ソロキャンプの時に小さい固形燃料を使っている方もいると思いますが、保管が難しく放っておくと使えなくなってしまいます。
その点ニチネンが販売している缶入りの固形燃料はとっても使えるのです。
実際にキャンプで使った様子も含めレポートします。
ソロキャンプの焚き火
キャンプの魅力の一つに「焚き火」があります。
寒い時期の焚き火は暖も取れるし調理もできてキャンプ気分を盛り上げてくれます。
ただし、薪を調達する手間などもあってバイクでのキャンプでは少し面倒。
撤収のときに燃えカスを処分したり、焚火台を綺麗にして収納したりするのも結構手間がかかります。
寒い時期ならば焚火も良いのですが、温かくなると果たして焚き火が必要なのかとも考えます。
キャンプ歴3年の私は、キャンプへ行くからといって、なにも毎回焚火をする必要は無いと思うようになりました。
テントを積んでの遠征
実は、今年秋ぐらいにバイクにテントを積んで一週間ほど東北遠征をしようかと考えています。
昼間はフルに走ると思うので、夕方からテントを設営して薪を手配するのは現実的に厳しいと思います。
イワタニのコンパクトバーナーを調理に使うつもりですが、もう一つくらい火力が欲しいと考えました。
ニチネン缶入り固形燃料
皆さんが良く固形燃料として認識しているのは旅館の鍋物とかで使われる小さくて青いこのタイプだと思います。
これ一つでもメスティンを使ってご飯一合位は炊くことができますが、こいつは使い切ってしまわないとすぐにダメになってしまいます。
いろいろと探して辿り着いたのがニチネン缶入り固形燃料です。
登山やキャンプ、防災用として昔からあるもので、250g缶で150分使用できるとのこと。
また、使わなくなったら蓋を閉めておけば、またいつでも使えるのも経済的です。
ネットでお買い得なものを探してみると、ありました。
ニチネン屋外用トップ丸缶250g×12個 5,300円(税・送料込)
これなら1個当たり420円程とかなり経済的。
早速購入しました。
こんなに届いてしまったので、たくさんキャンプをしなくてはw
キャンプで使ってみた
今回、道志の森キャンプ場へ行く機会に実際使ってみました。
左がイワタニのコンパクトバーナー、右がダイソーで購入したコンパクトストーブにセットした缶入り固形燃料です。
缶入り固形燃料自体は緊急用としても使えるように五徳がついていますが、重いものを乗せると曲がりそうなものです。
固形燃料の蓋を開けるのにハサミやナイフなど道具が必要です。
ナイフが折れるような事態は避けたいので、私はハサミを使ってあけました。
バイクの付属工具などに入っている小さめのマイナスドライバーを使っても良いでしょう。
ライターを近づけるとすぐに火が付きます。
夜の方が炎が見やすいので夜の画像ものせておきます。
思っていたより火力が強い印象です。
フライパンにウインナーやベーコンを載せて焼いてみると、綺麗に焼くことができました。
ホットサンドなどもこんがり焼きあがりました。
使わないときは蓋をすればすぐに火が消えますが、蓋がポンと飛ぶことがあるので驚かないように。
一度使って火を消した状態がこちら。
表面が蝋のように固くなっています。
ウェブの情報では、この固い部分を取り除いて使うと書いてありますが、取り除か無くても棒などを突っ込んでバキバキに割って中に突っ込んでしまえばOKです。
結局この日は、朝晩の調理に固形燃料を使い、夜少し冷えてきたのでお酒を飲みながら固形燃料で暖をとりつつ最期まで使いました。
缶の中に少し燃えカスが残りますが、このまま缶ゴミとして捨てても問題ない程度だと思います。
ということで、ニチネンの缶入り燃料はソロキャンプのバーナーとして十分に使えることがわかりました。
荷物も少なくて済むのでバイクでのソロキャンプにおすすめです。
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