秩父豚肉味噌漬本舗「せかい」は1915年創業、精肉の老舗です。
秩父豚肉味噌漬本舗「せかい」の『秩父豚肉味噌漬け』はその伝統の技から生まれた豊かな風味、厳選された素材が醸し出す素朴な滋味は誰からも愛される秩父の逸品です。
その「せかい」直営の豚味噌漬丼のお店が「秩父新世界」。
今回「新世界」で自慢の「豚味噌漬丼」を頂いてきたので、さっそくレポートします。
秩父豚肉味噌漬本舗「せかい」と直営店「豚味噌丼お食事処 秩父新世界」
秩父の老舗精肉店「せかい」は「豚の味噌漬け」や「チャーシュー」などの商品で長く愛される名店。
秩父で「せかいの豚味噌丼が食べたい!」という多くの声に応えて、令和2年5月24日に直営店「豚味噌丼お食事処 秩父新世界」が新規開店しました。
「豚味噌丼お食事処 秩父新世界」があるのは、秩父駅からほど近い目抜き通り沿い。
秩父豚肉味噌漬本舗「せかい」に併設する形でオープンしています。
通りの表側に「豚味噌丼お食事処 秩父新世界」があり、食事はこちらで。
路地を曲がったところが秩父豚肉味噌漬本舗「せかい」の店舗で商品の販売はこちらになっています。
いざ出陣
晴れた日曜日、特に予定もなかったので、バイクでランチをしに行くことにしました。
埼玉方面に行ってみようかと思いあれこれ思案して、行くことにしたのが「豚味噌丼お食事処 秩父新世界」。
自宅から約70kmほどの道のりで、ランチツーリングにはちょうど良い感じです。
行きは圏央道を使い、9:00に出発して気持ちよく走り、11:00過ぎには到着しました。
表をみると開店は11:30~でまだ準備中。
車4台分の駐車スペースがありましたが、バイク1台で駐車スペースを使ってしまうのも悪いので、お店の前の歩道との間にバイクを駐車して待つことにしました。
ウェイチングリストがあったので、名前を書きましたが、私の前にすでに1組の方が名前を書いていました。
私はバイクで秩父に来ることが無かったのですが、小鹿野~秩父界隈は多くのライダーが訪れる場所だというのは知っていました。
道すがら多くのライダーがいましたし、新世界の前で待っていても目の前を多くのバイクが走り過ぎていきます。
新世界の前の通りは、飲食店などの店舗が立ち並ぶ目抜き通りで、そこそこの交通量があります。
私がウェイティングリストに名前を書いた後、車や徒歩で訪れる来店客が続々と来店。
開店10分前には4台しかない駐車スペースは満車になってしまいました。
入店・注文
11:30ちょうどに入り口が空いて、店員さんが店内に案内してくれました。
私が案内されたのは2人掛けのテーブル席です。
店内は明るくスッキリとしていて、新しく清潔な和風の雰囲気。
席はすべてテーブル席(2階もあるようですが団体さん専用かな・・・)でカウンターや座敷はありません。
トイレも含め清潔に保たれていて好印象でした。
メニューは至ってシンプル。
迷うことが無くてたすかります。
基本は豚味噌丼で、「せかい豚味噌セット」の小~特盛まで、ご飯の量と豚肉の枚数が書いてあるのでとても分かりやすい。
ちなみにコーヒーなどが110円になるのは平日のみです。
その他の主なメニューは
せかい和牛すき焼き重
それと、とんみそ饅頭
豚味噌丼の量を少なくして「とんみそ饅頭」を注文しようか迷ったのですが、初回来店なので名物の「豚味噌丼」一本でいくことにして、「せかい豚味噌セット 大盛(肉3枚、ご飯300g)」1,210円(税込)を注文しました。
注文後に店内を見ていると、ウェイティングのお客さんがいても一度に店内を満席にはせず、オペレーションのペースに合わせてお客さんを迎え入れているようでした。
「なかなか注文を取りに来ない」とか、「注文の品がなかなか来ない」ということが無いようにしているのでしょうね。
せかい豚味噌セット 着丼
オペレーションのおかげもあって、10分程で注文の品が運ばれてきました。
セットには、ミニサラダ、味噌汁、お新香がついています。
見て下さい。
形が揃った豚のロース肉に、綺麗に焦げ目がついてご飯の上に鎮座しています。
豚肉の下には少量のキャベツ、そして刻んだ紅ショウガと青ネギ。
一目見ただけで「旨いやつ」だというのがわかります。
豚肉を箸で持ち上げてみると適度な厚みがありますね。
その豚肉を一口頂いてすぐにわかるのが、豚肉の柔らかさ。
入れ歯のお年寄りでも問題なくガブリとかみ切れる柔らかさです。
そして、まず味噌の味が口の中に広がります。
味噌は砂糖などを足しておらず味噌本来の味。
これがご飯にめちゃくちゃ合います。
そして噛んでいると、豚肉の甘さとご飯本来の甘さが感じられます。
味噌が甘いと肉とご飯の甘さが判らなくなるので、とても私好みです。
いやー。本当に旨い!
豚味噌漬けと白いご飯が絶妙なチームプレーで私の味覚をメロメロにさせます。
豚が3枚ありましたが、ご飯も美味しくて、豚二枚で大盛のご飯は食べられてしまいそう。
「ごはんおかわり!」と言いたいのを我慢して、幸せな気持ちのままフィニッシュしました。
これはリピートしたくなる丼に間違いありません。
PayPayで会計を済ませ、店外に出るとお店の前や来店待ちのベンチに何組も人が待っていました。
今回お土産は買いませんでしたが、秩父豚肉味噌漬本舗「せかい」の店舗で「秩父豚味噌漬」や、自慢の「チャーシュー」などを買うことができます。
公式サイトでは、お取り寄せもできるので遠方の方は是非お取り寄せで名店の味をお楽しみください。
ちなみに、秩父には「豚味噌丼お食事処 秩父新世界」以外にも、たくさんのグルメがあるようです。
秩父は日帰りツーリングにはちょうど良い距離感なので、私もこれからたまに秩父を訪れることになりそうです。
【豚味噌丼お食事処 秩父新世界 概要】
住所:埼玉県秩父市本町4-23
定休日:毎週火曜日、12/31、元日
営業時間:
【月・水・木・金曜】
11:30~15:00(ラストオーダー 14:30)
16:30~18:00 テイクアウトのみ
【土・日曜日・祭日】
11:30~16:00(ラストオーダー 15:30)
夕方の営業はなし
お取り寄せ・販売
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