ヤマハMT-09のシフトインジケーターの一部が点滅したり、出なかったりする不具合が散見されます。
今回は、その対処法について説明します。
ヤマハMT-09SP(2018)のシフトインジケーター不良
私の愛機はヤマハMT-09SPの2018年製。
とっても気に入っているので新型が出てもあまり乗り換える気になりません。
そんな愛機も走行距離が40,000キロを超え、一年ほど前からメーターのシフトインジケータに不具合が・・・。
5速が点滅したり、表示が消えたりという不具合が出ていました。
走行や安全性に問題は無いと判断し放置していましたが、今回1速でも同じ症状がでました。
さすがに放置するのは気持ち悪いので対処することに。
原因は、「ニュートラルスイッチアセンブリ」という部品で、これを交換すれば治るはずです。
品番は、1RC-82540-00 でWebikeでのお値段は 6,040円(税込・送料込)
バイク屋さんで交換してもらうとおそらく 15,000円くらいかかるので自分で交換することにしました。
Webikeで注文すると部品は翌日届いたので、早速作業開始。
ヤマハMT-09 ニュートラルスイッチアセンブリ交換作業
MT-09のニュートラルスイッチアセンブリは車体左側、前スプロケットの上部についています。
そこから配線がタンク下、シート近くに回っているので、タンクを外す作業から始めます。
MT-09のタンクを外すというか、自分はホース2つだけを外してタンクをぐるっと180度回転させて作業をします。
エアクリーナーやプラグ交換も同様です。
次に前スプロケットカバーを外すのですが、シフトスイッチが邪魔なので、シフトスイッチの上部だけ外します。
奥に矢印で示した部品がニュートラルスイッチアセンブリ。
六角レンチを使ってボルト2本を外すのですが、奥にあるので地味に面倒です。
さらに面倒なのがコネクタ外し、なんてことの無いコネクタを2つ外すのですが、手が入りにくいのでちょっと苦戦します。
外したアセンブリがこちら、シフトチェンジに合わせてこいつの表面をスイッチが回るのですが、接点の部分が線が入ったように削れています。
摩耗によって接触が悪くなってシフトインジケータの表示不良が発生したようです。
早速新品に交換します。
まずはコネクタ部分まで2本のコードを通すのですが、狭くて手が入りにくいので
このように結束バンドでまとめて、結束バンドを引っ張るようにして通していきました。
ちなみに、古いコネクターについているこの部品は使うので、買い置きが無い場合は外して使いまわします。
コネクタ2つをつなぐ時も狭いので結構苦労します。
コネクタをつないだら、アセンブリ本体の表面部分にエンジンオイルを少量塗ってからボルトを締めていきます。
あとはスプロケカバーやタンクを戻して完了。
シフトインジケーター不良は無事に治りました。
同様の症状が出ている方、自分でやれば6,000円ほどでできるので是非稜線してみてください。
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