毎年2回開催されるT.O.T.(テイスト・オブ・ツクバ)。
1980年台の車輌を中心としたクラス・レギュレーション構成ですが。
新しいバイクが出場するクラスもあり、出走車輌の多彩さ・珍しさは随一。
パドックを歩くだけでもかなり楽しめます。
サーキットには興味があるけど、まだ行ったことがない。
という方は、是非このT.O.T.を観戦してみると良いと思います。
T.O.T.(テイスト・オブ・ツクバ)とは
以下、T.O.T.公式サイトより。
「バイクは速くなくては、マルチシリンダーマシンの咆哮こそ俺の青春だ!」
と叫びながらも過ぎてゆく青春を惜しむワイルドだがちょっとセンチな大人たちへ送る"レースページェント"
これがテイスト・オブ・ツクバ<T.O.T.>だ
現代バイクの雄であるマルチシリンダーバイクの”味”を今一度Tasteして頂きましょう。
出場車両は1980年代のバイクが中心で、空冷であるとかフレームが鉄製でなければとか、年式・排気量などを”差別!”することで結果が一方的にならないようレギュレーションを定めレースは進行する。
出場車両は限られていますが、その数は多く車両選択肢は広く多岐にわたる。
なによりもその出場車両の多彩な事にはパドックを歩くとき目を奪われるはず。
集まった台数の多さにも驚きますが、こんなにバイクの種類ってあったのかしら
それも一台一台のフォルムは個性的に演出され、メカには見事なチューンが施されている。
パドックの賑わいは同種のイベントの中でも最高だが、楽しむ人々のバイクとの付き合い方に肩の力が抜けた大人のライフスタイルが伺える。
この日ばかりはバイクに魅せられた”おしゃれな”自由人たちでサーキットは溢れかえるのだ。
引用元:テイスト・オブ・ツクバ公式サイト
ということで、年に2回行われるプライベートチームのレースなのです。
プライベートチームのレースと侮るなかれ、このテイスト・オブ・ツクバは、今、大変な人気になっているレースなのです。
最近レースは出る人も観る人も減っているというのが実情なのですが、テイスト・オブ・ツクバだけは別なのです。
パドックは人でいっぱい。
今、筑波サーキットで一番、いや日本で一番盛り上がっているレースと言って良いでしょう。
筑波サーキット入場
筑波サーキットは、ご存じの通り日本を代表するサーキットの一つで、茨城県の下妻市にあります。
横浜の自宅からだと2時間弱で行くことができます。
以前、バイク仲間がレースに出場したときに一度行ったことがあるので、今回のT.O.T.で2回目ということになります。
今回のT.O.T.は2022年11月5、6日の土日で開催されました。
5日のチケットは完売していたので、今回は5日に行きました。
この2日の内容の違いは決勝が行われるクラスの違いです。
5日は
STREET FIGHTER
ZERO-2、ZERO-4
MONSTER Gr.A、MONSTER Gr.B
各クラスの決勝が行われ
6日は
D.O.B.A.R.-1 / D.O.B.A.R.-2
ZERO-1、ZERO-3
MONSTER Evo.
F-ZERO
HERCULES / S-MONSTER Evo.
クラスの決勝が行われます。
より速いマシーンが観たいという方は、どちらかというと二日目の6日ということになるのですが、5日のレースでも十分早いマシーンのレースを観ることができます。
5日には、私の愛車であるYAMAHA MT-09やKawasaki Ninja H2も出場していたのと、5日のほうが空いていてゆったりとレースを観ることができるので今回は1日目の5日にしたのです。
ちなみに、チケットはコンビニで購入でき2,500円でした。
入場は朝8:00~で、午前中は主に予選が行われます。
昼前後から決勝が始まり、すべてのレースが終わるのが16時前。
ほぼ丸一日、2,500円で楽しむことができると思えばお安いと思います。
入場口でパンフレットを販売しています。
特に初めて観戦する方は1,000円なので是非買って下さい。
タイムスケジュールやクラス分けなどがわかります。
ショップがたくさんで賑やか
入場してまず思うのは、かなり賑やかということ。
まずは、正面のストレートの下をくぐる階段でコースの真ん中に行ってみましょう。
たくさんのショップが立ち並び、パドックも近いので、その周辺はかなり賑やか。
パーツの類やカスタムされたマシンを見るだけでもかなり楽しい。
展示されているマシンの殆どがレースに出場するマシンです。
ちなみに下のKawasaki Ninja H2は反則級に速かったマシンです。
そうこうしていると、その人込みを縫うように予選や決勝に参加するバイクが押されていきます。
この時点でレースの臨場感を感じられてかなり気分が盛り上がります。
グルメもある
決勝は午後からなので、午前中に少し予選を見てから腹ごしらえをしましょう。
サーキット内には、様々な飲食店が出店しています。
焼きそば、カレー、お好み焼き、タコライス、シュラスコ、そしてドリンク類などなど。
確か食堂もあったかと思いますが、買っていってスタンドでレースを見ながら食べるほうが良いかと思います。
どこで観るか?
いったいどこで観戦したら良いか?
もちろん見る人に自由なのですが、私のおすすめはレースごとに移動しながら観戦する方法です。
レースとレースの間は、表彰式があったりして少し時間があるので、その間に移動します。
例えば、はじめはダンロップコーナーあたりのスタンドで予選を見ながらランチタイムまで、
決勝が始まったら、第1ヘアピンはらバックストレッチ。
その後、スタート&ゴール地点のメインストレート。
最期に第2ヘアピンからバックストレッチ。
など、場所を変えながら見ると色々な臨場感やスピード感が感じられて一層楽しむことができるでしょう。
プライベートチームのレースながら、マルチサウンドとスピード感はかなりのもの。
しかも、パドックや出場車両、ライダーをすごく身近に感じられるので相当楽しい。
また、他のレースに比べれば、観戦者も出店しているショップも多いので、バイク好きならたまらない一日となるでしょう。
ちなみに、今回はバイク好きお笑い芸人のノッチさんも来てました。
先にも書きましたが、サーキットは敷居が高いのでは?となんとなく思っている方。
テイスト・オブ・ツクバは、そんな方が初めてレースを観戦するのに持って来いのイベントです。
例年5月と11月に開催されますので、チェックしてくださいね。
筑波サーキットの公式サイトに案内が発表されます。
参考:筑波サーキット公式サイト
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