今回ヤマハMT-09SPのタイヤをダンロップ スポーツマックスQ5Aにしてみました。
ブリジストンS21⇒ミュシュラン パワー5⇒ ダンロップ スポーツマックスQ5Aという変遷。
さっそくレポートします。
ミュシュラン パワー5
前回のタイヤ交換でヤマハMT-09SP(2018)のタイヤをブリジストン バトラックスS22からミシュラン Power5に替えていたのですが、Power5は自分にはあいませんでした。
まず、乗り心地が固い感じが最期まで消えませんでした。
空気圧は指定の気圧にしていましたが、触った感じもゴムが固い印象でした。
また、S22と比べて峠での倒し込みにも常に不安がありました。
もちろん私のテクニックの問題もありますが、S22に比べて設置感をあまり感じられなかったというのが素人なりの感想です。
今回の交換では、Power5はスリップサインが出ているわけではありませんでしたが、フロントタイヤのサイド部分に2層目の柔らかいゴムが表出して、曲がる時にハンドルが切れ込むようになり怖かったというのが早めのタイヤ交換の理由です。
どれに替えるか?どこで替えるか?
どのタイヤにするかは最期まで迷いました。
もう良い年なので峠をグイグイ攻めるというような走り方をするつもりはありません。
しかしMT-09は開けて倒して楽しいバイクなのでまったく大人しい乗り方をするかというとそれも違うでしょう。
程よい「スポーツ走行」に向いているタイヤを選ぼうと思い選択肢に入れたのが
・ブリジストン バトラックスS22&S23
・ピレリ ロッソ4
・ダンロップ スポーツマックスQ5A
の3つです。
ダンロップのタイヤはバイク仲間の一人が酷評していたのですが、スポーツマックスQ5Aは新製品でインプレッションなどを見てもかなり良さそうなタイヤなので候補にいれました。
シュップの選択肢は2つ。
前回と同じ世田谷の「スピードスター」にするか、または友人から情報があった青梅の「タイヤハウス馬行(バイク)」にするかです。
「タイヤハウス馬行」の店主は電話での問い合わせにとっても親切に対応してくれました。
お値段的にもかなり安いと思います。
違いは「スピードスター」はクレジットカードもOKなのに対して「タイヤハウス馬行」は現金のみ。
それと家からの距離が「スピードスター」のうほうが近いこと。
いずれのショップも予約受付をしておらず、来店順に作業をするというところも同じです。
とりあえず銀行へ行って現金を引き出し、まずは「スピードスター」へ、混みあっていたら「タイヤハウス馬行」へ向かうという優柔不断な作戦をとりました。
スピードスターへ
スピードスターへ行ってみると、私の前に2台ほど作業が入っていましたが、それほど待つことも無さそう。
聞いてみると1時間半から2時間で仕上がるとのことでした。
タイヤはどれにしようか・・・と店員さんと話しながら結果「ダンロップ スポーツマックスQ5A」に決めました。
S23やロッソ4よりも幾分お金も節約できたと思います。
ちなみにスピードスターの工賃はタイヤ1本2,500円。
現金が払いだと1本につき1,000円の値引きがあります。
空気バルブも横向きの新しいものにしてもらうことでお願いしました。
たしか一本1,500円位だったと思います。
タイヤ本体は
(前)120/70ZR17 (58W) 21,500円
(後)180/55ZR17 (73W) 31,800円
合計で60,900円を現金で支払いました。
スピードスターは裏手に同じ名前のカフェを併設していてそちらで待つこともできるのですが、天気も良かったので「馬事公苑」を散歩して時間を潰しました。
スピードスターの立地だと砧公園などにも歩いて行けるので、時間を潰す方法がいくつもあって助かります。
ダンロップ スポーツマックスQ5A 初回インプレッション
馬事公苑を散歩して1時間半後に戻ると作業は完了していました。
現金で会計を済ませ帰路へ。
店から世田谷通りへ出ようとハンドルを切ってアクセルをあけると、後輪がツルッ!
コケることはありませんでしたが、ヒヤッとしました。
新品のタイヤは皮むきが終わるまで慎重な運転を・・・。
帰りは国道246には出ずに「世田谷通り」を通ることにしました。
ゆっくりとタイヤの感触を確認しながら帰りたかったからです。
まず感じたのは「乗り心地」がかなり良くなったこと。
空気圧は指定値にしてもらったのっで空気圧の違いではありません。
通常の走行における乗り心地は、少し走っただけでも分かるほどよくなりました。
また、意図的にマンホールなどのギャップを踏んで走ってみたのですが、突き上げ感がマイルドになっています。
乗り心地に関しては合格でしょう。
こいつでツーリングに行くのが楽しみになってきました。
ダンロップ スポーツマックスQ5Aのネット上の評価
今回は皮むき第一弾の感想ですが、ダンロップ スポーツマックスQ5Aのネット上のインプレッションを抜粋すると。
・Q5Aはハンドリングが軽快で安心感があり、直進時は安定していますが、バイクを寝かせればハンドルに舵がつきタイヤがイン側に自然に入ってきてくれます。目線だけで曲がれるくらい自然に曲がれるので、ライディングに集中できてとてもスポーツ走行が楽しいタイヤです。
・軽快な初期旋回と乗り心地の良さです。またグリップ感も非常に良く、しっとりとした接地感があり、早朝は寒かったですがタイヤを温めやすいと感じました。
・走り出してすぐに気付いたのは、ハンドリングのニュートラルさだ。自分で言うのもナンだが、レーシングライダーはかなり敏感なセンサーを持っていると思う。にも関わらず、Q5Aは走り始めの段階から気になるクセをまったく感じなかったので、いきなり好印象を持てた。
・Q5Aはウォームアップ性能も良好。クセがないニュートラルなハンドリングと相まって、すぐに「楽しい!」と思わせてくれた。その元になっているのは、タイヤから伝わるグリップ感だ。
・「タイヤから伝わるグリップ感」のおかげで、接地感は豊か。
・特に優れていると感じたのは、バイクが勝手に倒れ込むことがなく、こちらが操作した通りのバンク角が得られたことだ。自分の感覚にぴったりと寄り添ってくれるので、安心してライディングを楽しめる。
まあ、インプレッションは半分宣伝みたいなものなので話半分くらいに聞いておいたほうが良いのは百も承知ですが。
メーカーの公式サイトにおけるうたい文句は
オールラウンドな性能のSPORTMAX Roadsport2に、アグレッシブなパターンデザインのSPORTMAX Q5を融合
日本の最新技術を余すことなく投入し作り込まれたSPORTMAX Q5Aは、これまでダンロップが培ってきたスポーツタイヤの性能を凌駕する。
高次元でのDRY/WETグリップ、軽快なハンドリングとロングライフ性能が、優れたライディングプレジャーを提供する。
というもの。
ちなみにこのタイヤのネーミングの由来ですが、
「Q5」は、レースにも対応するハイグリップタイヤ「スポーツマックスQ5」のコンセプトを受け継ぐスポーツ性能を持っているという意味。
「A」は、オールラウンドという意味だそうです。
レースにも対応できるくらいのグリップ性能を持ちながら、乗り心地を犠牲にしていないのでツーリングも快適、ウェット性能も向上し、一説によると1万キロ以上走れるロングライフなのだとか。
「そんな都合の良いタイヤあるんかい!」
と言いたい人も多いかとおもいますが、とりあえずしばらく走ってみてまた感想を書かせていただきます。
このタイヤに興味がある方は以下のメーカー公式サイトも見ておいてくださいね。
【参考】
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