バイクカスタムにもいろいろとありますが簡単なものは自分でやりたいものです。
カスタムやメンテナンスを自分でやることによってバイクの仕組みが徐々に判ってきます。
それによって自分のバイクを良い状態に保つことができますし、
万が一「問題」があった場合にも「あれ、少しおかしいな?」と自分で気付くことができるようになってきます。
今回はとても簡単でオリジナル感がアップする「初心者向けカスタム」
バーエンドの交換をしてみました。
必要なもの
バーエンドの交換は簡単にできるのですがいくつかの工具などが必要です。
通常バーエンドのボルトはかなり硬く締められており「ねじロック剤」などで外れにくく固定されています。
通常の六角レンチなどでは外れない場合が多いばかりか無理をするとネジ穴をナメテ(潰して)しまって面倒なことになります。
最低限以下の工具を揃えてから作業してください。
・ハンマー(できれば少し大きめのもの)
・ショックドライバー
・ねじロック剤
私はすべてAmazonで購入しました。
ショックドライバーは外れにくいネジのネジ山をナメズに回すことができる工具なので買っておくと便利だと思います。
ハンマーは、ヘッドが小さく軽いものだと、力を入れて振り下ろすため、的を外してケガをしたり部品を破損することがありますので大き目なものを用意しておくと良いと思います。
ねじロック剤はネジの緩みを防止するもので、恐らくノーマルで付いているバーエンドにも使われています。
バーエンド
バーエンドはバイクのハンドルバーに合うものを購入してください。
私が購入したのはこちら。
海外から発送されており確か中華製だと思われます。
「MT-09」のエンブレムとネームが入っているのでノーマルのハンドルバーに合わないわけが無い・・・と思い購入しました。
青と金で迷いましたがSPには金が似合うと思い金を選びました。
海外配送なので商品到着まで7~10日ほどかかりました。
ちなみに、Amazonで配達予定を確認すると一か月以上かかるように書かれているかと思います。
取り付け作業
それでは早速取付けていきます。
ますはショックドライバーの使い方から、
①ショックドライバーの回転方向を確認する
ショックドライバーはハンマーで叩くことによって先のドライバー部分が回転する仕組みになっています。
「右回り」「左回り」の切り替えができるようになっています。
先端を押し付けると回転の方向が判りますので確認してから使って下さい。
ネジ穴にピッタリ合うドライバーを取付けないとネジ穴が破損する原因になりますので注意してください。
②ショックドライバーはネジと並行になるようにする
先端部分を取付け、回転方向を確認したらネジと並行になるようにショックドライバーをネジ穴に差し込みます。
曲がっていると、やはりネジ穴の破損につながります。
③ハンマーでショックドライバーの後ろをたたく
ハンマーでショックドライバーの後ろを強めに叩きます。
この時にショックドライバーを持っている方の手を回転方向に捩じるようにするとネジが回りやすいと思います。
一度で外そうとせずに何度か叩いていきます。
少し緩んだらハンマーで叩くのをやめ、手で回転させてグリップエンドを外します。
④取付けるグリップエンドのネジ山先端部分に「ねじロック剤」を一回り塗る
グルっと一周塗ればOKです。
⑤グリップエンドを取付ける
「ねじロック剤」を塗った新しいグリップエンドをハンドルバーに回し入れていきます。
今回購入したものは問題なくピタリと収まりました。
手で締めたら最後にショックドライバーの回転方向を反対にしてハンマーで2~3回叩いて増し締めします。
これで取付け完了。
こんな感じになりました。
フロントフォークの金色とマッチして良い感じです。
バーエンドの交換は自分で簡単にできますので、まだの方は是非チャレンジしてみてください。