先日リフレッシュ休暇を利用して一週間の東北ツーリングへ行きました。
磐梯山や蔵王、八幡平などはGWに回ってきたので今回は海側を中心に回ることに、メインはバイクで行ったことがなかった青森県でした。
今回はその途中で立ち寄った三陸の「女川漁港」「気仙沼漁港」でのグルメを紹介します。
三陸海岸
三陸海岸といえば入り組んだリアス式海岸で有名なスポット。
独特の風景を眺めながら海岸近くをバイクで走るのはとても爽快です。
そして、その地形から港がたくさんあることも特徴の一つ。
ということは新鮮な魚介類にありつけるのではと期待していました。
女川漁港
女川漁港（おながわぎょこう）は、牡鹿半島の一角に位置する第三種漁港で、日本の主要漁港の一つとして知られています。
古くから沿岸漁業に利用されているほか、金華山や江島・出島への航路の要衝ともなっています。
ギンザケの養殖が盛んで、全国一の生産量を誇るそうです。
私は三陸をバイクでツーリングしている途中で「道の駅おながわ」で休憩しようと思っていたのですが、その手前の女川漁港で何やらイベントが催されているようで賑わっていました。
朝9時前でイベントの正式開催はまだだったのですが、少し覗いてみることに。
催されていたのは「おながわ秋の収穫祭2024」というイベントでした。
メインは今年豊漁のサンマを無料（協賛金500円）で振舞うというものでしたが、9：00からの開催で8時過ぎの時点で長蛇の列となっていました。
この日のツーリングはまだ先が長いこともあってサンマは断念。
ほやのチーズスティックだけいただくことにしました。
ほやは独特の生臭さがありますがビールのあてに良さそうな一品でした。
気仙沼漁港・気仙沼市魚市場
気仙沼市魚市場は気仙沼市が開設し、気仙沼漁業協同組合が卸売業務を行う施設です。
全国で１３港ある特定第３種漁港「気仙沼漁港」にある気仙沼市魚市場には、世界三大漁場の一つである三陸沖の漁場から毎日旬の魚介類が大量に水揚げされます。
近海漁業のみならず、遠洋漁船の母港にもなっており、カツオ、サンマ、メカジキ、サメなどは全国屈指の水揚げを誇ります。
そして私が訪れた10/27（日）は折しも「第38回気仙沼市産業まつり」も真っ最中。
かなりの賑わいをみせていました。
気仙沼市産業まつりは、「気仙沼市魚市場」を会場に開催される、地域最大の物産展です。
気仙沼市の地場産品を一堂に集めた展示即売のほか、豪華産品が当たる大抽選会も実施します。
そして、目玉の一つは700食限定で「戻り鰹の藁焼きお振舞い」が開催されることです。
会場内は多くの人があふれ、地元のTV局が取材に来ていました。
藁焼きの列に並ぶのは避け、会場内でしばし食べ歩き。
こちらは「海鮮はっと」という食べ物で、平たい麵が入ったすいとんのような食べ物。
具材に、ほたてやアサリなどの貝がたくさん入っていて美味でした。
そして「ほたてのバター焼き」と「かきのバター焼き」。
こちらもバターと貝との相性が良くてなかなかでした。
そこそこお腹も満たされたので会場を後にしようとすると何やら行列が。
「市場で朝飯」と銘打って「新鮮なサンマ定食」を提供していました。
女川港では食べそこないましたが、横一列になってサンマを焼く姿を見せられてはたまりません。
1000円でチケットを購入して行列に並びました。
内容は、焼き立てのさんまの炭火焼、ひとめぼれの炊き立てご飯、三陸のわかめ汁、そして協賛各社のご飯のお供のなかから好きなもの3品、と充実の内容。
私がご飯のお供に選んだのは「三陸産めかぶ」「マグロの佃煮」「イワシの煮つけ」の３品。
もちろん焼き立てのサンマも含めてすべて美味で、思いがけず美味しい漁港ランチをいただくことができました。
今回は偶然でしたが、地域のイベントにタイミングを合わせてツーリングの目的地にするのもなかなか良いと感じました。
なお、気仙沼市魚市場には気仙沼「海の市」という観光物産施設があります。
こちらは１階に気仙沼港で水揚げされる魚介類やそれらを使った水産加工品などが並ぶ商店や飲食店、２階には観光サービスセンターや日本で唯一のサメのミュージアム「シャークミュージアム」があります。
イベントが催されていなくても新鮮な海鮮にありつけるので寄ってみてはいかがでしょう。
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