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城崎温泉紀行「お宿 白山離れ 里山の四季」レポート ☆ ずわいがに三昧の温泉旅行

2021年1月末、世の中は新型コロナによる緊急事態宣言下。

例年この時期には蟹と温泉目当てに日本海方面への旅行を楽しみにしていたのです。

今年もと思って宿を予約したタイミングはGO TO トラベルキャンペーンの真っただ中。

今年は私的に特別なタイミングでもあったため城崎温泉の旅館を予約しました。

 

2020年も城崎温泉に訪れたのですが、

街並みの雰囲気と大阪からの適度な距離感が気に入り2年連続での訪問となりました。

 

出発数日前に宿から連絡がありました。

GO TO キャンペーンが中断され割引の適用が無くなったことで

キャンセルするかどうかの確認の連絡でした。

先にも書いたように私的に特別なタイミングであったことからキャンセルはせず決行することにしました。

電車も宿も温泉街もガラガラに空いているとの情報もあって

身勝手ではありますが、リスクは少ないと考えたからです。

※城崎温泉について詳しく知りたい方はこちら

参考記事:関西 温泉グルメ旅 ~「城崎温泉・旅館 泉都」蟹三昧!文豪が愛した温泉

 

 

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特急 こうのとり9号

大阪から城崎温泉までは直通の特急電車が出ています。

大阪発12:11 の特急「こうのとり9号」に乗り城崎温泉駅に14:54に到着する予定です。

2時間43分の道のりなので軽い昼食と車中で飲むお酒を少々買い込んで乗り込みました。

車両には自分たちも含め2組だけで、まさにガラガラの状態。

車窓からの景色をみながらのんびりと列車の旅を楽しみました。

 

城崎温泉に近づくにつれて外の眺めが雪景色へと変わっていきます。

まもなく城崎温泉に着くことの合図です。

城崎温泉・お宿白山

城崎温泉駅に着き、少し温泉街を散策してみました。

案の定、人影もまばらで休業中の店舗が目立ちます。

「うん。これで良い・・・」

と納得しながら駅にもどり、迎えにきてもらうために宿に連絡しました。

今回の予約していたのは「古民家の宿 お宿白山」

この宿は城崎温泉駅を出て温泉街とは反対側の左側に曲がって数分行ったところにあります。

お宿 白山はいくつかの建物に分かれています。

・お宿白山 「本館」

日常以上特別未満。気軽に温泉にお出かけにぴったり。3つの露天風呂と洗い場畳敷きの内湯が貸切無料。外湯めぐり送迎やスタッフのおもてなしで城崎の旅を満喫できます。

・お宿白山 離れ「里山の四季」

築86年の但馬の古民家をリノベーションしたたった5室の古民家宿。高い天井の梁や外観は、建築当時のままです。7つの貸切温泉をごゆるりと外湯と一緒にお愉しみ下さいませ

・お宿白山 新館「陽邸 さなえ田」

飛騨高山の町屋をコンセプトにした新・町屋ホテルにようこそ。せせらぎと暖炉にいやされる2つのロビーなど、あなただけの1泊では帰りたくない宿を用意しました。

・花地蔵庵・花のれん

外湯「まんだら湯」のお隣の六地蔵とお香の香りが迎える朝夕お部屋食のお宿です。館内外の貸切温泉は4湯。源泉かけ流しの「オンリー湯」がございます。

引用元:お宿白山公式サイト

私が予約していたのは、お宿白山 離れ「里山の四季」です。

本館でチェックインを済ませると仲居さんが部屋まで案内してくれます。

建物は本館とは道を挟んだ別の建物になります。

部屋で仲居さんの説明を受けるとVIPルーム(離れと新館はVIPルームなんですね)は本日2組だけのご利用なので、

「お宿白山 離れ里山の四季」と隣の「お宿白山 新館陽邸 さなえ田」の4つの貸し切り露天風呂は使い放題・・・らしいです。

部屋は清潔で、前室こそありませんが十分な広さがあり、板の間にマッサージチェアが置かれています。

トイレと洗面室が分かれていて洗面室から部屋付きの専用露天風呂に出ることができます。



城崎温泉・外湯

夕食まで少し時間があったので、浴衣と丹前に着替え外湯に行ってみることにしました。

ついでに部屋で飲むお酒も仕込んできます。

緊急事態宣言の影響なのか「まんだらの湯」など2件ほどの外湯が休業しています。

前年に改装中だった「御所の湯」に行ってみました。

改装後間もないため建物は大変きれいです。

入口で消毒と検温を済ませ早速「男湯」へ。

内部は洗い場と温泉に分かれていて、温泉は露天のみです。

露天風呂はかなり広々としていました。

ほかに入浴客が2人ほどだったのもあったかもしれませんがゆったりと湯につかることができました。

夕食〜貸切露天風呂

温泉で体を温めてから地酒を買い込み宿へ戻ると夕食の支度がされていました。

生ビールを注文して早速夕食。

この日のメニューは

 茹でずわい蟹

焼きずわい蟹

刺身の盛り合わせ

蟹他の天ぷら

タグ付き花咲ガニ(生)

活けアワビのバター焼き

丹波牛のしゃぶしゃぶ

自家製プリン

でした。

こんなに食べきれない・・・

と思いましたが、買い込んできた「竹泉 生酒」を飲みながら

なんとかすべて平らげました。

ほろ酔いでしたが、その晩のうちに4つの貸し切り露天風呂をすべて制覇しました。

「はなれ」と「新館」は自由に行き来できるのですが、新館は宿泊客がいないためか

照明をほとんど落としていました。

それでも新しくてロビーが広々としていてかなり良い雰囲気でした。

白山に宿泊するなら「はなれ」か「新館」をお勧めします

食事の内容も本館よりも少し豪華なようです。

ちなみに私は日・月曜とお世話になったのですが1泊30,000円/1人程度だったので

内容と価格のバランスもすごく良かったと思っています。

参考:お宿 白山公式サイト

城崎温泉・2日目

朝起きて貸し切り露天風呂で目を覚ましてから朝食。

朝食は特別なものではありませんでしたが十分美味しくいただきました。

その後もう一度貸し切り露天風呂を満喫し、宿をチェックアウトしました。

外湯 2

温泉街を散策しながら2件ほど外湯をまわりました。

こちらは「一の湯」露天の洞穴風呂がとても良い感じでした。

そして「鴻の湯」

こちらは昨年も行ったのですが開放的な「庭園風呂」が気に入って、今年もお邪魔しました。

いずれの外湯もガラガラで2~3名ほどしか入浴していませんでした。

かなり食べていてお腹は空いていないはずなのですが小腹が空いたので途中で温泉卵をいただき

お昼は蟹の看板が目印の「鮮魚いなば」直営の食堂で「いくら・いか丼」をいただきました。

雰囲気は"食堂"と言う感じですが、ねっとりとしてなかなか美味しいイカでした。

公式サイト:トップページ|いなば鮮魚店:城崎で海の幸を堪能するなら

 

城崎温泉からの帰路

温泉でたっぷりと浮世の疲れをいやし、美味しい食事にすっかり満足しました。

「大阪で最後の蟹旅行」だったので本当に来てよかった。

 

帰りは珍しいディーゼル特急「はまかぜ4号」で帰ります。

こちらは鳥取駅から城崎温泉を経由して大阪まで行く列車ですが、

使う路線が異なり、姫路を経由にて大阪まで行く列車です。

「はまかぜ」に乗り込み

ちびちびと日本酒を飲みながら帰ります。

写真の「かにマヨおかき」もおいしいのですが、

蟹の絵が入った「チーズタルト」はふわふわで絶品です。

城崎温泉に行ったときは円山菓尞の「湯上りチーズタルト」を是非ご賞味ください。

参考:食べログ 湯上りチーズタルト

今回お世話になった「お宿白山 離れ里山の四季」は高級旅館ほどでは無いにしても部屋も食事も十分満足いくものでした。

何より貸し切り露天風呂が広々としていて最高でした。

 

今回は特別な日だったので城崎温泉行を強行しましたが後ろめたい気持ちもあります。

早く自由に旅行できる日が来ることを祈っています。





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