ペレファカフェのオーナーである三好礼子さんは、パリダカールラリーなどで活躍した元国際ラリースト。
１９８７年からラリーに傾倒し、バイクやラリーカーを駆り２０００年まで世界各地を駆け抜けた方です。
その三好礼子さんとご主人が営むカフェが松本市の山間部にある「ペレファカフェ」です。
ペレファカフェは、週末ともなると多くのライダーが訪れる人気のカフェになっています。
今回、初めてペレファカフェを訪問してきたのでレポートさせて頂きます。
前日に「ふじてんリゾート」で行われたヤマハのバイクイベントに仲間と参加。
ビーナスラインを走り、夜は野沢温泉に宿泊していました。
２日目の長野県は北部の天候が崩れそうだったこともあり、早めに南下。
途中、紅葉の綺麗な大町ダムあたりを走ってから、松本市のはずれにある「ペレファカフェ」を目指しました。
三好礼子さんについて
三好 礼子 (1957年12月15日生まれ）は日本のエッセイスト、農業家。
元国際ラリーストで、現在は松本にある「ペレファ農場」代表です。
三好礼子さんは、東京の田無出身で、高校卒業後は新聞原稿輸送会社でプレスライダーしていました。
1987年には、憧れだったアフリカに初めて足を踏み入れ、それ以来「パリダカールラリー」などの海外ラリーにのめり込むようになります。
訪問した国は40か国、走行距離約100万キロというから驚きです。
2000年まで2輪＆4輪でラリーに臨み続けました。
その後、1995年に富士山麓の朝霧高原に移住、農業のかたわら自宅で「フェアリーカフェ」をオープンさせます。
その一方で、トレイルランニングでも多くのレースに出場しました。
2013年には、山羊チーズ作りと農ある小さな暮らしを夢見て長野県松本市の山間部に移住。
元お蕎麦屋さんだった日本家屋を改装し「ペレファカフェ」をオープンし、現在に至ります。
かつては、ＴＶやラジオへの出演もしていて、モデルなどもつとめていました。
とても活発で、明るい、魅力あふれる女性で、現在もアクティブに活動されているかたです。
ペレファカフェに入店
ペレファカフェは、礼子さんが、ご主人であるペースケさんと、２０１５年３月にオープンさせたカフェ。
先に、ペレファ農場（ペースケとレースケのファーム）をオープンさせてるので、名前の由来は判りますよね。
私たちが到着したのは１３時過ぎ。
まだお客さんは数組いて、バイクもそれなりに駐車されていましたが、昼時のピークは過ぎていたようでした。
パーキングやトイレは向かいの「松本市四賀化石館」を使用することができます。
ペレファカフェの建物は、もともとお蕎麦屋さんだったものを改装した平屋建ての日本家屋です。
山羊をモチーフにした暖簾が目印です。
私たちが入る時は、礼子さんがお客さんとの写真撮影に応じながら、忙しそうに接客していました。
店内に入ると、かなり広いスペースに、バイクやラリーのグッズ、ポスターなどがディスプレイされています。
このポスターも三好礼子さんご本人です。
礼子さんは、とても気さくなかたで、他のお客さんと談笑するかたわら、私たちの席にメニューと水を運びながら明るく話しかけてくれます。
カフェ全体が、明るい礼子さんの魅力に溢れ、本人そのもののようです。
こちらのメニューは、オーガニックな野菜や豆などをメインに使ったカレーや焼きそばがメインです。
特に、カレーはタジン鍋を使った独特なもので数種類のなかから選べます。
なかなか頻繁に来れる場所ではなく、せっかくなので”大盛り大皿の「キリマンジェロ」1,500円”を注文しました。
なお、カレーや焼きそばを注文すると350円までのドリンクがセットされるのでお得です。
昼時の混雑でご飯が終わってしまい、丁度炊いているところということで、店内を見たり談笑しながらカレーが来るのを待ちました。
30分ほど待ちましたが、決して退屈な時間ではありませんでした。
大盛り大皿の「キリマンジェロ」
そしていよいよ「キリマンジェロ」が運ばれてきました。
ご飯の量が・・・山盛りです。
カレーは、キーマカレーのようですが、肉は使っておらず、代わりに豆などがふんだんに使われ、周囲には新鮮な焼き野菜とベーコンが添えられています。
カレーの上にトッピングされているのは、卵と自家製の山羊チーズです。
そして、カレーが入っているのは熱々のタジン鍋。
こちらのカレーにサフランライスを混ぜながら食べるのですが、タジン鍋が熱くなっているので、最後まで冷めなくて良いですね。
野菜はどれも新鮮そのもので、それぞれの野菜の美味しさや甘さを味わうことができます。
山羊チーズは、少し匂いがキツイというイメージがあったのですが、こちらの自家製山羊チーズは、ほとんど臭みを感じませんでした。
コチラのカレーは健康志向なので、少し塩味控えめになっているよう。
味が薄いと感じる方もいると思いますが、その分素材の味を感じることができます。
ただ、「キリマンジェロ」はご飯の量が多い・・・。
かなりお腹が窮屈になりましたが、全部平らげました。
「こんなに食べたら横浜まで帰る途中で眠くなりそう汗）」
帰り際にも礼子さんが明るく見送ってくださり、サインを頂いたり、記念撮影にも笑顔で応じてくれました。
こちら、サインをしている礼子さん。
笑顔で記念撮影をしてくれました。
とても明るくお客さんに接してくれる礼子さんを見て、「ペレファカフェ」の常連さんが多い事が納得出来ました。
皆さんも、「ペレファカフェ」に行って礼子さんに会ってみてはいかがでしょうか？
とても楽しく、有意義な時間を過ごすことができると思います。
【ペレファカフェ 概要】
住所：長野県松本市七嵐120-2【地図】
電話番号：080-6922-3966（上土井（ジョードイ）良弘）
営業時間：11:00～16:00（夏場は17:00ころまで）
定休日：月曜日（公式Facebookで要確認）
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