今回ご紹介するのは、Richmondのティピーテント。
Amazonで購入し、さっそくキャンツーで使ってみたので使い勝手などをレポートします。
バイクキャンプのテント選び
バイクでのキャンプは車でのキャンプと違い、積載がかなり制限されます。
キャンプ用品を購入するときに、まず気になるのは重量と収納サイズ。
なかでもテントをどんなものにするかは悩ましいところ。
私の場合も当初は、軽量・コンパクトなドームテントを使い、居住スペースを拡張するためにタープを使っていました。
その後、タープとテントの両方の設営が面倒になって前室・タープスペース付のトンネルテントを購入。
それがOneTigris(ワンティグリス)のコメタというテントです。
このテントは居住スペースがとっても広く、2人キャンプでも使えます。
またタープスペースも広く、かなり居住性が良いテントでした。
今年の春にキャンプをした時に、日中暖かかったためインナーを持たずシェルターとして使用してみたのですが、夕方から強風が吹いて夜にはかなり冷え込みました。
このテントにはスカートがついておらず、テントの下の隙間から風が吹き込んで、寒くて大変な思いをしたのです。
インナーがあればもう少しましだったのですが・・・。
その日から、スカート付のテントを探し始めました。
パップテントとティピー(ワンポール)テント
スカート付のテントを探していて目に留まるのはパップテントとティピーテントでした。
この二つの良い点は、まず見た目がかっこいいところ。
立ち姿が素敵です。
また、パップテントやティピーテントを使っていると、キャンプ場で見かけてもキャンプ慣れしている気がします。
ただ、パップテントやティピーテントは難燃性のTC素材を使っているものが多く、TC素材だと重量は10キロ前後になります。
薪ストーブ用の煙突穴が付いたものも多いのですが、バイクで薪ストーブは相当な強者でも無ければ現実的ではないので、私にその機能は必要ありません。
そして、一人用のパップテントは高さが低いものが多く居住性がそれほど良くないものが多いことに気づきました。
設営の簡単さでもティピーテントの方が優れています。
そのあたりを考慮して、ティピーテントを中心に探し、結果としていくつかのテントに絞りました。
・バンドック ソロティピー1 4.8kg Amazon参考価格14,353円
・ワンティグリス プラトーン 2.5kg Amazon参考価格26,000円(アウターシェルのみ)
・Richmond 1人用ティピーテント 4.4kg Amazon参考価格20,800円
プラトーンはテントのみの設営ならポール2本ですが、タープを広げるには追加のポールが必要ですし、ティピーテントと比べると設営の手間もかかりそうです。
そしてインナーシェルを追加すればさらに1キロほど重くなります。
バンドックのティピー1の欠点は高さが150cmしかないところ。
一方のRichmond 1人用ティピーテントは高さが180cmと内部の居住性が高そうです。
Richmond 1人用ティピーテントのほうは、まずRichmondというブランド自体あまり聞いたことが無いところと、カラーが深緑しかないところが気にかかりました。
前者はYouTubeで設営のインプレを見る事ができて、生産は中国ですが、Richmond自体は日本の会社で製品もしっかりできているとコメントがあったので解決。
何より初めから2股ポールが付いているというのは高ポイントでした。
色は・・・まあ慣れるかなということで早速注文。
テント単体15,300円
フルメッシュインナー付 20,800円
があったので、フルメッシュインナー付 20,800円を注文しました。
Richmond 1人用ティピーテントが届いた
こちらが届いたテント
奥がテントで手前がフルメッシュインナーなのですが・・・。
重量を測ってみると2つで6キロくらいあります。
ちょっと重さがぞ・・・。
と思いながら、内容物を確認すると。
なんと、テントの方に半メッシュインナーが同梱されていました。
フルメッシュインナー・・・要らなかったかもw。
テント単体には半メッシュインナーが含まれていたのを私がよく読んでいなかったようです。
まあ、いま商品ページを見てもそのあたりの詳しい記載は見つからないようですけどw
フルメッシュ・・・もあったほうが良い。
と自分を納得させ、早速キャンプ場で実戦。
Richmond 1人用ティピーテントを使ってみた
Richmond 1人用ティピーテントのデビューは、お気に入りの「道志の森オートキャンプ場」。
サイトが広くて予約不要、お値段も安いので良く利用させていただいてます。
ワンポールテントの設営は初めてなのですが、YouTubeで予習済みだったので迷わず設営出来ました。
ワンポールテントの設営は至って簡単。
テント(アウターシェル)を広げて4隅をペグダウン。
2か所ある入り口の一方から内部に入って2股ポールを立てれがアウターシェルの立上げ完了です。
こんな感じで両側から出入りできるので夏場のシェルターとしても良さそうです。
二股ポールなので中は広々で、内側はの高さは180cmまではありませんが、高いところで170cmほどあります。
バンドックだとこれよりかなり低いようだったのでこちらにして正解。
インナーシュルは一番上をテントについているリングに引っ掛け、その他数か所をリングやテントを設営するときにダウンしたペグやポールに引っ掛けるだけなので比較的簡単に設営出来ます。
初めてなので、考えながらやりましたが30分程で設営完了。
慣れれば20分もあれば設営できそうです。
前室の部分を広げた雄姿はこちら。
前室も広く、立ち姿もなかなかよろしい。
インナーシェルにはコットも十分入ります。
スカートもしっかりついていて、風が強い日でもスカートに石でものせておけば風が吹き込むことも無いでしょう。
色も、慣れると悪くはありません。
最近はベージュ色のテントが多いので、差別化の意味でも良いと思います。
生地もペラペラでなくしっかりしていて、火の粉が飛んでも燃え広がらないとのことです。
かなり気に入りましたが、欠点をあげておきましょう。
Richmond 1人用ティピーテントの欠点
・フルクローズで使うと密閉性が高いため、寒い日は結露します。(晴れていれば両側の入り口を開け拡げておけばすぐに乾きます)
・タープ側の出入り口を閉めるとダブルファスナーなので夜中に出入りするのが面倒。(もう一つの出入り口はシングルなので、夜中はそちらから出入りすれば良いとあとで気付きました)
・収納袋が筒状なので、撤収時に仕舞うのが少し大変。
・タープを広げた時にポールが真ん中あたりにくるので少し邪魔?(まあ問題ありませんが、二股化すれば解決すると思います)
まあ、こんなところでしょうか・・・。
二股ポールとタープポールもついているし、一人用ティピーテントの中ではかなり居住性が良いし、私はとっても気に入りました。
4.4キロという重さもバイクキャンプでは許容範囲だと思います。
ということで、4シーズン使えるテントをお探しの皆さん。
Richmond 1人用ティピーテントはかなりおすすめですよ。
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