今回は、大阪市浪速区に本社を置く株式会社 牛長(ぎゅうちょう)さんの牛長秘伝「和牛入れすぎカレー」を食してみたので、その感想をレポートします。
このレトルトカレーは、お取り寄せで230g入りが5個セットで4,320円というなかなかのお値段。
1個当たり864円するのでレストランでカレーを食べるのと変わりません。
はたしてどんなカレーなのか??
牛長とは?
牛長は、明治41年創業の「食肉業務用卸・小売販売」の会社です。
現在本社を構えるのは大阪市住之江区。
資本金6000万円、従業員数約90名、売上高59億3千万円(2019年度)と「食肉業務用卸・小売販売」の会社の中ではかなり大きな会社と言えます。
直営店舗をいくつか持ち、いずれも関西のデパートなどに店舗を構えています。
①株式会社牛長 あべのハルカス店
〒545-8545 大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目1-43
(あべのハルカス近鉄本店タワー館B2F)
TEL.06-6625-1408
②株式会社牛長 近鉄上本町店
〒543-8543 大阪市天王寺区上本町6丁目1-55
(上本町近鉄百貨店地下1階)
TEL.06-6773-5010
③株式会社牛長 近鉄草津店
〒525-8515 滋賀県草津市渋川1-1-50
(近鉄百貨店1階精肉売場)
TEL.077-561-3585(直通)
牛長の美味しさの秘密とこだわり
牛長のこだわりは「選び抜く」ことだそうです。
買い付けへのこだわり
牛長では、社長自らが先頭に立ち、全国に数多く在る枝肉セリ市場に足を運び、長年蓄積された経験と厳しく鍛え上げられた目利きによって枝肉での仕入を行っています。
そのほかにも経験年数の豊富な仕入担当者が各部署に数名在籍しており、営業部・製造業務部・販売事業部の担当責任者がお得意様のご希望に沿うかたちで枝肉から指定部位の一つひとつまでを直接現地へ赴き、責任をもって仕入れを致します。
牛長は、お得意様とのゆるぎない信頼関係を築いて行くことに努力は惜しみません。
買い付け実績
平成24年10月22日、㈱滋賀食肉市場主催の第5回東近江市近江牛枝肉研究会にて、優良賞1席購入
特選松阪牛A5等級を月間2~3頭のペースで三重県松阪食肉公社にて買い付け。
平成22年2月、神戸食肉中央卸売市場で開催の神戸肉枝肉共例会にて、優秀賞一席・優良賞二席を購入
平成21年12月、滋賀県食肉市場で開催の近江牛枝肉共例会にて最優秀賞受賞肉を購入、他優秀賞や優良賞など数頭購入。
平成21年11月、神戸食肉中央卸売市場で開催の佐賀牛枝肉共例会にて、最優秀賞受賞肉を購入。
平成21年11月、神戸食肉中央卸売市場で開催の神戸肉黒田庄共例会にて、最優秀賞受賞肉を購入。
平成21年10月、東京芝浦の中央卸売食肉市場で開催の松阪牛枝肉共例会にて最優秀賞受賞肉を購入。
平成17年11月から神戸食肉中央卸売市場で開催の佐賀牛枝肉共例会にて、3年連続最優秀賞受賞肉を購入。
平成17年から5年連続優秀賞受賞肉を購入。
など
牛長の枝肉選定基準
枝肉の格付けとは(社)日本食肉格付協会の定める全国共通の基準に沿って行うランク付けのことをいい、これを『枝肉取引規格』と呼んでいます。
現在行われている牛枝肉の格付は、歩留等級(A・B・C) と肉質等級(5・4・3・2・1)との分離評価方式を用います。
そして更に大事なことは、これら全国共通の基準に加えて、創業以来先人達より代々守り受け継がれてきた『鮮やかにして美味なり』の弊社独自のこだわりが評価に加わるのです。
牛長の妥協することのない飽くなき追求により、お得意様のご満足を得ることが出来てこそ、このこだわりが完成されます。
商品の鮮度・衛生管理
本社作業場は徹底した温度管理と衛生管理を心がけ、すべてのフロアー内は常に一定の温度に保たれています。
室温18度以下、5つの冷蔵チャンバーは常に5度以下に設定、3つの冷凍チャンバーはマイナス30度以下に温度設定管理されています。
フロアーは製造業務部各課に分かれていて、
1F:レストラン関係や小売店専門のお得意様対応
2F:ホテル専門の対応
3F:量販店専門の対応
と分かれています。
フロアーごとに責任者を配置し、それぞれが食品衛生責任者の資格を持って、衛生管理の順守に努めています。
【以上:牛長公式サイトより抜粋・引用】
主な納入先
では、牛長の牛肉は直営店のほかにどんな納入先に納められているのでしょうか。
公式サイトをみると
ANAクラウンプラザホテル、インターコンチネンタルホテル、ウェスティンホテル、マリオット都ホテル、レストラン月光園、ザ・リッツ・カールトン、スイスホテル、セントレジスホテル、テイクアンドギヴ・ニーズ、帝国ホテル大、ハイアットリージェンシーホテルオークラ神、ホテルグランヴィア、リーガロイヤルホテルなど
いずれ劣らぬ高級ホテルやレストラン、結婚式場などがずらりと並びます。
これは、いやがおうにも気分が盛り上がります。
お取り寄せ
牛長は、大阪中心の店舗展開で、納入先は主に関西のホテルなので関東に住む私たちが、牛長の牛肉を口にすることはめったにありません。
「でも、どうしても牛長の美味しい牛肉を食べてみたい!」
という方のために「お取り寄せ」ができるのです。
種類は
①高級銘柄牛肉(松坂牛・近江牛・神戸牛)すき焼き、しゃぶしゃぶ、ステーキ用
500g 16,200円~
②国産黒毛和牛 すき焼き、しゃぶしゃぶ、ステーキ、特選切り落とし
500g 3,240円~
③肉のお惣菜
和牛入れすぎカレー、ローストビーフ、国産黒毛和牛100%ハンバーグ、「京都石野味噌」特醸白味噌漬
最高級品質の和牛が国内どこからでもお取り寄せで味わうことができるのは嬉しいですね。
そしてやっと「和牛入れすぎカレー」のお話に戻ります。
牛長秘伝「和牛入れすぎカレー」を食べてみた
今回、ゴルフのお土産で頂いたのが、牛長秘伝「和牛入れすぎカレー」。
一人前230gのレトルトカレーの中に和牛が約100g入っています。
こちらがパッケージ、黒地に金色の文字が高級感を醸し出しています。
裏には商品説明など
ちなみに商品の特徴が書いてありますので抜粋すると
■老舗肉やの賄いに受け継がれた秘伝の味
独自の配合でブレンドしたカレー粉をベースに、選び抜き厳選した和牛がたっぷり入ったコクのあるスパイシーでボリュームたっぷりの本格カレーです。
老舗の賄いに受け継がれた秘伝の味を、是非ご家庭でご賞味下さい。
そういえば今思い出しましたが、大阪は「粉モン」の街と言われますが、同時に焼肉とカレーの街でもあります。
その「肉」と「カレー」がミックスしたのだから「旨い」に決まってますね。
箱の裏書の指示に従って熱湯で5分ほど加熱
深めの器にご飯を入れて、温めたカレールーを上からドバーっとかけました。
商品名のとおり肉がゴロゴロしています。
和牛約100gといううたい文句に偽りなしという感じです。
肉を一口頂くと、一口で良い和牛とわかる柔らかくてしっとりとした食感。
ハッキリ言って旨い!です。
脂身はほとんどなく、比較的赤身に近い牛肉のような気がしました。
カレールーは1食分たっぷりした量があって、思っていたよりスパイシー。
配分は独自のもののようですが、しっかりとスパイスを感じられる美味しいカレーでした。
欧風・・・とも少し違う気がします・・・「大阪風」ですね。
少し値段は張りますが、そのへんのレストランのカレーより数段上の味、と言っても過言ではないかも。
自宅用にはもちろんですが、今回私が頂いたように、ちょっとした「贈り物」や「お土産」としてとても良いですし、喜ばれる一品だと思いました。
ちなみに一般のネットサイトで販売しているものもありました。
牛長公式サイトのリンクを貼っておきます。
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