冬はお鍋の美味しい季節です。
昔から日本人に愛された鍋料理だけに、日本各地には多種多様な「ご当地鍋」が存在します。
「ご当地鍋」の中には、地元地産地消の美味しい具材が盛りだくさん。
どれもホッコリするたまらない美味しさです。
私は、冬キャンプをするのですが、寒い夜には「鍋料理」が最高なんです。
ご当地鍋を知っていると、キャンプ飯のレパートリーも広がること間違いなし。
是非、つくり方も覚えてください。
今回は四国地方の美味しいご当地鍋をご紹介します。
四国のご当地鍋
打ち込みうどん(香川県)
香川のご当地鍋と言えば、香川県にある「うちこみうどん」が有名です。
うちこみうどんは、打ちたてのうどんを茹でないまま鍋で煮込むという、讃岐うどんを名産に持つ県ならではの鍋料理といえます。
味付けは味噌で、味噌に合う野菜と共に食します。
大根やにんじん、ごぼうなど、野菜たっぷり味噌煮込みうどんという感じです。
讃岐うどんで作るので、コシが強く、ある程度煮込んでも食感を楽しめます。
名前の由来は、打ちたてのうどんをそのまま煮込むところから「打ち込み」と呼ばれ、郷土食として親しまれています。
参考レシピ:さぬきのおかあさんの味『打ち込みうどん』レシピ
源平鍋(香川県)
源平鍋は、香川県の郷土料理。
平安時代末期の1185年、源平合戦屋島の戦いで平家に勝利した源義経率いる源氏に対し、地元の人々が勝利を祝して振舞ったと伝わる鍋が起源だそうです。
瀬戸内海の魚介類や、源氏の白旗に見立てたダイコン、平家の赤旗に見立てたニンジン、渦巻きナルトなどが入っています。
うどん県らしく、締めにはうどんを入れます。
参考レシピ:源平鍋Kimidori風
お美姫鍋(徳島県)
「お鍋を食べて美しくなろう!」をコンセプトに創作したご当地お鍋「お美姫鍋」。
にし阿波の風土と水で育まれた地酒と地元の味噌をベースに作ったダシに、地元、大歩危・祖谷と徳島の食材5品(阿波ポーク・生しいたけ・祖谷の石豆腐・祖谷のこんにゃく・一口サイズの巾着(中にそば米)と、3種の根菜類(人参・大根・牛蒡)を入れた計8種類の末広がり鍋です。(その他、エノキ、春菊なども加えます)
ちなみに人参の赤と大根の白は源平を意味しています。
そして、仕上げはは茹でたにし阿波特産のそうめんに残りだしを入れて食べます。
お美姫と言う字は、そもそも米麹には老化を防ぐ働きがあり、地元の日本酒と味噌を使っただしで、食べて美しくなってほしいという思いをこめて、御神酒にお美姫をあてています。
参考:徳島県観光情報サイト
いもたき(愛媛県)
山形県の芋煮と似ていますが、いもたきは、愛媛県において、秋に月見を兼ねて、屋外で「いも」を「たき」(炊き)、それを肴に大勢で宴会することです。
河川敷などで行われ、「いも」は里芋(大洲地方では夏芋と呼ぶ)がよく用いられる。
他の具は、鶏肉をはじめ場所によってさまざまです。
大洲市が始まりとも伝えられますが、今日では南予を中心とした愛媛県下で広く行われています。
大洲市のいもたきは、藩政時代に行われていた「お籠り」と呼ばれる親睦行事が起源とされているそうです。
参考レシピ:Rakutenレシピ「いもたき」
クエ鍋(高知県)
土佐の鍋料理の王者「クエ鍋」。
クエは、体長1mもある巨大魚で、漁獲が少なく幻の魚と言われています。
土佐は昔から、貴重な高級食材でもあるクエの宝庫。
その名の由来は、体側にある縞模様を時とともに変化させ、体に九つの絵(九絵=クエ)を描き出すところから来ています。
最も美味とされるのが天然の「真クエ」。
鍋に入った身はギュッと引締まり、程よい脂が上品で美味です。
柔らかく旨みがあり、皮に近い部分はゼラチン質でコラーゲンがたっぷり。
他の魚では例え難い味わいはまさに高級食材のクエならではです。
参考:旅ぐるたび「クエ鍋」
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