この記事では私の愛車ホンダADV160の欠点をまとめています。
もちろんとっても気に入っていますが短所もあります。
是非チェックしてみて下さい。
ホンダADV160の概要
2023年にADV160へと名称を変えることになるADV150は、もともとインドネシア市場で2019年7月に発売されたオートマチックスポーツ。
その時点で、「ADV」というモデル名は、X-ADV(2017年・745cc)が存在していたが、ADV150には、そのX-ADVの小排気量版とでも言うべきスタイリングが与えられていました。
諸元数値を見てみると、最低地上高が165mmで、同時代のPCX150よりも28mm高く、ブレーキは前後ともディスク式(PCX150はリアがドラム式)で、「X-ADVっぽさ」は、このような構成要素にも表れています。
但し、ホイールはスポークタイプだったX-ADVと異なりキャストホイールで、多機能デジタルメーター、DCソケット、スマートキーを装備。
その後、2019年10月に行われた「第46回 東京モーターショー2019」に市販予定車として出展され、2020年2月に販売開始。
2023年1月にADV150改めADV160となったのは、搭載するエンジンがPCX160用のもの(156cc)になったためで、装備としてトラクションコントロールも備えられました。
フレームも一新されて、シート高がADV150の795ミリから780ミリに下げられています。
基本スペック
タイプグレード名 | ADV160 |
---|---|
モデルチェンジ区分 | カラーチェンジ |
型式 | 8BK-KF54 |
発売年 | 2024 |
発売月 | 12 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1950 |
全幅 (mm) | 760 |
全高 (mm) | 1195 |
ホイールベース (mm) | 1325 |
最低地上高(mm) | 165 |
シート高 (mm) | 780 |
車両重量 (kg) | 136 |
最小回転半径(m) | 1.9 |
乗車定員(名) | 2 |
燃料消費率(1)(km/L) | 52.0 |
測定基準(1) | 60km/h走行時 |
燃料消費率(2)(km/L) | 42.5 |
測定基準(2) | WMTCモード値 |
原動機型式 | KF54E |
原動機種類 | 4ストローク |
気筒数 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 |
冷却方式 | 水冷 |
排気量 (cc) | 156 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 | 4 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 60 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 55.5 |
圧縮比(:1) | 12 |
最高出力(kW) | 12 |
最高出力(PS) | 16 |
最高出力回転数(rpm) | 8500 |
最大トルク(N・m) | 15 |
最大トルク(kgf・m) | 1.5 |
最大トルク回転数(rpm) | 6500 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
燃料供給装置形式 | PGM-FI |
燃料タンク容量 (L) | 8.1 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 421.2 |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 |
搭載バッテリー・型式 | YTZ8V |
バッテリー容量 | 12V-7Ah(10HR) |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 0.9 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 0.75 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-30 |
クラッチ形式 | 乾式・多板・遠心 |
変速機形式 | Vベルト式・無段変速 |
フレーム型式 | アンダーボーンフレーム |
キャスター角 | 26°30′ |
トレール量 (mm) | 85 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク |
ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | 正立フォーク |
フロントサスペンションストローク(mm) | 130 |
懸架方式(後) | ユニットスイング式 |
ショックアブソーバ本数(後) | 2 |
リアサスペンションストローク(mm) | 110 |
タイヤ(前) | 110/80-14 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 53 |
タイヤ(前)速度記号 | P |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス |
タイヤ(後) | 130/70-13 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 57 |
タイヤ(後)速度記号 | P |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 2.00 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 2.25 |
ヘッドライトタイプ(Hi) | LED |
テールライトタイプ | LED |
スピードメーター表示形式 | デジタル |
メーター表示:燃料計 | 有 |
メーター表示:エンジン回転計 | 有 |
メーター表示:時計 | 有 |
メーター表示:ツイントリップ | 有 |
車両装備:ハザードランプ | 有 |
車両装備:アンチロックブレーキ(ABS) | 有 |
車両装備:トラクションコントロール | 有 |
車両装備:アイドリングストップ | 有 |
車両装備:USBポート | 有 |
車両装備:可変スクリーン | 有 |
車両装備:ヘルメット収納 | 有 |
車両装備:シート下収納(シート下トランク) | 有 |
車両装備:センタースタンド | 有 |
車両装備:緊急制動表示灯 | 有 |
ホンダADV160の良いところ
ホンダADV160はとても使い勝手が良いバイクだと思っています。
サスペンションのストロークが長く良く動きます。
アドベンチャーの名前が与えられているように林道など多少荒れた路面でも心配なく走れます。
160ccという排気量が与えられ高速道路も走行できます。
時速100kmまでの加速はスムーズで時速100km程度の走行は至って快適。
長距離ツーリングも問題なくこなします。
燃費は一般道でリッター45~50km走り、ガソリンはレギュラーで8リットル入るのでかなり経済的。
ただし、高速道路で時速100km以上で走行した場合の燃費は燃費はリッター35km程度になります。
ネット上の口コミでは
「十分な加速で、あっという間に法定速度まで達しますので、高速でも一般道でもワインディングでもADV150をぶち抜く車両は一発免停の赤キップの速度のはずです。」
「XADVにも似てカッコイイマスク」
「スマートキーは便利」
「燃費が良くてタンクも大きい」
「ADVに座った時のアタマの高さは、エルグランドなどのミニバンの運転席のヘッドレストよりも高く、大変見通しが良い」
「二種原級の大きさで高速道路も走行可能」
「メータの機能が充実していて不足がない」
「程よい大きさと重量で取り回しが楽」
「ビジュアル的にかっこいい」
「キャラクターの立ったモデル」
「近所の散策から、それなりの距離の泊りの旅行まで不便なく使え、目的地での取り回しが楽」
「軽くて取り回し良く、どこにでも行けて活躍してくれます」
ホンダADV160の悪いところ
私が感じているADV160の短所がいくつかあります。
まず一番にあげられるのはシート下のラゲッジスペースにヘルメットが入らないことです。
もちろん半ヘルやチープなジェットヘルメットならはいりますが、大手メーカーのフルフェイスやジェットヘルメットは深さが足りなくては要りません。
それとADV160からシート高は下げられていますが、それほど足付きは良くありません。
私の場合、両足を着くと親指の付け根までが地面に付く程度ですが、それでも車体が軽いので不安はありません。
これはスクーターなので仕方がないのですが、電装系を弄る時にカウルを外すのがとっても面倒。
配線もかなり複雑です。
私はADV160をキャンプにも使うのですがリアに重い荷物を載せるとハンドルがかなりぶれます。
しかしそれは片手ハンドルをしたときで、両手でハンドルを握れば問題ありません。
高速道路での最高速はメーター読みで時速115km~118kmといったところ。
それ以上はエンジンの回転数が10,000を超えリミッターがかかるようです。
時速100kmまでの加速はスムーズですが、それ以上の加速は緩慢になるため高速道路での追い越しには少し時間がかかります。
ネット上の口コミから欠点を拾い上げてみると
「高速道路は80km巡航で目的地への移動時間と割り切る必要があります。追い越し加速は期待しないこと。」
「ちっちゃいスクリーン」
「スクーターなのに足元寒い」
「シートが高くて足つきが悪い」
「給油は注意してないと簡単に溢れさせてしまう」
「USB電源が小物入れの中にあるので、ハンドル周りに取り付けたアクセサリの電源として使いにくい」
「シート下トランクの形状が微妙で、ヘルメットがに入らない」
「稀にハズレ車体があるようで、ECUやオイルポンプなどが原因の故障をネットで見かける」
まとめ
ハッキリ言って他のスクーターと一線を画す見た目はカッコイイです。
私は日常の脚の他にキャンプや長距離ツーリングでもADV160を使いますが、本当に使える相棒で大満足です。
大型バイクも持っていますが、ADV160一台で大概の事ができてしまうので、意識しないと大型バイクに乗らなくなってしまいます。
カスタムもそれなりに進みとっても気に入っているので、いつまでも元気に走ってほしいです。
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