富士五湖の一つ本栖湖。
周辺にはキャンプ場がいくつかあります。
「ゆるキャン」で有名になった宏庵もその一つです。
今回私がおすすめするキャンプ場は宏庵ではなく「本栖湖キャンプ場」。
こちらは本栖湖観光協会が運営する広大な林間サイト。
おすすめのポイントと攻略法を解説しますので是非チェックしてください。
本栖湖キャンプ場
「本栖湖キャンプ場」は、昭和二十三年に本栖湖観光協会がキャンプ場の運営を始め、多くのリピーターがいる歴史あるキャンプ場です。
キャンプ場は、本栖湖東岸に位置し、湖畔は、道を挟んで反対側という場所にあります。
本栖湖観光協会が運営していいるため、比較的低料金で利用することができます。
サイトは広く、バンガロー・コテージとテントサイトからなりますが、ほとんどの場所が車両乗り入れ可能となっているので、オートキャンパーには嬉しいキャンプ場となっています。
サイトは比較的平坦なのでバイクでのキャンプツーリングにもおすすめです。
サイトは清掃が行き届き、整地されているのでバイクでも問題なく入っていくことができます。
「本栖湖キャンプ場」の施設
本栖湖キャンプ場には最低限以上の施設が整っています。
管理棟のほかに売店があり、薪・炭のほかビールなどの酒類、ジュース、牛乳、調味料、ラーメン、お菓子などを販売しています。
営業中であれば冷えたビールが買えるのもポイントですね。
こちらではキャンプ用具のレンタルもおこなっています。
その他、炊事場、水洗トイレ、コインシャワー、自動販売機、遊具などキャンプ場に必要なものが揃っています。
ゴミについて
ゴミを持ち帰らなくてはいけないキャンプ場は意外と多いのですが、本栖湖キャンプ場はゴミを捨てて帰ることができます。
さらに、ゴミ袋を有料で販売しているキャンプ場が多い中、本栖湖キャンプ場では無料で何枚でも貰うことができます。
バイクキャンパーにとって死活問題の「ゴミ持ち帰り」が無いので助かりますね。
受付方法(チェックイン、チェックアウト)
バンガローやコテージは事前に電話予約する必要がありますが、テントサイトは予約の必要がありません(予約できません)。
管理事務所が8時から空くので、その後は随時受付しています。
なのでチェックインは8:00からできます。
早起きできるなら、早めに行って良い場所をキープして、ゆっくりと過ごすことができます。
また、チェックアウトは12:00となっているので、ゆっくりと朝食をとってから撤収することができます。
本栖湖キャンプ場の料金
本栖湖キャンプ場の料金は比較的お安くなっています。
例えばテント1張り1名の場合は2,000円
テント1張り2名以上の場合は3,000円です。
なお、テント以外にタープを張る場合は1張500円となっています。
例えば家族4人でテント1張タープ1張だと3,500円で済んでしまうお安さ。
その他、車中泊やキャンピングカーなどの料金もリーズナブルな設定が嬉しいですね。
小川張りはタープ料金を取られない
ソロキャンパーがタープを張る際にテントに被せるようにタープを張る「小川張り」。
受付の際にタープはテントに被せると伝えるとタープ料金を取られないのです。
なので、ソロキャンプテント1張りタープ(小川張り)1張の料金は2,000円で済んじゃいます。
営業期間
本栖湖キャンプ場の営業期間は4月~11月となっています。
11月も末日まで営業していない可能性があるため、11月後半に行く場合には電話での確認が必要です。
ちなみにキャンプ場が冬場に閉鎖する理由の一つは水道管の凍結です。
水道が凍結すれば水場やトイレが使えないだけでなく、水道管が破裂することにもつながります。
なので、冬の最低気温がマイナスになる場所では冬場に閉鎖するキャンプ場が多いのです。
私が10月31~11月1日に一泊した時は、朝方の最低気温が5℃位でした。
日中暖かくても夜は冷え込みますので、この時期に行かれる方はある程度の冬装備が必要になります。
本栖湖キャンプ場攻略法
私が本栖湖キャンプ場を利用して分かった攻略法をいくつかあげてみます。
良い場所を取りたければ早めにチェックイン
本栖湖キャンプ場はサイトが人いのですが、水場やトイレがあちこちにあるわけではありません。
なので、トイレや水場が比較的近くて「良さそうな場所」はすぐにキープされてしまいます。
良さそうな場所とは木の生え方などできまりますが、低い場所は地面が湿っているので平らで少し小高くなった場所を選びましょう。
平日は空いていますが、トップシーズンの土日などはかなり入場者が増えます。
混みそうな日程ならば午前10:00までのチェックインをおすすめします。
混雑時は、場所を確保してから受付をすることが認められているので、そちらもご検討下さい。
薪や炭は外で買うことも考えて
本栖湖キャンプ場では薪・炭を豊富に販売しています。
しかしながら広葉樹薪800円、針葉樹薪700円、炭800円とそこそこの値段がします。
本栖湖キャンプ場から18Kmほどのフォレストモールにあるマックスバリュ富士河口湖店では少しお安く薪が手に入るのでそちらを利用するのも手です。
食材の買い出しもマックスバリュ富士河口湖店を利用することになると思いますが、同店では玉ねぎ・にんじん・じゃがいもなどをバラ売りしているのもポイントです。
林間なのでハンモックもOK
本栖湖キャンプ場は林間サイトです。
樹木を破損しない範囲で利用することができます。
タープ張やハンモックなど、思い思いのサイト造りを楽しみましょう。
ラジオもOK
本栖湖キャンプ場のルールはそれほど厳しくありません。
周囲に迷惑にならない音量であればラジオもOK、楽器の演奏も可能です。
また、花火も打ち上げ花火でなければOKです。
それでも周りのキャンパーに迷惑になるような行為は禁止されているので、公式サイトの注意事項を確認して節度あるキャンプを心がけて下さい。
サイトから富士山は見えませんが、本栖湖キャンプ場は、私がとても気に入っているキャンプ場。
自信をもってお勧めしますので是非試してみて下さい。
【本栖湖キャンプ場】
場所:山梨県南都留郡富士河口湖町本栖 18【地図】
管理棟営業時間:8:30~17:00
電話:0555-87-2306
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