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オイルポンプのドリブンギアとは?★ ホンダADV160で何故リコール対応に?

私のセカンドバイクであるホンダADV160がオイルポンプのドリブンギアに関する不具合で、部品交換のリコール対応となりました。

ところでドリブンギアってなに?

バイクのオイルポンプとは?ドリブンギアとは?

4ストロークエンジンのオイルポンプは、オイルパンに溜まった潤滑オイルを吸い上げ、エンジンのシリンダーブロックとシリンダーヘッド、トランスミッションの各部にオイルを供給します。

ホンダADV160のエンジンは4ストロークなのでこの機能が付いています

一方、2ストロークのバイクは、機構の違いから、潤滑オイルは混合気と混ぜて各部に供給します。

 

オイルポンプは、クランクシャフトと連動するので、吐出量と圧力はエンジン回転とともにリニアに増大します。圧力が過度に上昇すると、ポンプの駆動損失も増え、ガスケットやオイルシールが破損してオイル漏れが発生するリスクがあります。

プレッシャーレギュレーターは、オイルポンプの出口に装着して所定の圧力に達すると、リリーフ弁を開いて圧力を逃がします。

リリーフ弁は、ピストン型でスプリング力によって通常は閉じています。所定の圧力に達すると、ピストンが押されてリリーフ弁が開き、バイパス通路へ超過したオイルを逃がす仕組みです。バイパス通路に逃がされたオイルは、オイルパンに戻されます。

 

ドリブンギアとは?

一方で、ドリブンギアは、2つの歯車が噛み合っている場合に、駆動される側の歯車(被駆動歯車)をいいます。

ということは、クランクシャフトの駆動をオイルポンプに伝える際に、オイルポンプ側についているギアがドリブンギアっていうことですね。

 

ということは、このドリブンギアが正常に作動しなければオイルポンプが作動せず、エンジン各部にオイルが行きわたらなくなるということ。

エンジンにオイルが行きわたらなければ・・・エンジンが壊れてしまうってことか。

上の画像の白い歯車がドリブンギア。

金属製ではなく、樹脂製というのが意外でした。

 

ホンダADV160のリコール

ホンダがリコールを決める前に、ホンダADV160のオイルポンプのドリブンギアに関する不具合については、ネット上でかなり騒がれていました。

メーカーにリコールを直訴するオーナーや、リコール前に自己負担でドリブンギアを交換する人など様々でした。

 

ネット上には様々な情報が流れていて、樹脂製のドリブンギアの歯が削れてしまっている画像なども流れていました。

 

私の場合、購入したホンダ代理店のオーナーと相談した結果リコールを待つことに。

そうした理由は、私のホンダADV160には不具合やエンジンからの異音等の症状が無かったこと。

そして、ギアの組付けなど、どうやら個体によって差がありそうだったこと、が挙げられます。

 

 

その他、ネットの情報から遅かれ早かれリコール対応になるだろうと予想していたこともあります。

ただし、万が一を考えてADV160での遠乗りは控えていました。

そして、その後それほど時間をおかずにホンダからリコールの通知が来たのです。

しかし、それから販売店に部品が届くまでにかなりの時間を費やしました。

 

初めのリコール通知から部品が届くまで1カ月半ほど待ったと思います。

そして7月初旬の本日、販売店に私の愛機をお預けしました。

 

ホンダADV160はかなり使い勝手が良く、ルックスも含めて気に入っているので、退院したらまた遠乗りに出かけたいと思います。




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