今年も桜の季節が近づいてきました。
車や電車を使って花見にいくのももちろん良いですが、「バイクでお花見ツーリング」は車と違って駐車スペースも最低限で済み混雑にも巻き込まれにくいのでおすすめです。
さて、今回はバイクや車で行きやすそうな「お花見スポット」をご紹介します。
参考にしていただき「桜ツーリング」「桜ドライブ」に出かけてみてはいかがでしょうか?
日中線しだれ桜並木
昭和59年に廃線となった旧国鉄日中線跡地の一部を遊歩道として整備したもので、喜多方駅の西徒歩5分にある遊歩道入口から全長約3kmにわたって約1000本のしだれ桜が植栽されており、日本最大級のしだれ桜並木が楽しめます。
また、道の中間地点には当時走っていたSLが展示されており、しだれ桜とのコラボレーションが楽しめます。
桜のトンネルは絶好の撮影スポットです。
例年の見頃: 4月中旬~4月下旬
桜の内容: しだれ桜約1000本
住所: 福島県喜多方市字押切東二丁目他【地図】
参考:公式サイト等
三春滝桜
三春滝ザクラは、大正11年(1922年)に桜の木として初めて国の天然記念物に指定され、令和4年(2022年)をもって100周年を迎えます。
樹齢1,000年を超えると言われ、日本三大桜のひとつに数えられるその姿の迫力は、見る人の心に大きな感動を覚えさせます。
樹高は13.5m、枝張りは東西に25m南北に20mに達します。
例年の見頃: 4月上旬~中旬
桜の内容: 紅枝垂
住所: 福島県田村郡三春町大字滝字桜久保地内【地図】
参考:公式サイト等
鶴ヶ城公園
鶴ヶ城は日本で唯一の赤瓦の天守閣。春には約1000本のソメイヨシノが開花し「桜の名所100選」にも選ばれているます。
桜の開花から6月末までの間には夜間ライトアップを行い、夜桜も楽しめます。
また、堀や土塁は約400年以上前から残り、城郭全体が国の史跡に指定されています。
例年の見頃: 4月中旬~4月下旬
桜の内容: 八重桜、ソメイヨシノ、高遠小彼岸約1000本
住所: 福島県会津若松市追手町1-1【地図】
参考:公式サイト等
花見山
花見山は花木生産農家の集まる地区で、中でも花見山公園は日本を代表する写真家の故・秋山庄太郎氏が「福島に桃源郷あり」と絶賛し、毎年訪れていた花の名所です。
ロウバイ、ウメ、レンギョウ、モクレン、数種類のサクラ、ハナモモなど、美しい花が咲き誇ります。
中でも4月上旬に満開を迎えるヒガンザクラやトウカイザクラは特にすばらしい眺めです。
例年の見頃: 3月下旬~4月中旬
桜の内容: ソメイヨシノ、彼岸桜、寒緋桜、東海桜、オカメザクラ、など
住所: 福島県福島市渡利【地図】
参考:公式サイト等
藤田川ふれあい桜
JR喜久田駅のそばにある藤田川堀之内橋を中心に、川の両岸3㎞にわたってソメイヨシノが咲き誇ります。
桜の開花期間中は、ライトアップされ、水面に映る桜も美しいと評判です。
例年の見頃: 4月上旬~4月下旬
桜の内容: ソメイヨシノ約500本
住所: 福島県郡山市喜久田町堀之内字下河原 ほか【地図】
参考:公式サイト等
紅枝垂地蔵ザクラ
三春滝桜の娘といわれるしだれ桜で、樹齢は約400年。
妖艶なピンクの花が特徴です。
この桜の下には、地蔵堂があり、昔から赤ん坊の短命、夭折(ようせつ)の難を逃れるため、この地蔵に願をかけていたといわれています。
例年の見頃: 4月上旬~4月下旬
桜の内容: エドヒガンザクラ
住所: 福島県郡山市中田町木目沢字岡ノ内【地図】
参考:公式サイト等
観音寺川の桜並木
猪苗代町内「川桁地区」にある「観音寺川」。
上流の観音寺から流れる川沿いには、ソメイヨシノを中心とした桜並木が約1km続き、満開時には桜のトンネルが広がります。
川の中流にある大山祗神社では、桜の期間中「桜まつり」が開催され、イベントや屋台の出店もあります。
夜間は桜のライトアップもあり、夜桜を楽しめます。
また、東北夢の桜街道「第11番札所」にも選定されています。
例年の見頃: 4月下旬~5月上旬
桜の内容: ソメイヨシノ、山桜、しだれ桜、エドヒガンザクラ約200本
住所: 福島県耶麻郡猪苗代町川桁(観音寺川畔)【地図】
参考:公式サイト等
夏井千本桜
「わたしたちの郷土を美しい桜の里に、そしてこの桜のもとに郷土の和合を」との願いを込め、夏井地区、南田原井地区の方々が夏井川の両岸5キロメートルにわたり、ソメイヨシノの苗木1,000本を植樹したのが、今日の夏井千本桜です。
夏井千本桜は、例年4月中旬から下旬に見頃を迎えます。
磐越自動車道の下り線からは、一瞬ですが千本桜を一望できます。
遊歩道をのんびりと歩きながら、春を満喫できるスポットとして県内外から多くの人が訪れています。
例年の見頃: 4月中旬~4月下旬
桜の内容: ソメイヨシノ約1000本
住所: 福島県田村郡小野町大字夏井地区【地図】
参考:公式サイト等
合戦場のしだれ桜
合戦場(かっせんば)の地名は通称で、国道459号の左右のこの辺一帯の高台をいつごろからかそう呼んでいます。
平安中期の武将源義家(八幡太郎)と安倍貞任・宗任兄弟が戦った所と言い伝えられています。
昭和62年5月1日旧岩代町教育委員会より天然記念物の指定を受けた折りに「合戦場のしだれ桜」と命名されました。
しだれ桜2本がバックの杉林の緑に花を色鮮やかに浮き立たせ、樹勢が良いため花の量も多く1本の木のように見えます。
例年の見頃: 4月上旬~4月中旬
桜の内容: 紅枝垂
住所: 福島県二本松市東新殿字大林142【地図】
参考:公式サイト等
霞ヶ城公園
日本百名城のひとつに数えられる霞ヶ城の別名を持つ二本松城跡は桜の名所でもあります。
一説には城跡を桜が覆うように見えることから、「霞ヶ城」の名がついたのだと言われています。
満開の時期には、ソメイヨシノを中心に沢山の桜で霞ヶ城全体が彩られます。
例年の見頃: 4月上旬
桜の内容: ソメイヨシノ約2500本
住所: 福島県二本松市郭内3丁目【地図】
参考:公式サイト等
北須川・今出川の桜並木
福島県石川町には、県指定天然記念物の「高田桜(樹齢500年)」をはじめ、6km以上も続く「北須川・今出川の桜並木」など人気の観桜スポットが数多くあります。
川が街並みに沿って流れる地形が特徴的で、江戸時代には「桜谷」と詠まれた隠れた桜の名所。
現在は「いしかわ桜谷」と称され2000本を超える桜が桜守によって育まれています。
例年の見頃: 4月上旬~4月中旬
桜の内容: ソメイヨシノ約2000本
住所: 福島県石川郡石川町字関根165【地図】
参考:公式サイト等
戸津辺の桜
樹齢600年を超える県指定天然記念物のエドヒガンザクラで、福島県では一番に花をつける早咲きの一本桜。
遠く久慈川からも望める老木であり、樹高18m、幹囲6.5mと、太い幹からは力強い枝ぶりが張り出しています。
昔から道を行く人々に安らぎを与え、農家ではつぼみの膨らみ具合を見て農作業の準備を行なうなど、農家暦としての役割も果たし愛されてきました。
桜のすぐ近くを通る水郡線とのフォトジェニックな景観が密かに注目を集めています。
例年の見頃: 3月下旬~4月上旬
桜の内容: エドヒガンザクラ
住所: 福島県東白川郡矢祭町大字中石井字戸津辺88【地図】
参考:公式サイト等
開成山公園・開成山大神宮
明治のはじめに行われた郡山発展の礎、安積開拓時に植樹した日本最古の染井吉野をはじめ、山桜や関山など公園内に約1300本、開成山大神宮に約200本の桜が咲き誇る県内でも有数の桜の名所になっています。
例年の見頃: 3月下旬~4月中旬
桜の内容:ソメイヨシノ、山桜、関山約200本
住所: 福島県郡山市開成1-5【地図】
参考:公式サイト等
宮川千本桜
宮川の宮瀬橋から中川橋の下流まで、両岸に約500本のソメイヨシノが植栽されています。
春に桜が一斉に咲き誇る様は、桜のアーケードのような美しさです。
河川敷は公園になっており、人々の憩いの場となっています。
背景に残雪の磐梯山を望む、会津有数の桜の名所です。
例年の見頃: 4月中旬
桜の内容: ソメイヨシノ約500本
住所: 福島県大沼郡会津美里町宮林【地図】
参考:公式サイト等
笹原川千本桜
郡山市と須賀川市の境を流れる笹原川にかかる明神橋付近の上下約2kmにわたって約1000本の桜並木が続きます。
洪水の被害を防ごうと昭和30年代に河川改修に着手し、その後、地元住民が整備された堤に桜を植樹したのが始まりです。
平成8年桜功労賞(公益財団法人日本さくらの会)受賞。
夜は、水車小屋周辺を中心に、川沿いを彩るソメイヨシノをボンボリなどでほのかに照らします。
例年の見頃: 3月下旬~4月中旬
桜の内容: ソメイヨシノ約1000本
住所: 福島県郡山市三穂田町下守屋地区笹原川【地図】
参考:公式サイト等
猪苗代町営磐梯山牧場
猪苗代湖を望む絶景が楽しめる牧場で、牧場の道路沿いや牧場内に約200本ものソメイヨシノが花開き、桜の並木道をつくりあげます。
NHK大河ドラマ「八重の桜」の撮影場所として有名です。
例年の見頃: 4月下旬~5月上旬
桜の内容: ソメイヨシノ、高遠小彼岸約200本
住所: 福島県耶麻郡猪苗代町大字長田字綿場【地図】
参考:公式サイト等
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