが原因と考えられている過去の地震では

1944年  昭和東南海地震

1946年  昭和南海地震

があったとされ、概ね100年~200年おきに発生しているとされています。

1946年から100年ということは2046年、早ければ26年後には「南海トラフ」地震が起こる可能性があることを示唆しています。




まとめ

今回の「千葉東方沖」地震が直接的に「大地震」につながるという可能性は低そうです。

しかしながら「相模トラフ地震」や「南海トラフ地震」は必ず起こると考えられ、しかも、そのタイミングは年々近づいているということが言えます。

地震などの自然災害は「食い止める」ということが難しい災害です。

今できることは、建物被害にあっても困らないように「地震保険」に加入することや、災害や避難に備えて、

家具の転倒防止非常持出し袋の準備など、可能な準備をしておくべきだと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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