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キャンプ、旅行

NANGA 別注モデル アルピニスト800 レビュー ☆ ナンガのコラボ冬用シュラフが1万円台

今年は寒くなるのが早かったこともあって、ツーリングメインの初級キャンパーの私も冬キャン対策を考えることになりました。

夏用のシュラフと、フリース素材のインナーシュラフでは、深夜の気温が氷点下のときに寝られたものではありません。

でも・・・バイクにもお金がかかるので、高価なものを購入するのには躊躇があります。

そもそも雪山で登山をして、雪のなかで野営をするわけではないのです。

あくまでもツーリングメイン。

道路が凍結するようなところにバイクで行くわけはありませんし、ましてや雪が降るような天候でキャンツーに行くのは危険すぎます。

そこで、いくつかの選択肢を考えたわけなのですが・・・

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冬用シュラフの選択肢

選択肢の以前にバイクに積むのにガサ張り過ぎるのは論外。

化繊中綿のものはガサばるので、なんとなくダウンが良いかなという先入観がありました。

そこで3つの選択肢が考えられます。

①よく知らない中国製のダウンシュラフを購入する。

②ある程度信頼できる Naturehike(ネイチャーハイク)のダウンシュラフを購入する。

③思い切ってモンベルやナンガなど30,000円以上の出費を覚悟して信頼できるものを購入する。

①を選択した場合、金額にして10,000円前後で購入することができますが、

「ダウンの匂いがきつくて寝られたものじゃない」

「氷点下まで耐えられると書いてあったが、寒くて寝られない」

「縫製が悪く、すぐに穴が開いた」

など、悪い評価を目にします。

③については、悩みましたがバイク関係で出費がかさむことも考慮し、思いとどまりました。

そうなると、②のNaturehike の20,000円程度のものを購入するのが良いのかな?

と考えていた時、いつもキャンプギア関係でアドバイスをいただいている方から助言をいただきました。

「ダウンじゃなくてもよいのでは?」

その一言で「目からうろこ」が落ちました。

そうか!

夏用のシュラフに加えて、インナーシュラフを積んでいくことを考えたら多少ガサばっても良いかも。

それに、冬は「クーラーボックス」も必要ないし、多少の着替えを積むことを考えても、それほどコンパクトに収納できなくても問題ないかも。

そもそもダウンシュラフと化繊シュラフの違いとは?

ダウンシュラフと化繊シュラフの特徴

ダウン 化繊
重量 軽い 重い
収納サイズ 小さい 大きい
耐久性 羽毛が抜ける 長く使える
耐水性 水に弱い 水に強い
選択 専用洗剤 普通に洗える
寝心地 良い 普通
価格 高い 安い

こんな感じで整理できます。

すべてにおいてダウンが優れているというわけでは無いのです。

もちろん、登山で荷物を背負うことを考えれば、軽くてコンパクトなダウンに軍配があがるのでしょうが、

バイクに積むので、多少重くても問題ありません。

大きさも、積載の限度を超えなければ良いのです。

ということで、化繊中綿のものも含め冬用シュラフ探しを再開。

その後、ミリタリー系の高機能シュラフを検討していた私に対して、再度具体的なアドバイスを頂きました。

「それ、あまり評判良く無いですね。こちらのほうが良いですよ」

そう、Amazonの評価だけを頼りにしていた私は、他のサイトの評価を見ていなかったのです。

確かに、私が検討していたものは、他サイトの評価が低かったのです。

他のサイトの評価も確認するべきですね。

そして、彼が提案してくれたシュラフはこちら



NANGA 別注モデル アルピニスト600

快適温度:5~0℃

極限温度:

重さ:中綿600g

収納時サイズ:17×34cm

楽天価格:15,800円(税・送料込)

「まさかのNANGA!」

化繊中綿とはいえNANGAがこの値段で買えるとは思ってもいませんでした。

この提案を受けて、最終的に私が購入したのは

NANGA 別注モデル アルピニスト800

快適温度:0~-6℃

極限温度:

重さ:中綿800g

収納時サイズ:20×39cm

楽天価格:17,800円(税・送料込)

アルピニスト600よりも快適温度が低い「NANGA 別注モデル アルピニスト800」という商品です。

快適温度が低い分、中綿が増えて収納時の大きさが大きくなりますが、他の寒さ対策が必要なくなることを考えれば許容範囲と考えこちらにしました。

そして、本日届いていたので、実地使用前ですが少しレビューさせていただきます。

NANGA 別注モデル アルピニスト800 レビュー

NANGAというメーカーについて少し説明すると

NANGAとは

「ナンガ」は滋賀県米原市に拠点を置くアウトドアメーカー。

国内生産とダウンの質にこだわっているのが特徴です。

高品質なヨーロッパ産のダウンを使用しているほか、洗浄加工に関しては羽毛加工メーカー「河田フェザー」が担当しているのもポイント。

自社工場で職人によりひとつずつ丁寧に裁縫されたシュラフは、軽量かつ保温性に優れています。

また、永久保証に対応しているのも魅力。

何かトラブルがあった時にスピーディーに対応できるのも同メーカーの強みです。

一言で言うと、国産の信頼できるシュラフブランドということです。

NANGA 別注とは

NANGAは国内のメーカーなので、国内のショップとのコラボで製品を作ることがあります。

私が、ダウンシュラフを物色していた際にも、NANGA × 「山渓」といったコラボ商品を見かけました。

そして、私が購入した「NANGA 別注モデル アルピニスト800」はというと

関西最大のアウトドアショップである「オレンジ」とのコラボ商品でした。

さっそく、届いた箱を開けシュラフを取り出しました。

こんな感じで、専用の収納袋にパンパンに詰まっています。

実寸を測ってみると、

幅(長さ)約39cm × 直径約19cm でした。

販売サイトの表示が

収納時サイズ:20×39cm だったので、ほぼ表示通りです。

これだけパンパンに入っていると、一度出したら仕舞うのが大変そう・・・。

と思いつつ、収納袋から出してみました。

収納袋の入り口は二重になっています。

二つとも最大限に広げて、シュラフを取り出しました。

広げてみると私のベッドとほぼ同じ大きさ。

「NANGAだぜ~!」

NANGAのタグが付いていて所有欲を満足させてくれます。

ファスナーにもNANGAの文字があります。

ファスナーは両側開閉タイプで、ファスナーが布を噛まないような工夫がされているようです。

ファスナーを開けて中に入って寝てみました。

多少余裕があって寝心地は良いようです(ベッドの上だから当たり前かw)。

中に入ってしばらくするとポカポカしてきます。

「これなら深夜の気温が0℃を多少下まわっても眠れそう!」

な感じでした。

さて、袋に仕舞うのが大変そうだな・・・。

ファスナーを締めて、上のほうの真ん中あたりから上下が同じ広さになるよう2つに折りたたみます。

上のほうから、多少空気を抜きながら丸めていきます。

このシュラフは、一番下の所に束ねるためのベルトがついているので、それを締めるとこんな感じになります。

袋の入り口を最大限に空けて、束ねたシュラフの先をねじ込みます。

シュラフを膝の上でクルクルと回しながら袋に入れていくのですが・・・。

「あれ、意外とアッサリ入ってくれるな。」

ということで、2~3分程で格納終了。

少しデコボコしていますが、問題ありませんね。

撤収も含め、使い勝手は良さそうです。

実際に使ってみた

ということで、11月に有給休暇を取って「ふもとっぱら」までキャンプに行ってきました。

この日は晴れて日中は暖かな陽気。

富士山がとてもよく見える絶好のキャンプ日和でした。

晴れているということは、放射冷却で夜寒くなる可能性大。

NANGAのシュラフを試すには絶好の環境かもしれません。

設営も無事終わり、100均のアルミシートの上にエアマット、その上にNANGAのシュラフをセットしました。

焚火の火で暖をとりながら、買ってきた焼酎で晩酌しながらの夕食。

22時過ぎには、ほろ酔い気分で就寝することにしました。

服装は、下はユニクロのナイロンパンツ、少し厚手のソックス。

上は、ユニクロの極暖の上に、薄手のフリースを着て眠ってみます。

あ、ファスナー右だったか。

頭の方向が逆でしたが、このままシュラフに潜りこみ、しばらくスマホをいじったりしていました。

12時近くになり、かなり冷えてきたと思って外気温を確認すると0℃になっていました。

ファスナーを締め、頭のところの紐をギュッとしめて眠ることにしました。

始めは少し寒いと感じて「眠れるかな・・・」と思い、顔まですっぽりとシュラフに潜り込み、口のところだけ開く程度に、紐をギュッと絞りました。

口だけ出てるので、客観的に見ると少し怖いかも。

しばらくすると、体温でシュラフの中が暖かくなり、いつの間にか寝入っていました。

夜中に、風が強くなったようで、風の音で目が覚めることはありましたが、寒いということはありませんでした。

そして、気が付くと朝6時15分。

シュラフの中が、暖かくて「出たくない・・・」。

0℃の気温でも、グッスリと快適に眠ることができました。

そして、富士山からの日の出も、しっかりと拝むことができました。

実際のキャンプで、このNANGAのシュラフを試してみた結果として

「NANGA 別注モデル アルピニスト800」は、0℃の気温でも快適に眠れることがわかりました。

使う前は少し生地が薄いかなと思いましたが、十分な保温効果があるようです。

この冬は、もう少し寒い時期に冬キャンをして、このシュラフを再度試してみるつもりですが、もう少し寒い時には、服装での調節が必要になるかもしれません。

冬用シュラフの購入をお考えの方、是非参考にしてください。

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