この記事では人気 バイクの欠点をネット上から拾い上げてまとめています。
今回は、ヤマハから販売されている原付2種スクーターのヤマハ NMAX125ついてまとめてみました。
ヤマハ NMAX125の概要
欧州や日本で人気のスポーツスクーターTMAX、欧州向けのXMAX(2017年からは日本でも販売)など、ヤマハ・MAXシリーズのスタイルと走りの良さを、日本市場でいうところの原付二種クラスに展開したモデルとして発売されたのが(2016年3月)、NMAXです。
走りの楽しさと燃費・環境性能の両立を高次元で具現化したBLUE CORE(ブルーコア)エンジンを、国内モデルとして初めて搭載しました。
当初からABSは標準装備されていましたが、2017年のマイナーチェンジから、メーカー表記の車名がNMAX ABSに改められています。
2020年11月には、欧州向けの2021年モデルが発表されました。
ユーロ5規制に適合したモデルとしての登場だったので、同様の規制に準拠する日本市場への導入も期待され、2021年6月から、国内販売も開始されました。
なお、このモデルから、トラクションコントロールやアイドリングストップ機構、スマートキーシステムなどが採用されています。
2025年に仕様変更を受けて、先行して発表されたNMAX155と同様の新デザインのエクステリアデザインを採用し、ウインカーまで含めた灯火類のLED化、新デザインのLCDメーターパネルへの変更、サスセッティングの最適化などが図られました。
基本スペック
タイプグレード名 | NMAX ABS |
---|---|
モデルチェンジ区分 | マイナーチェンジ |
型式 | 8BJ-SEL1J |
発売年 | 2025 |
発売月 | 4 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1935 |
全幅 (mm) | 740 |
全高 (mm) | 1200 |
ホイールベース (mm) | 1340 |
最低地上高(mm) | 125 |
シート高 (mm) | 770 |
車両重量 (kg) | 132 |
乗車定員(名) | 2 |
燃料消費率(1)(km/L) | 51.7 |
測定基準(1) | 国交省届出(60km/h走行時) |
燃料消費率(2)(km/L) | 49.1 |
測定基準(2) | WMTCモード値 |
原動機型式 | E34XE |
原動機種類 | 4ストローク |
気筒数 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 |
冷却方式 | 水冷 |
排気量 (cc) | 124 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 | 4 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 52 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 58.7 |
圧縮比(:1) | 11.2 |
最高出力(kW) | 9 |
最高出力(PS) | 12 |
最高出力回転数(rpm) | 8000 |
最大トルク(N・m) | 11 |
最大トルク(kgf・m) | 1.2 |
最大トルク回転数(rpm) | 6000 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) | 7.1 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 367.0 |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | CPR8EA-9 |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 |
搭載バッテリー・型式 | YTZ7V |
バッテリー容量 | 12 V 6.0Ah 10HR |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 1.0 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 0.9 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-40 |
クラッチ形式 | 乾式・多板・遠心 |
変速機形式 | Vベルト式・無段変速 |
変速機・操作方式 | 自動変速 |
1次減速比 | 1.000 |
2次減速比 | 10.208 |
フレーム型式 | バックボーン |
キャスター角 | 26°00′ |
トレール量 (mm) | 98 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク |
ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | 正立フォーク |
懸架方式(後) | ユニットスイング式 |
ショックアブソーバ本数(後) | 2 |
タイヤ(前) | 110/70-13 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 48 |
タイヤ(前)速度記号 | P |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス |
タイヤ(後) | 130/70-13 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 63 |
タイヤ(後)速度記号 | P |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 1.50 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 2.50 |
ヘッドライトタイプ(Hi) | LED |
テールライトタイプ | LED |
スピードメーター表示形式 | デジタル |
メーター表示:燃料計 | 有 |
メーター表示:時計 | 有 |
メーター表示:ツイントリップ | 有 |
車両装備:ハザードランプ | 有 |
車両装備:アンチロックブレーキ(ABS) | 有 |
車両装備:トラクションコントロール | 有 |
車両装備:アイドリングストップ | 有 |
車両装備:可変バルブ機構 | 有 |
車両装備:USBポート | 有 |
車両装備:ヘルメット収納 | 有 |
車両装備:シート下収納(シート下トランク) | 有 |
車両装備:センタースタンド | 有 |
ヤマハ NMAX125の良いところ
ネット上の口コミでは
「先ずは格好いいの一言。リヤビューが気に入ってます」
「他にも燃費が良いのはあるが、40km/L以上なので良しでしょう」
「ケツ痛しにくいシートが嬉しい」
「前後独立ABSって素晴らしい」
「ブレーキのタッチ感が扱いやすいのが嬉しい」
「パワーは下道走るには十分。足を伸ばして座れるから長距離でも楽。」
「燃費は超大人しく走れば驚異のリッター50キロ。」
「デザイン、燃費、加速、制動力、大きさ、お値段、お手頃感、メーカーの信頼性、その他もろもろ、書ききれない」
「PCXも試乗しましたが、ハンドリングはこちらのほうが良かった気がしました。」
「エンジンのセールスポイントのVVAは運転していて楽しいです。VVAに切り替わると、フィーリングが軽くなって加速感が増します。」
「燃費も街乗り通勤で、リッター45キロ走ります。」
「ヤマハ最新のブルーコアエンジンが吹け上がりもよく、燃費もいい。もちろん走りも125ccとは思えないほどいい。250のマジェCより走る。」
「フレーム剛性が高いのかコーナーでの安定性もいい。」
「取り回しが軽い、前後ABS、ルックス、スマートキー、前後ディスクブレーキ、VVA、軽量ホイール、LEDヘッドランプ」
「前後ABSやスマートキーの標準化、メーターパネルの構造など装備が豪華」
「スクーターなんて走る椅子でしょwと、思い込んでたけど想像以上に走りが良く考えを改めた。」
「乗りやすいし加速もよく80km/hまであっという間でスロットル全開にする必要がない。」
「クラスを超えた走りの良さと直進安定性。平日の通勤から休日のツーリングまでなんでもこなす頼れる存在。」
「走りは◎パワフルでタンデムでも坂道は加速して上ります。」
「パワフルなエンジン、しっかりした車体。二人乗りも余裕でこなしてくれる。ポジションがいわゆるスクーターとは違って、普通のバイクに近いです。」
「幹線道路を走っていると、125ccであることを忘れてしまうような走りっぷりです。」
と満足度の高さがうかがえるコメントが多いようでした。
ヤマハ NMAX125の悪いところ
ネット上の口コミから欠点を拾い上げてみると
「シート下収納は、SHOEIフルフェイス× リード工業ジェット〇」
「前のスクリーンは防風してるのかなぁ程度」
「サス見直したの事だが、ギャップ乗り越え時の突き上げはやや強く感じる」
「足が硬い?メットインがちょっと狭い(ADVよりマシだけど)」
「乗り心地が最悪、突き上げが凄い。ある程度は、最初に感じたショックのごつごつ感も、走行距離とともになじんで(慣れて)くるが、リアサスペンションは交換したい。」
「サスペンションは突き上げ感があり、硬いのでエンデュランスのリアサスペンションに替えました。さらに空気圧を前後、規定値よりも0.2下げました。これらを行った結果、満足のいく乗り心地となりました。」
「最低地上高が低くバンク角が大きく取れない。」
「シート下の収納スペースが狭くヘルメットのサイズ、形状によって入れられない」
「女性には足つきあまり良く無い。純正オプションにローシートの設定もあると初心者ライダーにおすすめしやすいと思う。」
「純正タイヤがゴミ。」
「無理に見つけようとしても見つかりませんが、唯一上げるとしたら見た目より足つき性が良くないところでしょうか」
「ヘルメットをロックする場所がない」
「ヘッドライトが暗い」
「ヘッドライトが暗い。光軸を上向きに調整すると改善します。」
とサスペンションの固さによる突き上げをあげる声が多いようでした。
まとめ
ヤマハのMAXシリーズの末っ子であるNMAX125。
強力なライバルのPCXには人気度で水をあけられています。
逆に人と被るのが好きではない方にとっては有力な選択肢となりそうです。
走りに関してはライバルに引けを取ることは無いと思います。
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