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富士五湖巡りツーリング&ドライブ ~ 日帰りで富士山の絶景を満喫できるツーリングコース

富士五湖の5つの湖の名前を全部言えますか?

山中湖、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖の5つです。

精進湖は今までに行ったことがなく、一度に富士五湖全部を巡るということもしたことがありませんでした。

でも、実際に回ってみると日帰りでのツーリングやドライブにもってこいのコースなんです。

実際に行ってきたので回る順番など参考にしてみて下さい。

富士五湖とは

富士五湖(ふじごこ)は、山梨県側の富士山麓に位置する5つの湖の総称で、。5つの湖を指します。

富士急行の創設者である堀内良平によって命名されたようです。

本栖湖 〈もとすこ〉(富士河口湖町、身延町)

精進湖 〈しょうじこ〉(富士河口湖町)

西湖 〈さいこ〉(富士河口湖町)

河口湖 〈かわぐちこ〉(富士河口湖町)

山中湖 〈やまなかこ〉(山中湖村)

いずれも富士山の噴火による堰止湖で、富士箱根伊豆国立公園に指定されています。

2011年(平成23年)9月21日に富士五湖の名称で5湖とも国の名勝に指定され、2013年6月22日には「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の一部として五湖すべてが世界文化遺産(日本の文化遺産としては13箇所目)に登録されました。

富士五湖は、それぞれ特色があって、晴れていれば湖からそれぞれ違った富士山の姿を望むことができます。

5つの湖の中で、河口湖と山中湖は観光地化が進んでいて、様々な施設があり、食事をするに苦労しません。

それとは逆に西湖、精進湖、本栖湖には休憩所やキャンプ場などはありますが、これといった観光スポットはないので、ツーリングやドライブの際には、気に入ったスポットで記念撮影をする程度で良いかも知れません。

おすすめコースは?

富士五湖のうち、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖は、東西に連なるように位置していて、山中湖だけが少し離れた位置にあります。

なので河口湖、西湖、精進湖、本栖湖は西、あるいは東から順番に回るとそれほど時間をかけずに回ることができます。

私も試したコースですが、河口湖をスタートに、西湖⇒精進湖⇒本栖湖と回り、最後に山中湖に行くというコースだと効率的に時間をかけず富士五湖巡りをすることができます。

ちなみに、私が行った時には、河口湖に10時頃到着。

河口湖音楽と森の美術館(旧:河口湖オルゴールの森美術館)にたちよって小一時間滞在しました。

その後、西湖を1周、精進湖は撮影のみ、本栖湖を1周してから、山中湖へ向かい

途中「道の駅なるさわ」で休憩。

山中湖に到着したのが13:00頃。

甲州ほうとうの名店「小作」で昼食をとったあと、山中湖を一周。

14:30には山中湖を後にしました。

という感じで5つの湖を回ってもそれほど時間がかからないので、日帰りのツーリングやドライブにもってこいなのです。

それでは、それぞれの湖を順に紹介しましょう。

河口湖

富士五湖の中で最も長い湖岸線を持ち、最も低い標高地点にあるのが河口湖です。

面積は富士五湖では2番目の大きさで、最大水深は精進湖とほぼ同じで14.6メートルです。

湖上祭や冬花火の会場となる大池公園や、湖畔添いに旅館・ホテルやショップなどが立ち並ぶ河口湖は観光拠点として最適のメインエリアです。

私はこの日「河口湖音楽と森の美術館」に立ち寄りました。

入館料は1,800円と少し高めですが、それなりに楽しめるスポットです。

参考:富士の国やまなし「河口湖音楽と森の美術館」

なお、河口湖音楽と森の美術館の湖側の出口を出ると、富士山の絶景スポットになっています。

この日は少し雲が多かったのですが、晴れていれば河口湖越しに素敵な富士山を拝むことができます。

参考:河口湖観光公式サイト

西湖

山梨県南部、富士河口湖町の中央付近に位置する富士山の火山活動によって生じた堰止湖。

面積は富士五湖では4番目の大きさで、最大水深は2番目の深さで 71.7m。

山梨県指定天然記念物フジマリモの群落地です。

湖水は淡い藍色で山々と青木ヶ原樹海に囲まれた神秘的な魅力があります。

また、70年前に田沢湖において絶滅したクニマスが発見された湖です。

西湖にはキャンプ場などがありますが、取り立てた施設はないので、湖の周りをグルっと回って気に入ったスポットで記念撮影をしてください。

参考:富士の国やまなし「西湖」

精進湖

同じ富士五湖の西湖、本栖湖と同一の水脈を有しているので水面標高も同じく約900メートルで、湖水の水位が連動する傾向があります。

最大水深は15.2メートルで河口湖と並び3番目の深さ。

0.5平方キロメートルと五湖中でもっとも湖水面積が狭く、流入河川および流出河川はありません。

私も精進湖には初めて行ったのですが、思っていたよりもかなり小さな湖です。

簡単に湖のほとりまで降りてゆくことができるので、ほとりで一休みしながら写真を撮っておいてください。

参考:精進湖観光公式サイト

本栖湖

本栖湖(もとすこ)は、山梨県南都留郡富士河口湖町及び南巨摩郡身延町に跨いで存在する湖です。

富士山の北西山麓にあり、富士五湖の一つで、最西端に位置します。

最大水深121.6mは、富士五湖の中で最も深いことで知られており、千円紙幣E号券、五千円紙幣D号券の裏面に描かれる逆さ富士の図案に用いられています。

本栖湖にもそれほどの観光施設はありませんが、人気のキャンプ場が点在します。

また、富士山の絶景ポイントがあって、一周しながら写真撮影をするのにおすすめです。

浩庵キャンプ場付近からの眺めはなかなかのものです。

参考:本栖湖公式サイト

山中湖

本栖湖から山中湖までは、一般道を走っても1時間余り、35Kmほどの道のりです。

途中休憩をするなら「道の駅なるさわ」あたりがおすすめ。

山中湖の面積は6.57km2あり、富士五湖の中で最大の面積を持つ湖です。

また、湖面の標高は富士五湖の中では最も高い位置にあり、日本全体でも第3位。

逆に水深は富士五湖の中で最も浅い 13.3mです。

形が牛に似ているので、臥牛湖という別名があります。

富士山周辺の湖「富士五湖」の中で最も富士山に近く、湖越しに臨む富士山の姿は圧巻です。

その魅力は富士山だけではありません。四季折々の花々に、秋は紅葉、冬は樹氷と季節ごとの絶景に出会えます。

アクティブに遊ぶなら、湖でのボートやカヌー、森の中のキャンプもおすすめです。

湖岸には、レストランや宿泊施設が立ち並び、何度行っても飽きることがありません。

「甲州ほうとう小作」、ピザが美味しい「キャンティコモ」などおすすめグルメが盛りだくさん。

ご自身で開拓してみるのも良いでしょう。

美味い「ほうとう」なら小作ですね ~ 山梨・ほうとうの人気店「小作」は鉄板!

なお、富士山の写真を撮るなら「山中湖交流プラザきらら」の駐車場にはいかず、その先の浜辺沿いあたりがおすすめ。

晴れていれば富士山の絶景が拝めるはずです。

参考:山中湖公式観光ガイド

山中湖を一周したら、道志あたりを通ってのんびりと帰るのも良いでしょう。

夕方になると車が多くなるのでご注意を。

皆さんも是非「富士五湖ツーリング&ドライブ」を楽しんで、素敵な写真をたくさん撮ってくださいね。

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