今回は群馬県が誇るご当地グルメの一つ「もつ煮」の名店「永井食堂」を御紹介します。
有名な「永井食堂」のもつ煮ですがまだの方は是非チェックしてください。
もつ煮は群馬のソウルフード
群馬県では古くから米と麦の二毛作栽培が盛んで、小麦粉を使ったご当地グルメが多いことで知られています。
「ひもかわうどん」や「おっきりこみ」などの麺料理や焼きまんじゅうなどが特に有名ですね。
そんな群馬県では「もつ煮」や「ホルモン焼き」も郷土料理として親しまれています。
牛や豚などの畜産業が盛んで、大量に出るホルモンを消費しようと生まれたのがきっかけらしいです。
群馬のもつ煮の特徴は生産量全国1位のコンニャクが入ること。
家庭では短冊に切った大根や人参が入ることも多いのですが、食堂で提供されているものは豚もつとコンニャクだけのシンプルなものが多いのです。
そして味付けは田舎味噌一択。
それに刻み葱と七味を入れて少しピリ辛で頂くのがポピュラーです。
もつ煮専門店「永井食堂」
そんな群馬のもつ煮を専門に提供する人気店が「永井食堂」です。
永井食堂があるのは国道17号線沿い。
渋川と沼田のちょうど中間あたりの山間部です。
渋川方面から沼田方面へ走ると左手に比較的広い駐車場が見えるのですぐにわかるでしょう。
お盆休み前は大混雑
私は実家がある高崎に帰省していたのですが、何となくスマホを見ていると永井食堂は、明日からお盆明けまで休業とのこと。
そうなると俄然食べておきたくなります。
そして急遽バイクにまたがり単身「永井食堂」へ向かいました。
猛暑の中永井食堂に付くと、昼時を外した14:00にもかかわらず駐車場は大混雑。
店舗前は入店待ちの長蛇の列ができていました。
永井食堂はカウンターのみ25席ほどの店舗ですが、回転が良いので30分以上待つことはほとんどありません。
しかし今回は35分ほど待って入店。
入店間近になると注文を聞かれ、席に着くとすぐに註文の品が運ばれてきます。
カウンター席は隣の人と肩が触れ合うほど狭いので、お盆はこのように縦に置かれます。
横にしようとすると注意されてしまうのでこのまま頂きましょう。
今回私が注文したのは「もつ煮大盛り定食 770円」
ちなみに通常の「もつ煮定食」は590円ととってもリーズナブル。
ご飯はかなり多めなので「半ライス(通常の一人前程度)」も選ぶことができます。
目玉焼き定食 540円、納豆定食 490円、ラーメン 320円、それに単品のもつ煮やポテトサラダなどもありますが、基本的にもつ煮一択で間違いないと思います。
ラーメンもシンプルでなかなか美味しいのでたくさん食べたい人は追加しても良いかもしれません。
味噌仕立てで少しピリ辛の出汁で良く煮込まれた豚もつは臭みがなく柔らかでご飯のおかずにピッタリ。
辛さが欲しい人はテーブル上の一味唐辛子を入れて頂きましょう。
レンゲでもつ煮とご飯をすくっていただくのが通で、箸もありますが使わなくても大丈夫。
お新香もレンゲでご飯の上にのせてしまいましょう。
美味しいからとレンゲにとり過ぎると火傷するので気を付けて下さい。
濃い目の味付けでご飯がすすみあっという間に食べ終ってしまいます。
ご飯が多いので「腹パン」です。
お会計を済ませて(後払い・席で支払い)、お土産に「もつっ子」を2つ買って帰りました。
ちなみにこちらのお土産用もつ煮は800gで1,000円でした。
お取り寄せもできるので公式サイトでご確認ください。
【永井食堂 概要】
住所:群馬県渋川市上白井4477−1【地図】
営業時間:月~金 9:00~17:30、土曜 9:00~15:00
定休日:日曜
電話:0279-26-3988
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