キャンプは私の趣味の一つ。
ソロや仲間と一緒のキャンプを楽しんでいます。
でも、誰もがキャンプが好きというわけではありません。
キャンプはちょっと・・・という方もいるでしょう。
それでもキャンプ気分だけは味わいたい。
そんな方にピッタリなのが「グランピング」です。
今回は、杓子山ゲートウェイキャンプへ行ってきたのでご紹介しましょう。
「富士山を見ながらキャンプをしてみたい。」
という友人の要望にこたえて、今回いくことにしたのが山梨県富士吉田市にある「杓子山ゲートウェイキャンプ」。
テントを張ってのキャンプでも良かったのですが、私のキャンプはソロキャンプなので、2人でゆったりと過ごせるようなキャンプギアを持っていません。
なので、今回はグランピングを選択しました。
グランピングサイト選び
「富士山が見えるグランピング」でググってみるとそれなりの数のサイトがヒットします。
幾つかのサイトの内容を見てまずいえるのが「値段が高い」。
高級ホテルに宿泊できるくらいの価格です。
「宿泊人数が限られる」「メンテナンスがたいへん」などの理由だと考えられますが・・・高いです。
その割に人気のグランピングサイトは、かなり予約が埋まるのが早いようです。
今回、多少でもお安くなればと思い、土曜宿泊を避け、月曜日に有給休暇を取得する前提で日曜泊で探したのですが、それでもかなり予約が埋まっていました。
富士山の眺望や食事のメニュー、それと行きやすさを考え、最終的に予約をしたのが山梨県富士吉田市にある「杓子山ゲートウェイキャンプ」でした。
杓子山ゲートウェイキャンプの立地
杓子山ゲートウェイキャンプは、山梨県富士吉田市の市街地から少し離れた小高い山の上にあります。
当初、バイクで行くことを考えていたのですが、サイトの手前までの道路は綺麗に舗装されているものの、サイトへの導入路は砂利敷の坂道。
少し運転に注意が必要です。
私は、利用日の1週間前、富士宮でソロキャンプをした帰りに下見に立ち寄ってみました。
万が一バイクでの進入が厳しいような場所だと困りますから。
杓子山ゲートウェイキャンプの施設
杓子山ゲートウェイキャンプのグランピング施設には計10棟のグランピングテントがあります。
ラグジュアリーフォーベッド
直径6メートル、高さ3メートルのドームテントです。
3タイプある中で最も大きなサイズのドームテントです。
芝生のフィールドにてアクティブにアウトドア活動をお楽しみいただけます。
ご家族やグループでのご利用に最適です。
シングルベッド4台 全3棟
デラックスツイン
直径5メートル、高さ2.4メートルのドームテントです。
エリア内に「全天候型ガゼボ(食事などをするガラス張り屋根付きのサンルーム)」を併設。
ご夫婦、ペア・ゲストのご利用にお勧めです。
またエキストラベッドを追加することも可能です。
シングルベッド2台 全4棟
プレミアムツイン
直径5メートル、高さ2.5メートル。
デラックスタイプよりも窓部分が大きなドームで、開放的に景色を眺めることができます。
3棟あるドームテントの間隔を広めにレイアウト。
よりプライベート感が保たれております。
セミダブルベッド2台 全3棟
これらのドームテントはすべて冷暖房完備、椅子・テーブル・コンセントなどがあります。
WiFiは、管理棟周辺のみでテントでは使えません。
また、テレビは無く、冷蔵庫もありません(冷蔵庫代わりのクーラーボックスがあります)。
それぞれのサイトには、男女別のトイレ、水場がありますが共用となります。
お風呂に関しては、ドームテント利用客は2つある露天風呂付浴室を予約して利用することができます。
また、有料の露天風呂も1箇所あって、予約をすれば有料で仕様することができます。
なお、温水が出るシャワールームが別途設けられていて、24時間無料で使用することが可能です。
デラックスツインを予約
私が今回予約したのはデラックスツイン。
2名、夕・朝食付きでお値段は 58,960円でした。
ただし、全国旅行割りの対象になったので、1人あたり5,000円 計10,000円の補助があり、
なおかつ、1人当たり3,000円 計6,000円のクーポンが付きました。
そして、オプションとして焚火セット(薪付)2,200円を注文したのですが・・・。
当日はあいにくの雨
日曜日はあいにくの雨。
バイクで行くことをあきらめ、車でいくことになりました。
なので、外でやる予定だった焚火セットはキャンセルしたのです。
チェックイン
チェックインの時間は15:00。
食材や飲み物については持ち込自由だったので、富士吉田市内のスーパーマーケットで、ワインやハイボールなどの飲み物と、チーズなどのツマミを買ってから現地に入り、受付でチェックインを済ませました。
この時に、夕方と朝の食事の時間、そして風呂の予約も同時に済ませます。
デラックスツイン・ドームに案内されたのですが、やはりあいにくの雨で富士山は見えません。
ちなみに、各ドームテントの入り口は暗証番号でロックがかかるようになっています。
外は寒々しかったのですが、ドーム内はエアコンが効いていて快適でした。
ベッドも清潔でなかなか快適です。
ただ、夜になって冷え込んでくると、窓の近くに座っていて足元が少し寒く感じました。
ブランケットが置いてありますが、床暖房があったらもっと快適だったかも。
お風呂
食事の前に予約していたお風呂へ。
1組の利用時間は50分と、十分な時間があります。
風呂には洗面とシャワールームがあります。
シャワールームにはボディーソープ、シャンプー、リンスが備え付けられています。
洗面にはドライヤーもありますが、タオルなどは部屋に備え付けのものを持参します。
露天風呂に洗い場はありません。
露天風呂は、檜風呂と陶器風呂の2種類。
私が選んだのはバスタブが広い檜風呂のほうです。
寒かったせいもあって、露天風呂がメチャクチャ気持ち良かったです。
夕食
デラックスツインとプレミアムツインの食事は、ドームテント併設の全天候型ガゼボで用意されます。
ガゼボのなかも暖房が効いていて、火も使うので暖かかったです。
私たちが予約した夕食メニューは「冬季限定・アウトドア鍋」。
スタッフが食事の準備とともに食べ方の説明をしてくれました。
骨付き肉とソーセージが入ったポトフ。
野菜のポトフと魚介のクリーム煮
キノコとソーセージのピリカラソテー
そしてステーキ
このほかに、パンとフルーツが付いてボリューム満点。
買ってきたワインを頂きながら、お腹一杯美味しく頂きました。
翌朝
温かいドームテントで快適に眠りましたが、朝方まで雨がテントを打つ音が聞こえていました。
それでも、起きるころには雨もあがり天候は回復傾向。
曇ってはいましたが、富士山を拝むことができました。
朝食は、やはりガゼボで。
シェフがオムレツなどを目の前で調理してくれます。
クロワッサンやカボチャのスープも美味しくて、朝からお腹一杯頂きました。
もちろん、ホットコーヒーも付いています。
その後、西のほうから晴れ間が広がり、日中は良い天気になりました。
一応富士山も見えたし、2日目も雨じゃなくて良かったかな。
チェックアウトを済ませ、富士五湖めぐりをしながら富士山を満喫して帰ったのでした。
ということで、杓子山ゲートウェイキャンプは、少しお値段的にはお高めですが、ドームテントやお風呂も快適で、食事も美味しくて、すごく良い休日になりました。
「キャンプは面倒だけどグランピングなら」
と考えている方。
是非、杓子山ゲートウェイキャンプをお試し下さい。
【杓子山ゲートウェイキャンプ 概要】
住所:山梨県富士吉田市大明見古屋敷4101【地図】
電話:070-4333-9740(受付時間9:00〜18:00)
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