- ホンダADV160が納車されて一年半あまり。
このバイクの使い勝手の良さには感心するばかりです。
今回は実際のツーリングも含めてホンダADV160のインプレッションを書きたいと思います。
大型バイクとの２台持ち
私自身はバイクを２台所有しています。
一台はヤマハMT-09ＳＰ、そしてもう一台がホンダADV160です。
どちらのバイクもとっても気に入っていて手放すつもりはありません。
私はキャンプもするのですが、以前はMT-09にサイドバッグはホムセンボックスを取り付けてキャンプツーリングへ行っていました。
トップケースなどを付ければ積載はもっと楽になるのですが、軽さと加速が身上のMT-09にごてごてと取り付けることには抵抗がありました。
MT-09に乗っているバイク仲間がハンターカブなどのセカンドバイクを所有するなかで、自分も原付２種バイクを検討したのですが、結果として講習したのはホンダADV160でした。
今では大正解だったと思っています。
キャンプでの使い勝手
ADV160を入手してからキャンプにはADV160を使っています。
デイトナにリアキャリアにGIVIの43リットルトップケース。
リアシートにはヘンリービギンズの親子防水バッグというのが私のキャンプスタイル。
シート下の収納を含めればかなりの積載量になるかと思います。
実際のキャンプ画像がこちら。
ADV160ならキャンプツーリングもお手の物です。
高速走行もストレスなし
先日、ホンダADV160に乗って7日間の東北ツーリングへ行きました。
それ以前も横浜から大阪まで高速道路を使っていったこともあります。
ADV160の最高速度は時速115～118km。
約10,000回転でリミッターがかかるようになっているようです。
時速100～105km程度の走行であれば振動も気になりませんし問題なく走行できます。
シールドを大型化しているので風圧もかなり軽減されて快適です。
ただし、時速100kmからの追い越し加速は緩慢になります。
また高速走行だと通常時より燃費が落ちます。
感覚的には通常時リッター45ｋｍ程度、100キロ走行時リッター35～40ｋｍ程度といった感じです。
ロングツーリングでの経済性にも優れている
東北ツーリングでは一週間で2,500ｋｍほど走行しました。
キャンプ道具も積んでいったのでかなりの積載量でしたし、高速道路も使いました。
７日間の平均燃費はリッターあたり41ｋｍほど、しかもレギュラーガソリンなのでかなり経済的です。
タンク容量は8リットルなので満タンで300ｋｍ以上は走れる計算になります。
多少のダートもお手の物
ADV160のうたい文句は「シティーアドベンチャー」。
通常のスクーターよりも少しロードクリアランスがあって、タイヤもアドベンチャーテイストのパターンタイヤを履いています。
見た目の押し出しの強さも冒険心をくすぐるデザインとなっています。
これが見掛け倒しかというと大違い。
もちろんオフロードバイクとまではいきませんが、砂利道や多少のダートなら走破できるだけのポテンシャルがあります。
東北ツーリングでは某ナビのおかげでとんでもないダートを案内されました。
木の枝が倒れていたり、道路が泥沼のようになっていたり、途中で道路が無くなりはしないか不安でした。
そんなダートもADV160だから転倒やスタックもせずに無事走破できたのです。
もちろん、靴もバイクもドロドロになりましたが・・・。
ホンダADV160の欠点
シート下にヘルメットは入りません
シート下にヘルメットが入りません。
ジェットタイプのヘルメットであってもアライやショウエイといった帽体が大き目のものは無理です。
安くて小さめのジェットヘルメットならはいりますが、そこは入らないと割り切ってください。
トップケースなどリアに重い荷物を積むとシミー現象がでる
キャンプに行くときなどはリア部分にかなりの重量がかかることになります。
ハンドルから片手を話すとハンドルが震えてシミー現象が出ます。
ただ、両手でハンドルを握れば現象は出ません。
と、私が感じる欠点はこの２つくらいでしょうか。
そんなこと取るに足りないと思わせるほど魅力的で使い勝手が良いのがADV160です。
ビッグスクーターといわれる250cc以上のスクーターに比べると一回り小さく、取り回しも楽々なので普段使いのチョイノリでもストレスがないADV160。
オフ車のセローなどから乗り換える方も多いようです。
2024年モデルでは明るいレッドが追加されますます目が離せないホンダADV160。
店頭で一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
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