ツーリングの楽しみの一つにグルメがあります。
日本には海あり山あり清流あり、南北に長い地形で四季があるので、グルメも地域ごとに様々です。
折角ツーリングに行くなら地元のご当地グルメを是非頂きたいもの。
ただ、情報なしに行っても美味しいものにはありつけません。
今回は、ツーリングで大分県を訪れる際におすすめのご当地グルメをご紹介します。
とり天
ご当地グルメとして知られる「とり天」とは、文字通り鶏の天ぷらです。
別府のレストランで生まれたと言われるとり天は、大分県全土に広がり、親しまれるようになりました。
下味をつけた鶏肉に衣をつけてからっと揚げたとり天は、お店によって使う部位も、下味の付け方も衣も様々。
喫茶店、食堂、和食店、洋食店、中華料理店、うどん店など多くの飲食店で提供され、もちろん家庭でも作られます。
【レストラン東洋軒】
住所:大分県別府市石垣東7-8-22【地図】
営業時間:11:00~15:30(L.O.15:00) 、17:00~22:00(L.O.21:00)
定休日:毎月第2火曜日
電話:0977-23-3333
参考:食べログ
だんご汁
いりこ等のダシで味噌仕立てにした汁に、団子状や平たい麺状にした小麦粉を入れた料理。
大分県で広く食べられている郷土食です。
熊本県の「だご汁」に似ていますが、具材や味付けは異なるもの。
ゴボウ、ニンジン、豚肉などを入れた、とん汁に近い汁物です。
【陽だまり食堂】
住所:大分県由布市湯布院町川上2914-1 JAおおいた 農産物直売所【地図】
営業時間:11:00~15:00
定休日:火曜日
電話:0977-84-2270
参考:食べログ
りゅうきゅう
「りゅうきゅう」とは、サバ・アジ・ブリなどの旬の魚の切り身を醤油ダレに漬け込み、薬味をかけていただく郷土料理。
もともと、漁師たちが船の上でまかない飯として食べていたもの。
名前の由来は、琉球の漁師から調理法が伝えられたという説や、ゴマ料理の利休和え(りきゅうあえ)から名づけられたなど諸説あります。
県南エリアの佐伯市や蒲江町では、りゅうきゅうをアツアツのご飯にかけて食べる「あつめし」などの郷土料理もあります。
【こつこつ庵】
住所:大分県大分市府内町3-8-19【地図】
営業時間:11:30~14:30、17:00~22:30(L.O.22:00)
定休日:日曜日
電話:097-537-8888
参考:食べログ
やせうま
小麦粉を用いた平たい麺に、きな粉と砂糖をまぶした郷土料理。
同じく大分名物のだんご汁で用いる麺と同じものを利用したスイーツです。
温かく食べることもあれば、冷やして食べることもあります。
包丁を使わずに手でちぎって作るのが一般的で、一般家庭のおやつとしても定番です。
【甘味茶屋】
住所:大分県別府市実相寺1-4【地図】
営業時間:10:00~21:00(L.O.20:30)
定休日:不定休
電話:0977-67-6024
参考:公式サイト等
豊後牛
大分の恵まれた自然の中で育まれた黒毛和種の和牛「豊後牛」は、県を代表する和牛銘柄です。
大分県内で最も長く肥育された生後36ヶ月未満の黒毛和種で、肉質等級2等級以上を「おおいた豊後牛」、4等級以上を「おおいた豊後牛頂(いただき)」としてブランド化しています。
豊後牛は、美しい霜降りを持った肉質で、風味良くとろけるような柔らかさと美味しさが特徴。
【そむり 別府本店】
住所:大分県別府市北浜1-4-28【地図】
営業時間:11:30~14:00(L.O 13:30)、17:30~21:30(L.O 20:30)
※水曜日はランチタイムのみの営業
定休日:月曜日
電話:0977-24-6830
参考:公式サイト等
地獄蒸し料理
大分県は温泉の源泉数、湧出量ともに日本一。
別府八湯の中でも温泉の源泉温度の高い別府鉄輪(かんなわ)温泉では、江戸時代から温泉から噴出する高温の蒸気を利用して食材を蒸し上げる「地獄蒸し料理」が行われてきました。
地獄蒸し釜と呼ばれる釜に、季節の野菜や魚介類などの食材を入れたザルを乗せて約100度の蒸気で蒸し上げます。
【地獄蒸し工房 鉄輪】
住所:大分県別府市風呂本5組(いでゆ坂沿い)【地図】
営業時間:10:00~19:00(L.O.)
定休日:第3水曜日
電話:0977-66-3775
参考:公式サイト等
別府冷麺
別府の人は冬でも冷麺を食べるほど好きで、別府市内には冷麺を提供する店が60店舗以上あるとも言われています。
戦後に満州から引き揚げてきた料理人が、朝鮮冷麺を日本人にも食べやすいようにアレンジして作ったのが始まり。
お店によって麺の種類、スープの種類、具材、味付けなどが違うので、別府冷麺のしっかりした定義はありません。
【胡月】
住所:大分県別府市石垣東8-1-26【地図】
営業時間:[月] 11:00~16:00[水~金] 11:00~17:30[土・日] 11:00~19:00
定休日:火曜日
電話:0977-25-2735
参考:公式サイト等
関サバ・関アジ
大分県佐賀関は、瀬戸内海と太平洋がぶつかり合う潮流が速い海域です。
中でも「速吸の瀬戸(はやすいのせと)」と呼ばれるエリアはプランクトンが豊富で、瀬が多く、海水温度も一年中一定という、魚にとっては非常に住み心地が良い場所。
高級魚なのでそれなりのお値段はしますが、地元ならではの鮮度抜群な関アジ、関サバをぜひ味わってみてください。
【白木海岸のレストラン】
住所:大分県大分市大字白木949 関あじ関さば館 2F【地図】
営業時間:無し
定休日:水曜日、不定休
電話:097-575-2338
参考:公式サイト等
にら豚
大分市のご当地グルメ「にら豚」とは、ニラ、キャベツ、豚肉を醤油ベースの甘辛いタレで炒めた料理です。
さっと作れる手軽さと、栄養価の高さ、コスパの良さなどで家庭でも良く作られる庶民派グルメ。
新鮮なニラは柔らかく甘みがあり、豚肉との相性も抜群です。
そこにキャベツのシャキっとした食感と、ピリッとした一味唐辛子などの辛味がアクセントとなり、ビールもご飯も進む一品です。
【王府】
住所:大分県大分市高松東1丁目3-1【地図】
営業時間:11:00~15:00、17:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:火曜日
電話:097-558-3044
参考:公式サイト等
中津からあげ
中津の人はからあげが大好きで、お祭り、運動会、卒業式、お盆にお正月、決まって大皿盛りのから揚げが振舞われます。
家庭で揚げるより店で買うのが一般的で、街中には30軒を超えるからあげ専門店があり、味を競い合っています。
中津から揚げは、国産の生鶏を使用しているのでジューシーで旨味たっぷり。
揚げたてはもちろんですが、冷えても美味しく食べれるようにとスパイスを使っているお店が多いのも特徴です。
【チキンハウス 中津本店】
住所:大分県中津市中央町2丁目7 - 61【地図】
営業時間:11:00~14:00
定休日:水曜日
電話:0979-22-6266
参考:公式サイト等
城下かれい
大分県日出町(ひじまち)に広がる海には、海底から真水が湧き出す海域があり、そこで獲れるマコガレイは臭みがなく非常に美味しいことから、「城下かれい」と呼ばれるようになりました。
江戸時代には将軍への献上品として珍重されており、一般庶民には手が出ない高級品だったので、別名殿様魚と言われていたのだそう。
透き通った身は肉厚で弾力があり、上品な甘みが特徴。
薄造りにしたお刺身を梅酢のタレで食べるのが一般的ですが、から揚げ、天ぷら、煮つけなど様々な料理で味わえます。
【能良玄家】
住所:大分県速見郡日出町2573【地図】
営業時間:11:00~20:30(オーダーストップ)
定休日:火曜日(祝日は営業)
電話:0977-72-2037
参考:公式サイト等
ごまだしうどん
豊後水道でとれる白身魚のエソ(またはアジ)を焼き、身をほぐして、煎った胡麻とすり鉢で合わせ、醤油、みりん、砂糖などを加えてさらに混ざ合わせてつくるのが「ごまだし」です。
漁師の町、佐伯の家庭で保存食として作られたのが始まりだと言われています。
このごまだしを茹でたうどんに乗せて、お湯を注いで溶きながら食べるのが「ごまだしうどん」。
魚の旨味と胡麻の香ばしさと風味が癖になる味わいです。
【味愉嬉】
住所:大分県佐伯市中村南町7-25【地図】
営業時間:11:00~22:00
定休日:火曜日
電話:0972-23-7240
参考:公式サイト等
ひゅうが丼
醤油や砂糖で味を整えた特製ゴマだれでマグロ赤身を和えて、ご飯の上にのせた丼。
マグロのまち津久見において、漁師たちが好んで食べた郷土料理。
明治時代から遠洋漁業が盛んだった保戸島の漁師たちが考案した料理と言われています。
【四季彩源兵衛】
住所:大分県津久見市中央町8-30【地図】
営業時間:11:00~14:00、17:00~21:30
定休日:火曜日
電話:0972-83-5778
参考:公式サイト等
日田やきそば
鉄板上で一部が焦げるくらい硬めに焼くのが特徴のご当地焼きそば。
名水による栽培が盛んなもやしと青ネギ、そして豚肉を主に使用します。
釜で茹でた麺をほぐさずに鉄板で焼き固めて、ラードやソースを馴染ませて両面を焦げるほどに焼いてから麺をほぐすという独特の手法。
大分を筆頭に知名度の高いチェーン店「想夫恋」の初代店主が、焼いた麺料理として昭和30年代に考案したものと言われています。
【宝華ラーメン】
住所:大分県日田市豆田町2-7【地図】
営業時間:11:00~15:00 、17:30~20:30
定休日:水曜日
電話:0973-22-4026
参考:公式サイト等
耶馬渓そば
大分県で紅葉の時期に一番賑わう観光スポットの耶馬渓(やばけい)は、蕎麦(そば)どころとしても名高い土地柄。
青の洞門から耶馬渓ダムへと続く本耶馬渓町「耶馬渓そば街道」と、一目八景展望台が名所の耶馬溪町「深耶馬渓そば街道」に店舗が集中しています。
奥耶馬渓などで栽培した蕎麦を使用するお店もあり、初夏の6月末と秋の2回も新そばの採れたてが各店で提供されます。
【深瀬屋】
住所:大分県中津市耶馬溪町大字深耶馬3153-1【地図】
営業時間:9:00~19:00
定休日:無し
電話:0979-55-2055
参考:公式サイト等
大分県へツーリングに行かれる際には是非チェックしておいて下さいね。
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