今回は山梨県にある「西の海オートキャンプ場」について体験レポートを書きます。
西の海と聞いてピンとくる方はかなりの山梨通。
そうなんです。
「西の海オートキャンプ場」は富士五湖のなかの西湖湖岸にあるオートキャンプ場なのです。
西湖の湖面を眺めながらのキャンプは最高。
それでは早速レポートしてみます。
西湖とは
西湖は富士五湖のひとつで富士山世界文化遺産構成資産に指定されている湖です。
湖水は淡い藍色で山々と青木ヶ原樹海に囲まれた神秘的な魅力があります。
70年前に田沢湖において絶滅したクニマスが発見された湖でもあります。
富士山の火山活動によって形成された堰止湖である本栖湖及びせの海に、9世紀の噴火によってさらに溶岩が流れ込み、現在の西湖が形成されました。
面積は富士五湖では4番目の大きさですが、最大水深は2番目の深さで 71.7mもあります。
ホンダADV160での初キャンツー
今回は入手したばかりのホンダADV160での初のキャンプツーリング。
今後のキャンツーはヤマハMT-09ではなく、ホンダADV160がメインになるでしょう。
積載もシート下とトップケースを利用すれば、ツアーバッグ1つでスッキリ収まります。
バッグが大き目なので多少お尻が前にきますが、多少の違和感なので問題ありません。
ADV160は、高速道路を走行することができますが、急ぐ旅でもないので多少早めに家を出て一般道で向かいました。
横浜の自宅から西湖までは一般道で3時間弱の道のりで、道志から山中湖を抜けるルート。
走り慣れた工程です。
西湖到着
西湖に到着したのは11:30頃。
そしてこちらが管理室。
個人経営のキャンプ場なので、管理室はご自宅を兼ねています。
西の海キャンプ場のチェックイン時間は13:00です。
早めにつきましたが、そこは事前調査済み。
平日は空いているのでサイトが空いていれば早めの時間でもチェックインさせてくれるのです。
宿泊台帳に名前を書いて、1人分1泊の料金1,000円(ゴミ袋代込み)。
安くて、しかもゴミを捨てて行けるのはバイクのソロキャンパーにとってはとても助かります。
管理室から道路を隔てた湖岸がキャンプサイト。
オートフリーサイトなので、空いている好きな場所に設営することができます。
こんな感じで西湖かぶりつきです。
地面は砂利ですが、サイドスタンドを立ててもほとんど沈まないのも助かります。
この日は先客が4組ほど、湖岸から少し離れた平らな所に設営することにしました。
設営の前にコンビニで仕入れたカップラーメンでランチタイム。
湖からの風があるので風防はあったほうが良いでしょう。
ちなみに、トイレや炊事場、シャワー(有料1回300円)は、管理室のほうになります。
サイト内に唯一ある設備は、道路際に水道が1つ。
低料金なので仕方ないですが、私には十分です。
なお、薪はプラスチックのザルに入れてくれて、1つ500円です。
昼食を済ませ、一息ついてから設営。
平らなところに設営したかったので湖に対して横向きにしました。
そして食材の買い出しへ。
キャンプ場から7km弱のところに「マックスバリュ富士河口湖店」があるので買い物もとても便利です。
買い物を終えて戻ってからは西湖を見ながらしばしノンビリタイム。
私は小型ラジオを携帯しているので、ラジオを聴きながらゆっくりとコーヒーを頂いてくつろぎました。
少し風があったので、小さな波が打ち寄せる音はなんとも癒されます。
薄暗くなってきたので火を起こして夕食の支度にとりかかります。
そこでこのキャンプ場の良いところに気づきました。
西の海キャンプ場は「サンセットビュー」なのです。
晴れていれば山々の中に沈む綺麗な夕日を拝むことができます。
とても素晴らしい景色です。
お酒を飲みながら夕食の準備。
この日の夕食は鶏肉のトマト煮込み。
ソーセージを焼いて酒のツマミにしながらショートパスタを入れて仕上げます。
マックスバリューでバラ売りをしている野菜があったので助かりました。
食事をして、焚火の炎をみながらマッタリと一人宴会。
お供はさざ波の音とFM富士。
10時くらいまで飲んでから就寝しました。
翌朝
翌朝は6:30起床。
前日の残り物と、買ってきたベーグルにとろけるチーズを振りかけて焼いたもの、そしてコーヒーとやはりバラ売りしていたリンゴの朝食。
パンは少し焦がしてしまいましたw
その後、しばらく西湖を見ながら寛ぎ、のんびりと撤収。
チェックアウトは11:00なのですが、そこはやはりうるさく言われません。
ただ次のキャンパーがボチボチ入りだす12時前には撤収を終えて「西の海キャンプ場」を後にしました。
西の海オートキャンプ場のまとめ
最期に「西の海オートキャンプ場」についてまとめておきます。
【西の海オートキャンプ場 概要】
住所: 山梨県南都留郡富士河口湖町西湖2403【地図】
電話:0555-82-2547(予約不要)
営業期間:通年営業
定休日:定休日なし
チェックイン: 13:00
チェックアウト :11:00
支払い:現金のみ
設備: フリーサイト(約20張)、管理棟、自動販売機、炊事場、食堂(蕎麦屋)、トイレ(水洗)、温水シャワー(有料300円)
詳細情報
サイト状況
オートフリー約20張り収容(AC電源付き5張り分対応)、サイトは砂利
販売:ジュース、酒類、氷、薪など
レンタル:毛布、鍋、鉄板、網、調理用具、イス、テーブル、BBQセットほか
良いところ
①安い。1人1泊1,000円。薪は500円。
②予約しなくても利用できる(週末は満員になる可能性あり)。
③平日は、チェックイン、チェックアウトの時間に寛容。
④オートフリーサイトなので空いていれば好きな場所でゆったりと設営できる。
⑤湖畔の眺めが素晴らしく、夕日を眺めることができる。
不便なところ
①トイレ、炊事場、シャワーがサイトから離れている。
②サイトが湖に向かって傾斜している。
私の使い方からすると、悪いところは他に見当たりません。
愛想の良い老夫婦が営む個人経営の「西の海オートキャンプ場」は、ソロキャンパーにピッタリのキャンプ場。
もちろんファミリーやカップルでも楽しむことができます。
富士五湖の1つ西湖の湖畔で癒されること請け合いです。
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