日本にはツーリングやドライブで日帰りでいける紅葉スポットがたくさんあります。
大都市圏に住んでいても少し足を延ばせばすばらしい絶景を眺めることができる場所に事欠きません。
今回は、北海道のなかで日帰りで紅葉を楽しむことができるスポットについてご紹介しましょう。
グループや家族、カップル、お一人様でも是非行ってみて下さい。
私は群馬県に生まれたのですぐ近くに、妙義山や吾妻渓谷など素晴らしい紅葉スポットがたくさんあって、家族でドライブに出かけることも多かったのですが、当時はあまりにも当たり前でありがたみを感じていませんでした。
しかし都会生活が長くなった今では、桜や紅葉など季節の景色の良さが少しは判るようになったと思います。
ここでは、日本各地にあるバイクや自家用車で日帰りで行くことができる「紅葉スポット」のなかでおすすめの場所をいくつかセレクトしてご紹介します。
北大イチョウ並木（札幌市）
北大構内の北13条通りの両側に、東西約380メートルにもなる70本のイチョウ並木が毎年人気で、構内に見学の人々も訪れています。
見頃に合わせて行われる北大金葉祭（こんようさい）では、イチョウ並木全体をライトアップ、幻想的な景色を楽しめます。
また、構内にはポプラ並木もあり、約80メートルほど散策できるようになっています。
見頃：10月下旬～11月上旬
住所：北海道札幌市北区北8条西5～7丁目【地図】
電話：011-716-2111
営業時間：ライトアップ（11月1日～12月5日）17:30～22:30
駐車場：なし
参考：北海道観光公式サイト
オンネトー（足寄町）
阿寒摩周国立公園の最西端に位置し、雌阿寒岳の西山麓にある小さな湖。
原生林に囲まれ神秘的な雰囲気を味わえます。
季節や天候、見る角度によって、澄んだ青やエメラルドグリーン、ダークブルーに見え、秋にはカエデなどの木々が湖面を鮮やかに染めます。
また、令和4（2022）年6月にオンネトー観光の拠点となる「UPIオンネトー」が野営場の隣にオープンしました。
見頃：10月上旬～10月中旬
住所：北海道足寄郡足寄町茂足寄【地図】
電話：0156-25-6131（あしょろ観光協会）
営業時間：UPIオンネトー10:00～17:00
アクセス：【車】道東自動車道足寄ICから国道242号を経由し、国道241号を阿寒方面へ車で50km。
駐車場：80台
参考：北海道足寄町公式サイト
大雪山国立公園（上川町）
層雲峡は大雪山の山々への足がかりとなる温泉街。
ロープウェイとリフトで黒岳（1984m）の7合目付近まで上がると、日本で最も早い紅葉が眺められます。
ナナカマドやカエデなどの色づきは、ここから層雲峡まで約1ヶ月かかって下りてきます。
層雲峡付近は峡谷が最も美しく、国道沿いを散策するだけでも楽しめます。
見頃：9月上旬～10月上旬
住所：北海道上川郡上川町層雲峡【地図】
電話：01658-9-4400（層雲峡ビジターセンター）
営業時間：ロープウェイ6:00～18:00（10月は～17:00）、リフト6:30～17:30（10月は～16:30）
料金：ロープウェイ（往復）大人2400円・小人1200円、リフト（往復）大人800円・小人400円。
アクセス：【車】旭川紋別自動車道上川層雲峡ICから国道39号を層雲峡方面へ車で23km。
駐車場：150台
洞爺湖（洞爺湖町）
昭和新山や有珠山を背後に控えた洞爺湖畔は豊かな温泉に恵まれています。
桟橋からは遊覧船が運航しており、中央に浮かぶ中島めぐりができます。
湖畔一帯は広葉樹が色づき、噴火記念公園沿いの遊歩道では紅葉が楽しむことができます。
有珠山ロープウェイから眺めを楽しむのもおすすめです。
見頃：10月上旬～11月上旬
住所：北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉【地図】
電話：0142-75-2446（洞爺湖温泉観光協会）
アクセス：【車】道央自動車道虻田洞爺湖ICから国道230号を洞爺湖方面へ車で2km。
駐車場：200台
参考：洞爺湖温泉協会公式サイト
定山渓（札幌市）
札幌市街から豊平川をたどるように山間に進むと、定山渓の温泉街が現れます。
渓流沿いには散策路があり、イタヤカエデやナナカマドなど多彩な紅葉が楽しめます。
二見吊橋や錦橋付近は特におすすめで、温泉街の周辺の山々や、さっぽろ湖、豊平峡ダムにもぜひ足を延ばしたいところです。
見頃：10月上旬～10月中旬
住所：北海道札幌市南区定山渓温泉【地図】
電話：011-598-2012（定山渓観光協会）
アクセス：【車】札樽自動車道札幌北ICから国道5号を経由し、国道230号を定山渓・洞爺方面へ車で32km。
駐車場：50台（スポーツ公園公共駐車場を利用。）
参考：定山渓温泉公式サイト
支笏湖（千歳市）
支笏湖は日本で2番目に深い湖。
透明度が高く、シナノキ、イタヤカエデ、ヤマモミジ、イチョウなど色とりどりの紅葉がくっきりと湖面に映し出される光景は実に感動的です。
また、水中遊覧船から眺めるのも楽しいでしょう。
見頃：10月上旬～10月中旬
住所： 北海道千歳市支笏湖温泉【地図】
電話：0123-24-8818（千歳観光連盟）
営業時間：水中遊覧船8:40～17:10（30分間隔で運行）
料金：水中遊覧船大人1650円・小人830円。
アクセス：【車】道央自動車道千歳ICから国道36号を経由し、道道16号を支笏湖方面へ車で25km。
駐車場：300台（有料）
参考：支笏湖観光公式サイト
滝の上公園（夕張市）
滝の上公園は、先住民族アイヌの言葉で「ポンソウカムイコタン」北方にある神が住んでいるところ、小さな滝のあるところ、と呼ばれています。
夕張川の大自然を感じられ、水や空の青と紅葉の赤色のコントラストは見事の一言。
「千鳥ヶ滝」や奇岩が並ぶ「竜仙峡」などがみどころです。
見頃：10月上旬～10月中旬
住所： 北海道夕張市滝ノ上5 【地図】
電話：0123-52-3128（夕張市地域振興課）
営業時間：4月下旬～11月上旬まで開園
駐車場：300台
参考：夕張市公式サイト
札幌もいわ山ロープウェイ（札幌市）
札幌市内でも人気の紅葉の名所。
ロープウェイとミニケーブルカーを乗り継ぎ15分ほどで山頂へいくことができます。
昼間は美しい紅葉、夜には「日本新三大夜景」にも選ばれた札幌の夜景を楽しむことができます。
藻岩山の南側の有料道路「藻岩山観光自動車道」を利用し、中腹までドライブするのもおすすめです。
見頃：10月中旬～10月下旬
住所： 北海道札幌市中央区伏見5-3-7【地図】
電話：011-561-8177（もいわ山ロープウェイ）
営業時間：10:30～22:00（上り最終21:30、21:00までの来場が望ましい※12月～3月は11:00～）
料金：ロープウェイ＋ミニケーブルカー（往復）大人2100円、小人1050円。
アクセス：【車】札樽自動車道札幌北ICから国道5号・230号を経由し、道道89号を藻岩山方面へ車で10km（ロープウェイ山麓駅駐車場）。
駐車場：120台
大沼国定公園（七飯町）
明治初期から皇族や外国の要人達に愛されてきた大沼は、駒ヶ岳の山麓に広がるゆったりとした風景が魅力。
秋の風物詩であるワカサギ漁が始まる頃、湖畔は鮮やかなカエデやナラなどに彩られます。
大沼のほか、小沼、蓴菜（じゅんさい）沼など見どころはく、大沼と小沼に面する散策路からは眼下に広がる絶景が楽しめます。
見頃：10月中旬～11月上旬
住所： 北海道亀田郡七飯町大沼町【地図】
電話：0138-67-2170（大沼国際交流プラザ）
営業時間：遊覧船9:00～16:20
料金：遊覧船大人1320円・小人660円。
アクセス：【車】道央自動車道大沼公園ICから国道5号を経由し、道道43号を大沼公園駅方面へ車で7km
駐車場：有料・無料あり
参考：大沼国定公園公式サイト
見晴公園・函館香雪園（函館市）
約4万3000坪の広さを誇り、湯の川温泉の山側に位置する総合公園。
市内有数の豪商だった岩船家の別荘として造成された庭園「香雪園」をはじめ、園内には約150種の樹木が植栽されており、秋にはモミジやドウダンツツジなどで赤や黄色に染まります。
見頃には園内のライトアップを行うイベントも開催予定されています。
見頃：10月下旬～11月上旬
住所： 北海道函館市見晴町56【地図】
電話：0138-57-6210（見晴公園緑のセンター）
営業時間：園亭9:00～17:00、見晴公園緑のセンター8:45～17:30（公園は常時開放）
アクセス：【車】函館新外環状道路日吉ICから日吉中央通を経由し、文教通を見晴公園方面へ車で3km。
駐車場：155台
参考：函館市公式観光サイト
コチラに取り上げていない紅葉絶景スポットがまだまだあるはずですが、まずはここにある中で未踏の地に行ってみてはいかがでしょうか？
そして、お気に入りの絶景を探してみて下さい。
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