世界遺産の知床をはじめ、多くのな観光名所や大自然が豊富な北海道。
国内ではなかなか見ないような広々とした道路が多く、他にはない絶景を求めて多くのライダーがツーリングに訪れます。
そして北海道ならではの美味しい物が沢山あることも大きな魅力。
観光や温泉・グルメなどと組み合わせて、是非一周してみたいものです。
今回はそんな北海道のおすすめツーリングスポットをご紹介します。
オロロンライン ～ サロベツ原野・稚内
道道106号は国道232号と共にオロロン鳥にちなんでオロロンラインと呼ばれており、サロベツ原野の中を走ることができる道路です。
サロベツ原野はラムサール条約にも登録された広大な湿原で、夏には多くの花々が咲き誇るのをムることができます。
空と地平線を望みながら北海道らしい真っすぐな道をツーリングできるスポットです。
サロベツ原野のツーリングを楽しんだら、坂の下海水浴場の先で道道254号に入りノシャップ岬へ。
イルカのモニュメントと記念撮影をしたら稚内に向かいます。
稚内にはグルメスポットが多いので是非寄りたいものです。
名称：サロベツ原野
住所：北海道天塩郡豊富町豊徳【地図】
電話：0183-55-8180
参考：公式サイト等
オロロンライン ～ ノシャップ岬・宗谷岬
オロロンラインを北上するとまずノシャップ岬、その先、稚内市街地を過ぎると、日本最北端の地、宗谷岬にたどり着きます。
日本最北の地はツーリングスポットとして押さえておきたいところです。
近くにある北海道遺産の「北防波堤ドーム」では、野宿するライダーたちも多く見かけます。
すぐ近くにあるノシャップ岬も定番スポットなので忘れずに行きましょう。
最北端ということもあり風が強く寒いことが多いので、防寒対策をしっかりとしておくと良いでしょう。
名称：宗谷岬
住所：北海道稚内市宗谷岬３【地図】
電話：0195-78-3500
参考：公式サイト等
花人街道 ～ 富良野
旭川市街から国道237号・花人街道を走って南へ向かって走り、神楽岡駅を過ぎると開放的で真っすぐなルートをツーリングすることができます。
しばらく走るとパッチワークの丘やケンとメリーの木など、ビューポイントが揃う美瑛町へつきます。
美瑛には「美瑛ブルー」とも呼ばれ、水面が青く見える不思議な池「白金青い池」があるのでこちらもポイントです。
そして道路沿いにも花々が咲き誇る中を走り富良野へ向かいます。
道道235号の山沿いに入ると道沿いにあるのが「ハートヒルパーク展望台」で、こちらは富良野の街並みを見渡せるビュースポットです。
さらに道を進んでドラマ「北の国から」の撮影で有名な麓郷のエリアへ。
こちらは日本農村百景にも選ばれた雄大な景色の中、花畑や山々の絶景を眺めながらツーリングすることができます。
名称：ハートヒルパーク展望台
住所：北海道富良野市八幡丘【地図】
参考：公式サイト等
オホーツクライン ～ サロマ湖・能取湖・網走湖
紋別市から国道238号・オホーツクラインを南東へ走ります。
こちらはコムケ湖をはじめ海沿いに点在する湖の間を走るルートで、サロマ湖や能取湖などすばらしいビュースポットの中を走ることができます。
中でもサロマ湖は北海道で最大の湖であり、国内でも3番目の大きさ、是非バイクを停めて散策して下さい。
夏には湖水浴もできます。
サロマ湖を過ぎたら能取湖を半周して網走方面へ。
目的地は網走川の河口を目の前に立地する道の駅「流氷街道網走」で、おすすめするグルメスポットの「フードコートキネマ館」があります。
名称：道の駅「流氷街道網走」
住所：北海道網走市南３条東４丁目５−１【地図】
電話：0152-67-5007
参考：公式サイト等
知床横断道路 ～ 天に続く道
標津町ら国道335号を走り、国後島が望めるシーサイドをツーリングして羅臼町方面へ向かいます。
そのあたり道の駅「知床・らうす」に隣接する「知床食堂」では、羅臼産のエゾバフンウニやイクラを使った海鮮丼をはじめ、キンキ焼きやサメガレイ焼きの定食などにありつくことができます。
そこから国道334号・知床横断道路を走って知床の大自然の中を走ります。
是非寄りたいのは、標高738mの位置にある知床峠で、展望台からは知床半島をはじめ天候が良ければ国後島まで望むことができます。
展望台を過ぎると斜里町に入り、峠を抜けたら半島反対側のシーサイドを走ります。
峰浜神社の鳥居を過ぎたら左折して内陸方面へ。
舗装路の突き当りを右折すると、ライダーに人気の絶景道路「天に続く道」を走ることができます。
名称：道の駅「知床・らうす」
住所：北海道目梨郡羅臼町本町３６１−１【地図】
電話：0153-87-3330
参考：公式サイト等
国道273号線 ～ 十国峠 ～ オンネトー
温泉地の層雲峡から糠平湖へ抜ける国道273号線は、交通量が少なく北海道の自然と雄大さを感じることのできるスポットです。
海道の国道の中で一番高い峠なので景色も抜群です。
有名な景観の「松見大橋」は圧巻の美しさで、ここが日本では無いかのような光景です。
このルートは日が暮れると真っ暗になり、動物たちもたくさん出没するので注意しながら走りましょう。
三国峠を通ったあと、阿寒、摩周方面へ進むのであれば、「オンネトー」も合わせて訪れると良いでしょう。
オンネトーは阿寒摩周国立公園の最西端に位置し、雌阿寒岳の麓にある周囲2.5kmの美しい湖です。
その美しさと原生の魅力が多くの観光客を惹きつけています。
季節や天候、見る角度によって、澄んだ青、エメラルドグリーン、ダークブルーに色が変わる神秘の湖です。
名称：松見大橋
住所：北海道河東郡上士幌町三股 糠平 国道【地図】
参考：公式サイト等
国道244号 ～ ミルクロード ～ 開陽台
網走から海沿いを走る国道244号は、トウフツ湖あたりから小清水原生花園の景色を眺めながら走ることができるルートです。
道沿いにはインフォメーションセンターの「Hana」があり、海側にある天覧ヶ丘展望台は花園を一望できるビュースポットです。
その後、国道244号を走り「標津町営金山スキー場」を過ぎたら標識に従って開陽台方面へ向かう道道975号に入ります。
突き当りを右折して道なりに左折するとライダー垂涎のツーリングスポットである北19号・ミルクロードを走ることができます。
ミルクロードのビューポイント「開陽台」は標高270mの丘にあって、地平線が広がる大パノラマをみることができますので、景観に酔いしれて下さい。
名称：開陽台
住所：北海道標津郡中標津町俣落２２５６−１７【地図】
電話：0153-73-3111
参考：公式サイト等
国道272号 ～ 野付半島
釧路市から、田園風景や緑に囲まれたワインディングが楽しめる国道272号を中標津町から標津町に向かって走ります。
突き当たりを右折して国道244号を走り、標識に従って道道950号へ入り野付半島に向かいます。
野付半島は全長が約26kmあり、国内で最大の砂の半島。
トドワラやナラワラなどの幻想的な風景を眺めながら、海に囲まれた道を走ることができるツーリングスポットです。
名称：野付半島
住所：北海道野付郡別海町野付【地図】
参考：公式サイト等
国道391号 ～ 屈斜路湖・摩周湖
釧路市から国道391号で塘路湖（トウロコ）やシラルトロ沼の間を走り抜けて弟子屈方面へ向かいます。
国道243号に突き当たったら左折して屈斜路湖へ向かいます。
湖の手前で道道52号に入り、木立の間に見える屈斜路湖を眺めながら、しばしの間レイクサイドを気持ちよく走りましょう。
屈斜路湖を後にしたら川湯温泉方面に向かって走ります。
川湯温泉の手前には名所の硫黄山があり、駐車場からは幻想的な噴煙が立ち上る風景を鑑賞できます。
そして釧網本線を越えたら摩周湖へ向かいます。
阿寒摩周国立公園に属する摩周湖は、日本一透明度が高く、神秘的な雰囲気に包まれるカルデラ湖。
湖の南側には「摩周湖カムイテラス」がありますので、立ち寄って摩周ブルーを眺めてみて下さい。
名称：摩周湖カムイテラス
住所：北海道川上郡弟子屈町 摩周湖第１展望台【地図】
電話：015-482-1530
参考：公式サイト等
国道38号 ～ 釧路湿原
帯広市街から国道38号線を走って海沿いへと走ります。
雄大な草原やオーシャンビューのの中を走りながら釧路方面に向かいます。
阿寒川を越えたら標識に従って道道53号に入り、釧路市湿原展望台へ向かいましょう。
釧路湿原はラムサール条約に登録された国内最大の湿原で、希少な動植物も生息しています。
3Fにある展望室と屋上からは壮大な湿原の景色をはじめ、釧路の街並や阿寒の山々まで一望できる大パノラマ。
幻といわれる淡水魚のイトウをはじめ、様々な展示を鑑賞することができます。
名称：釧路市湿原展望台
住所： 北海道釧路市北斗6-11【地図】
電話：0154-56-2424
参考：公式サイト等
国道36号 ～ 登別温泉
札幌市から国道453号を南へ向かい、木立に囲まれたワインディングを走り抜けて支笏湖方面へ向かいます。
恵庭岳の裾野を走ったら神秘的な支笏湖の湖岸を走ってて苫小牧市へ。
苫小牧の市内で国道36号に突き当たったら登別方面に向かい、登別駅前の交差点から道道2号で登別温泉を目指します。
登別温泉の入口あたりにあるのが「登別万世閣」。
日帰り入浴ができる温泉宿で大浴場や露天風呂をはじめ屋内プールなど多彩に取り揃え、登別の名湯を気軽に楽しむことができます。
名称：登別万世閣
住所： 北海道登別市登別温泉町21番地【地図】
電話：0143-84-3500
参考：公式サイト等
国道230号 ～ 羊蹄山
札幌市から国道230号を走り、喜茂別町から276号線で羊蹄山を目指します。
羊蹄山は「蝦夷富士」とも呼ばれる雄大な山です。
羊蹄山周辺は、走りやすい道から脇道に入ると走り応えのある道まで様々なタイプの道がありますので、その時の気分によってルートを選択するのも面白いでしょう。
周辺にはニセコなどのリゾート地やキャンプ場などがたくさんあります。
また、羊蹄山周辺には日本名水百選にも選ばれる「羊蹄ふきだし湧き水」があるので、疲れた体に冷たい湧水を補給しましょう。
名称：羊蹄山 ふきだし公園
住所：北海道虻田郡京極町川西４５【地図】
電話：0136-42-2111
参考：公式サイト等
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