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群馬のおすすめ観光スポット等を「上毛かるた」で紹介 ☆ 絶景スポット&温泉が盛り沢山

私の出身地「群馬県」は栃木・茨城と並んでイケていない県と言われることが多いのですが、

それは周辺に東京を中心とした大都会があり、それらと比較されることが原因です。

 

群馬県は富岡製糸場などに見られるように歴史的に重要な産業拠点だっただけでなく、

自然豊かで「海」以外のものは大概あります。

温泉旅行、キャンプ、ドライブ、ツーリングなど、どれをとっても最高のスポットが盛りだくさん!

今回はそんな群馬県の良さを「上毛かるた」にのせてご紹介します。

※上毛かるたは古くから群馬県にある「かるた」で団体戦・個人戦で争われ、小学生を中心に県大会まで盛んに行われています。

なお、行っておいた方が良いスポットには☆マークを1~5点で付けていますので参考にしてください。

 

「あ」浅間のいたずら鬼の押し出し

浅間山は長野県と群馬県の県境付近にある活火山です。

綺麗なお椀型の形状で高木がほとんど無く、真冬に冠雪して真っ白になった姿はとても美しい山です。

浅間山荘事件の舞台になったことでも有名で、鬼押し出し園では火山による奇岩や蒸気や硫黄が噴出している様を間近に見ることができるおすすめスポットです。

参考:上信越高原国立公園「鬼押し出し園」プリンスホテル&リゾート公式サイト

 

「い」伊香保温泉日本の名湯

 

伊香保温泉は、群馬県の中部、渋川市にある温泉で「草津温泉」と並び群馬県を代表する温泉地です。

伊香保温泉の近くには「水沢観音」があるので、日本5大うどんに称される「水沢うどん」を食してみるのも良いと思います。

熱々の大きな「舞茸天付の釜揚げうどん」は食べておくべきです。

参考:渋川伊香保温泉観光協会 公式サイト

 

「う」碓氷峠の関所跡

碓氷峠は古く「中山道(なかせんどう)」の関所があった場所で、群馬県と長野県の境あたりにあります。

横川-軽井沢間にある「めがね橋」が有名で、特に紅葉の時期には素晴らしい景観を織りなします。

参考:公式サイト

 

「え」縁起達磨の少林山

日本有数の「だるま」の名産地である高崎市。

その達磨は「眉には鶴」「髭には亀」が描かれています。

なかでも少林山のだるま市はとても賑やかで、毎年だるまを求める人出で賑わいます。

参考:群馬県達磨製造協同組合 公式サイト

参考:少林山達磨寺 公式サイト

 

「お」太田金山子育て呑竜

「呑竜」は僧の名で、江戸時代間引かれて殺される子供のため、寺である大光院に孤児院を開いたのが始まりです。

参考:太田市観光物産協会 公式サイト

 

「か」関東と信越つなぐ高崎市

群馬県の経済・産業の中心である高崎市は交通の要衝でもあり、鉄道や道路など首都圏と長野や新潟をつなぐ分岐点となっています。

また古くは生糸を東京や横浜の港に運ぶ貨物列車の始発駅でもあり、戦時中は戦闘機などの軍事物資も供給していました。

参考:高崎市 公式サイト

 

「き」桐生は日本の機(はた)どころ

桐生市は、 日本を代表する機業都市で、奈良時代から絹織物の産地として知られていました。

桐生織は西陣織と並び称され、当時をしのぶ歴史的建造物、史跡などの文化財が残されているので散策してみるのも良いでしょう。

参考:桐生市 公式サイト

 

「く」草津よいとこ薬のいで湯

群馬県を代表する温泉地であり、日本三名泉にも数えられる草津温泉。

「草津良いとこ~」の音頭に合わせて湯をかき回す「湯もみ」はとても有名。

自然湧水量は毎分32,400リットル以上で日本最大、2.1PHの酸性泉は殺菌効果抜群です。

温泉街に足を踏み入れると独特の硫黄臭が立ち込めます。

温泉好きなら一度は行っておきたいスポットです。

参考:草津温泉 公式ポータルサイト



「け」県都前橋糸の町

前橋市は群馬県の県庁所在地。

古くの呼び名は「厩橋(うまやばし)」江戸時代に前橋に改められました。

明治時代には製糸業の町として栄えた町であったことからこの詩が詠まれています。

前橋市と高崎市は古くからライバル都市であることから県立前橋高校と県立高崎高校とは旧制中学校時代からライバル校として知られていいます。

参考:前橋市 公式サイト

 

「こ」心の灯台内村鑑三

日本のキリスト教思想家・文学者・伝道者・聖書学者。

福音主義信仰と時事社会批判に基づく日本独自のいわゆる無教会主義を唱えた人です。

 

「さ」山波石とともに名高い冬桜

藤岡市の下久保ダム付近には巨岩や奇岩がゴロゴロしており国の天然記念物に指定されています。

山波石は青みがかった中に白い石英が浮き出るとても美しい石として有名です。

参考:藤岡市 公式サイト

 

 

「し」しのぶ毛の国二子塚

群馬県・栃木県あたりは昔「毛」の国と言われ、群馬県は「上毛(かみつけ)」栃木県は「下毛(しもつけ)」と呼ばれていました。

「毛」とは稲のことを指す言葉と言われ、土地が肥沃で穀物が良く育った場所であると言われます。

平野部では稲を刈り取ったあとに麦を作る二毛作が盛んに行われていて、なんでも良く育つので逆に名物が少ないのかも知れません。

実際に群馬県の野菜や畜産物などは東京を始めとした県外に多く供給されています。

また、群馬県は奈良県と並ぶ古墳県で「二子塚」は前方後円墳のことだと言われています。

参考:古墳マップ「群馬の古墳」

 

 

「す」裾野は長し赤城山

赤城山は群馬県のほぼ中央に位置する山で上毛三山の一つです。

赤城山はカルデラ湖を伴うカルデラを持つ、関東地方で有数の複成火山で、長く裾野を伸ばしたその稜線は神々しくさえあります。

赤城山には多くの観光スポットがありドライブやツーリング、登山に最適の場所です。

参考:赤城山公式ポータルサイト

 

 

「せ」仙境尾瀬沼花の原

尾瀬ヶ原は群馬県、栃木県、福島県、新潟県にまたがる国立公園です。

尾瀬ヶ原ではミズバショウ、ニッコウキスゲ、モウセンゴケ、ワタスゲ、キンコウカなどを見ることができ野鳥のパラダイスにもなっています。

参考:環境省 尾瀬国立公園 公式サイト

 

「そ」そろいの支度で八木節音頭

八木節は群馬県で愛されている民謡で「上州音頭」とともに盆踊りの定番になっています。

参考:桐生市 公式サイト

「た」滝は吹き割れ片品渓谷 

「吹き割りの滝」は沼田市にある滝で日本のナイアガラともいわれます。

特に雪解けの頃(4~5月)の水量には目を見張るものがあり、背筋がゾクゾクするほど。

一度は行っておきたいお勧めの観光スポットです。

参考:沼田市 公式サイト

 

「ち」力合わせる200万

群馬県の人口を唄った札ですが、令和2年11月1日現在の人口は 1,925,451人(前月比919人減少)となっています。

東京に出てしまう若者が多いため人口が減ってきているのですね。

参考:群馬県 公式サイト

 

「つ」鶴舞う形の群馬県

群馬県の形は鶴が羽を広げて羽ばたく形ににているということから読まれた札です。

上毛かるたの公式戦では同店の時にこの「つ」の札を取っていたほうが勝ちになり、これを「つ」勝ちと言います。

 

 

「て」天下の義人茂左衛門

杉木 茂左衛門(すぎき もざえもん、寛永11年(1634年)? – 貞享3年(1686年))は、江戸時代の義民。上野国(群馬県)の農民。代表越訴型一揆の代表的存在である。磔 茂左衛門(はりつけ もざえもん)とも呼ばれる。

出展:「鈴木茂左衛門」wikipedia

 

「と」利根は坂東一の川

群馬県利根郡みなかみ町に水源を発する利根川は日本三大河川のひとつで別名「坂東太郎」と呼ばれます。

利根川やその支流は豊富な水資源があり、上流ではヤマメやイワナ、夏にはアユ釣りの絶好のポイントとなっています。

参考:利根川上流河川事務所 公式サイト

 

「な」中山道しのぶ安中杉並木

中山道は江戸時代の五街道のひとつです。

その宿場町だった安中宿-松井田宿間には約700本の杉が植えられていました。

参考:群馬の情報サイト WE LOVE 群馬



「に」日本で最初の富岡製糸

2014年に世界遺産に登録された富岡製糸場。

富岡市に設立されたこの製糸場は日本初の本格的な器械製糸の工場でした。

1872年の開業当時の繰糸所、繭倉庫などが現存していて見学することができます。

参考:世界遺産 富岡製糸場 公式サイト

 

 

「ぬ」沼田城下の塩原太助

塩原 太助は、三遊亭円朝の「塩原多助一代記」にでてくる有名な江戸時代の豪商です。

裸一貫から身を起こして大商人として成功を収めました。

参考:Wikipedia

 

 

「ね」葱とこんにゃく下仁田名産

群馬県甘楽郡下仁田町(しもにたまち)は、「下仁田ねぎ」と「こんにゃく」の名産地です。

下仁田ねぎはその太さと甘さが特徴で、鍋にいれるととても美味しいネギ。

こんにゃくはいろいろな食べ方があり、おすすめは甘い味噌をつけて食べる「味噌おでん」。

酢味噌を付けて食べる「さしみこんにゃく」も是非お試しあれ。

あの「マンナンライフ」も群馬の企業なのです。

下仁田町は清流が流れ自然が豊か、ドライブやツーリングにおすすめです。

参考:下仁田町観光協会 公式サイト

 

 

「の」登る榛名のキャンプ村

上毛三山に数えられる榛名山。

標高1,100mにあるカルデラ湖「榛名湖」は一年を通じて素晴らしい景観を楽しめます。

昔は冬になると凍結しスケートやワカサギ釣りを楽しむことができたのですが今はそこまで凍結しないかも。

キャンプやドライブ、ツーリングを楽しむことはもちろんのこと、様々な観光スポットがあります。

参考:高崎観光協会 公式サイト

 

「は」花山公園つつじの名所

館林市にある群馬県立つつじが岡公園は通称「花山公園」。

毎年4月から5月にはおびただしい数のつつじが咲き乱れるさまを見ることができます。

またその時期には「つつじまつり」が開催され多くの人が訪れます。

参考:館林市つつじが岡公園 公式サイト

 

 

「ひ」白衣観音慈悲の御手

高崎観音はその真っ白な姿から白衣(びゃくい)観音と言われます。

この「観音様」は昭和11年に建立され、高さは41.8m。

観音山の頂上にそびえる観音様は高崎市のシンボルとなっています。

観音様の胎内に入ることもできるので是非お試しを。

参考:高崎観音山 慈眼院 公式サイト

 

 

「ふ」分福茶釜の茂林寺

分福茶釜の舞台となったといわれる「茂林寺」は群馬県館林市にある曹洞宗の寺院です。

分福茶釜のほか、参道には22体のタヌキ像がずらりと立ち並び観光客に人気です。

このお寺のご利益は“他抜き”という意味をかけて「必勝」です。

参考:曹洞宗茂林寺 公式サイト

 

「へ」平和の使い新島襄

大河ドラマ「八重の桜」の主人公である新島襄は宗教家で教育家でもあり、同志社英学校(後の同志社大学)を興したことでも有名です。

新島襄は群馬県の安中藩江戸屋敷(神田)で生まれています。

新島襄に教えを受けた湯浅治郎が開いた「安中教会」が後に「新島学園」として今でも安中市にあります。

参考:Wikipedia

 

「ほ」誇る文豪田山花袋

田山 花袋は群馬県館林市に生まれた小説家です。

尾崎紅葉のもとで修行し、国木田独歩、柳田國男らと交友がありました。

『蒲団』『田舎教師』などの作品があり、自然主義派の代表的な作家の一人です。

参考:wikipedia

「ま」繭と生糸は日本一

繭は「蚕」のさなぎを守る繭玉のことで絹糸の原料になります。

群馬県は養蚕業が盛んで全国1位の生産量を誇っています。

また、生糸の生産量も全国1位です。

JR八高線は日本の「シルクロード」と呼ばれ、群馬県産の絹糸を絹織物の街「八王子」に運ぶために敷かれた鉄道でした。

 

「み」水上谷川スキーと登山

群馬県利根郡みなかみ町は、温泉とスキーの街。

水上温泉や猿ヶ京温泉といた名湯があります。

また谷川岳は日本百名山にも数えられる三国山脈の山の一つで登山客に人気があります。

一年を通して様々なアクティビティを楽しめる観光スポットとしておすすめのスポットです。

参考:みなかみ町観光協会 公式サイト

 

 

「む」昔を語る田子の古碑

田子の古碑は8世紀ごろに建てられたと言われるもので群馬県高崎市吉井町にあります。

国の特別史跡に指定されていて山ノ上碑、金井沢碑とともに「上野三碑」とされています。

参考:高崎市教育委員会 公式サイト

 

「め」銘仙織り出す伊勢崎市

江戸時代より厚みのある太い糸を使って織る織物は「銘仙」と言われていました。

伊勢崎の銘仙はお洒落な縞模様が特徴で、東京や京都などに出荷されていました。

最近はモダンなものや銘仙マスクなども販売されています。

参考:伊勢崎銘仙案内 公式サイト

 

 

「も」紅葉に映える妙義山

妙義山は上毛三山の一つで群馬県南西部の富岡市にあります。

榛名山、赤城山と違いごつごつとした異形の岩山で、様々な形の奇岩を見ることができます。

特に紅葉の時期の眺めは見事で、毎年多くの観光客が訪れます。

登山のほかドライブやツーリングにもお勧めのスポットです。

参考:妙義山パナラマパーク 公式サイト

 

 

「や」耶馬渓しのぐ吾妻渓

耶馬渓は大分県にある渓谷ですが、関東の耶馬渓としてそれを凌ぐほどの絶景が観られるとして読まれた札です。

吾妻渓谷は、吾妻川に架かる雁ガ沢橋から八ツ場大橋までの約3.5キロメートルにわたる渓谷です。

大昔に火山が噴きだした溶岩を、川水が深く浸食してできたものです。

周辺には観光スポットがいくつもあり、ドライブやツーリングにおすすめです。

参考:東吾妻町 観光情報

 

 

「ゆ」ゆかりは古き貫先神社

上州一之宮「貫先神社」は1500年の歴史を誇る神社です。

創立は社伝によると鷺宮(さぎのみや:現在の安中市)に物部姓礒部氏が氏神である経津主神(ふつぬしのかみ)をお祀りし、次いで鷺宮の南方、現在の社地に社を定めたのが安閑天皇の元年(西暦531年)とされてます。
天武天皇の時代に初の奉幣(ほうべい:天皇の命により神社に幣帛を奉ること)があり、当時遠く奈良の都にまで貫前神社の存在が知られていたといえます。

引用:上州一ノ宮貫先神社 公式サイト

由緒ある神社なので一度お参りしてはいかがでしょうか。

 

「よ」世の塵洗う四万温泉

四万温泉の名前は『四万(よんまん)の病を癒す霊泉』であるとする伝説に由来します。

桓武天皇の時代に征夷大将軍として蝦夷征伐に来た坂上田村麻呂が入浴したことが始まりと言われています。

昭和29年にはその効能から国民保養温泉地の第一号に指定された非常に歴史のある温泉です。

「千と千尋の神隠し」のモデルのひとつとも言われている温泉旅館があることでも有名なので是非一度訪れてみてはいかがでしょう。

参考:四万温泉協会

「ら」雷とからっ風義理人情

群馬県は夏になるととても雷が多い事でも知られています。

また、冬には赤城おろしに代表される強く乾いた風が吹きます。

また、群馬県民の気質として「義理人情に厚い」ということを唄った札です。

 

 

「り」理想の電化に電源群馬

群馬には豊富な水資源を利用した水力発電所が複数存在し電力を供給しています。

なかでも国内最大級の玉原発電所の発電量は120万KWにのぼります。

「地球温暖化対策」が加速するなかでますます期待が寄せられるでしょう。

参考:玉原ダム

 

「る」ループで名高い清水トンネル

群馬県利根郡から新潟に通じる上越線の清水トンネルは全長13.5Km。

上越新幹線が走る新清水トンネルと並行して通っています。

ループ線とは山間部にトンネルや橋梁を建設して、螺旋状に線路を敷設して急勾配を緩和する手法です。

川端康成の小説「雪国」の冒頭「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」のトンエルとは清水トンネルのことです。

参考:Wikipedia

 

「れ」歴史に名高い新田義貞

河内源氏義国流新田氏本宗家の8代目棟梁。父は新田朝氏、母は不詳(諸説あり、朝氏の項を参照)。官位は正四位下、左近衛中将。明治15年(1882年)8月7日贈正一位。

出展:Wikipedia

 

 

「ろ」労農船津伝次平

船津伝次平は、幕末から明治時代にかけて活動した農業研究家。 幼名は船津市造。上野国原之郷出身。篤農家として評価された「明治の三老農」の一人であり、元駒場農学校及び東京帝国大学講師。 幕末、出身地の名主・村役人として名望を集める傍ら、実践的な農業技術の改良にあたり、成功を収める。

出展:Wikipedia

 

 

「わ」和算の大家関孝和

群馬県藤岡市に生まれた関孝和は江戸時代の和算(わさん)の大家と言われています。

和算とは日本で独自に発達した数学です。

特に江戸後期には日本中で数学ブームが起き、最終的に関孝和が行列式や高等数学を大成させました。

参考:和算ナビ


どうですか、少しは群馬県に興味をもっていただけたでしょうか?

もしも行ったことが無いというかたは是非一度温泉や景勝地に行ってみて下さい。

「やきまんじゅう」など独自のグルメも楽しんでみて下さい。

きっと群馬に魅了されますよ。




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