この記事では人気 バイクの欠点をネット上から拾い上げてまとめています。
今回は、ヤマハから発売されている原付2種スクーターからヤマハ アクシス Zについてまとめてみました。
ヤマハ アクシス Zの概要
2017年4月に発売されたアクシスZ(LTZ125)は、2015年モデルまで設定されたアクシストリートの後継モデルとなる原付2種スクーター。
実用的な通勤用スクーターという基本コンセプトは、前モデルから受け継いだものだが、ヤマハが「BLUE CORE」と呼んでいた環境性能に優れたエンジンと、新しい軽量なフレームの採用などにより、優れた燃費数値を実現しました。
国土交通省届出の60km/h定地燃費で、アクシストリート比126%アップの58km/Lを記録。
これは当時のヤマハ製125ccスクーターでトップの燃費でした。
また、シート下のトランク容量も、アクシストリート比170%アップの37.5リッターまで拡大。
ジェットヘルメットなら2個入るほどの大きさとなりました。
なお、引き続き混雑した市街地での機動性に有利な10インチホイールを採用した点は、シグナスXとの大きな差異でした。
2022年モデルで平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合するとともに、前後連動式ブレーキを装備し、ヘッドライト光量アップなどの変更を受けました。
基本スペック
タイプグレード名 | AXIS Z |
---|---|
モデルチェンジ区分 | カラーチェンジ |
型式 | 8BJ-SEJ6J |
発売年 | 2024 |
発売月 | 10 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1790 |
全幅 (mm) | 685 |
全高 (mm) | 1145 |
ホイールベース (mm) | 1275 |
最低地上高(mm) | 125 |
シート高 (mm) | 770 |
車両重量 (kg) | 100 |
最小回転半径(m) | 1.9 |
乗車定員(名) | 2 |
燃料消費率(1)(km/L) | 58.0 |
測定基準(1) | 国交省届出(60km/h走行時) |
燃料消費率(2)(km/L) | 51.9 |
測定基準(2) | WMTCモード値 |
原動機型式 | E33VE |
原動機種類 | 4ストローク |
気筒数 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 |
冷却方式 | 空冷 |
排気量 (cc) | 124 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 | 2 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 52.4 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 57.9 |
圧縮比(:1) | 10.2 |
最高出力(kW) | 6.1 |
最高出力(PS) | 8.3 |
最高出力回転数(rpm) | 7000 |
最大トルク(N・m) | 9.8 |
最大トルク(kgf・m) | 1 |
最大トルク回転数(rpm) | 5000 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) | 5.5 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 319.0 |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | CR6HSA |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 |
搭載バッテリー・型式 | YTX5L-BS |
バッテリー容量 | 12V-4.0Ah(10HR) |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 0.84 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 0.8 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-40 |
クラッチ形式 | 乾式・多板・遠心 |
変速機形式 | Vベルト式・無段変速 |
変速機・操作方式 | 自動変速 |
1次減速比 | 1.000 |
2次減速比 | 7.500 |
フレーム型式 | アンダーボーン |
キャスター角 | 26°30′ |
トレール量 (mm) | 80 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング |
ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | 正立フォーク |
懸架方式(後) | ユニットスイング式 |
タイヤ(前) | 100/90-10 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 56 |
タイヤ(前)速度記号 | J |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス |
タイヤ(後) | 100/90-10 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 56 |
タイヤ(後)速度記号 | J |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス |
ホイールリム形状(前) | MT |
ホイールリム形状(後) | MT |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 1.75 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 2.00 |
ヘッドライト定格(Hi) | 60W/55W |
ヘッドライトタイプ(Hi) | H4 |
テールライト定格(制動/尾灯) | 21W/5W |
スピードメーター表示形式 | アナログ |
メーター表示:燃料計 | 有 |
車両装備:前後連動式ブレーキ | 有 |
車両装備:ヘルメット収納 | 有 |
車両装備:シート下収納(シート下トランク) | 有 |
車両装備:センタースタンド | 有 |
ヤマハ アクシス Zの良いところ
ネット上の口コミでは
「燃費。初めての給油で燃費測定。なんと55km/Lを記録。おそるべしブルーコアエンジン。」
「パワーはありませんが、車重の軽さからの取り回しのし易さは◎。」
「メットインが広い。」
「缶ビール24本ワンケースがメットインに入る。独り者の自分にはこれ1台で充分満足。買い物にも大活躍です。」
「トランクにはB4サイズのパソコンカバンがスポっと入る。」
「これ以上差し引くものがない、引き算の美学を体現している。」
「必要十分な機能性を備えており、このバイクに対して短所を言うならばそれは贅沢を言っているのと同じと心得よ。」
「流行りは大型ホイールスタイルの様ですが、昔からのオーソドックスな10インチスクーターのスタイルが好きなのでアクシスZを選びました。メットインスペースも大きくて良いです。」
「メットインが前後に広大でかなり使い勝手良く、フラットステップなので荷物も足も自由に置ける。」
「空冷で冷却水の管理をしなくていいので気楽。」
「車体も軽いので取り回しがとても楽です。」
「公表パワーの割には、加速も最高速も問題ない程度に走ります。最高速は平地で90km/hで距離があれば95km/hくらいですね。」
「車重が100kgしかないのでとりまわしがメチャ楽!」
「ブレーキもよく効き通常は指一本でラクラク止まれる。」
「鬼のシート下容量、化け物みたいな燃費、高速域を捨てた低速重視のトルクとセッティング、フェザー級の車体重量」
「長いシートはタンデムでも余裕があり、我家のバイクの中では一番快適の様です。」
「フラットに積めるトランクは潰したく無い品物には打ってつけ。」
「中々鋭い加速をします。前後のブレーキが素直なのでコントロールしやすいです。」
と、実用性に関して高評価のようです。
ヤマハ アクシス Zの悪いところ
ネット上の口コミから欠点を拾い上げてみると
「広さは十分だが、やっぱり、シート下が浅い。」
「広大ではあるが浅いので、アライショウエイカブトなどの帽体の大きいヘルメットはフルフェ、ジェット問わず基本メットインに入りません。」
「10インチ故タイヤの消耗が早い。」
「身長が160CM位ですが足が片足しか付きません。」
「メーターがとてもシンプルすぎて、時計は欲しいですね、キックもないので電圧計もぜひ欲しいですね。」
「10インチホイルの為、路面の凹凸を拾いやすいのでサスペンションはもう少し柔らかい方がよい。」
「シート高が高く足つきが悪い」
「超絶無個性」
「トランクスペースに追いやられた!?のか、ステップは足の置き場所が窮屈です。」
「足回りが非常に硬い上、シートも硬いです。長距離乗ったら確実にお尻が痛くなります。」
「カスタムパーツの少なさ。」
ということで実用性の裏返しと思えるコメントが多いようでした。
まとめ
ヤマハの原付2種スクーターであるヤマハ アクシス Z。
驚異の燃費とトランクスペースの大きさで通勤・通学の足として、日常の買い物のお供として、実用性は高い評価を得ています。
コメントにもありましたが、実用性に振っている分、最低限の装備となっているので、それが不満な方はNMAXかPCXを選択するべきでしょう。
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