大阪市の中之島にあったイタリアンの名店「オステリア・レーブ」。
私のお気に入りで良く伺っていましたが、地下鉄工事の影響で移転すると聞いていました。
この度大阪へ行ったときに移転後のお店に伺いましたが、なんと移転しただけでなくお店の商号も変っていたのです。
さてどこに移転してどんな名前になったのでしょうか?
早速ご紹介します。
オステリア・レーブ ⇒ Osteria ègo(オステリア・イーゴ)
今回の来訪にあたってネットで「オステリア・レーブ」を見てみたのですが、それだけでは名称変更したことが分かりませんでした。
電話も前の番号で繋がったのでてっきりまだ移転していないのかと思っていました。
ところが当日前の場所にいくと・・・あとも形もありません。
慌てて電話してみると、移転しただけでなく名称が「オステリア・イーゴ」になっているとのことでした。
ちなみにオステリア・イーゴはイタリア語で日本語に訳すと
オステリア・・・ワインを中心にお酒を楽しめるお店を意味します。居酒屋と言われることもありますが、大衆的な形態ではなく、地元のお酒や食事を提供する居酒屋のことを言います。
イーゴ・・・ègoと記述し、心という意味。英語のエゴと類似。
となります。
移転先は靭公園の北側
慌てて移転先へ行ってみると、ありました。
移転先は靭公園の北側、ビルの1Fになります。
靭公園の周辺は近年タワーマンションが立ち並び、公園も綺麗に整備されています。
春には公園の桜目当てに大勢の花見客が訪れますし、バラ園もなかなかのもの。
夏場は噴水の周辺で親子連れがピクニックをする姿が多くみられる公園なのです。
そして、周辺にはお洒落で美味しいお店が続々とオープンしているエリア。
なかなか良い場所に移転したものです。
入店
早速入店してみると相変わらず良くしゃべるオーナーシェフ。
調理はオーナーシェフ一人でまかなっているにも関わらず、常にお客さんと会話をしています。
これが「オステリア⇒居酒屋」と命名した所以なのでしょう。
店舗は以前の店舗の2倍ほどの広さがあり、席数も増えています。
このお店はやはりカウンター席がおすすめ。
オーナーが料理に腕を振るう姿を観ることができますし、何と言ってもオーナーとの会話が楽しい。
前にも書きましたが、このお店はワインを豊富に置いているのですが、ワインリストがありません。
でもご心配は無用。
例えば「軽い感じの白ワイン」と言っただけでオーナーおすすめのワインが出されます。
しかもショットでOK。
例えばこの日飲んだこの白ワインは琥珀色なのですが、すごくスッキリして美味しいワインでした。
しかも日本でこのワインを出しているのはこのお店だけ。
オーナーは自身もワイン好きで、自分が飲んで美味しいと思ったものを置いているとのことです。
この日の料理
この日注文した料理をご紹介します。
オステリア・イーゴにはテーブルメニューはなく、黒板に書いたものだけ。
ただし、ここに無いものでも「こんな感じのものが食べたい」といえば、かなりイメージ通りのものを作ってくれる凄いお店なのです。
この日食べたのは
前菜の盛り合わせ。
オーナーが自信で仕入れたこだわりの素材を使った前菜が何種類も大きな皿に盛られて出されます。
これだけでワイン3杯はいけるでしょう。
マナガツオの炙り。
新鮮なマナガツオを皮目を香ばしくあぶり、イクラと蟹の卵をトッピング、さっぱりしたソースで頂きます。
皮目が炙られたマナガツオが香ばしく、そして身の方はコリコリ。
メチャクチャ旨いし、白ワインに合います。
途中でカベルネ・ソービニオンに切り替えたのですが、これがまた旨し。
ツマミにチーズが欲しいといったら「リディジャーノ」を出してくれました。
ちなみにロディジャーとはルミジャーノ・レジャーノの起源と言われるチーズで、濃厚でワインにとても合うのです。
そしてパスタは「ワタリガニのパスタ」。
カウンターの上の所に美味しそうおなワタリガニが山になっているのを見たら他に選択肢はありませんでした。
ワタリガニは子持ちで、プチプチした卵が入っています。
平打ちのパスタにトマトソース、それとワタリガニ。
旨くないわけがありません。
そしてもう一つ気になっていたのが「大きな苺」
かなりお腹がいっぱいだったのですが「チョコレートタルトに苺を添えて」と頼んだらその通りのものが出てきました。
チョコレートが濃厚で、甘いけど少し酸っぱい苺との相性が抜群。
エスプレッソと一緒に頂きました。
なんでもエスプレッソマシーンはかなり高価なものを新調したそうです。
お腹も気持ちも大満足。
やっぱりこの店のイタリアンは最高です。
この日はワインをかなり飲んだので会計は1人あたり11,500円。
オステリアという割には少しお高いかもしれませんが、最高の素材を吟味して使っているので割高ではないと思います。
ちなみにランチ営業もしていて1人2,000円ほどと言っていました。
少しお高いと思っているあなた。
一度オステリア・レーブ改めオステリア・イーゴの料理を食べたらそうは思わないはずです。
【オステリア・イーゴ 概要】
所在:大阪府大阪市西区京町堀1-13-20 1F【地図】
電話:06-6147-6167
営業時間:11:30~14:00、18:00~24:00
定休日:月曜日(祝日の場合は火曜に振り替え)
参考:公式サイト
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