皆さんはホワイト餃子をご存じでしょうか?
私の故郷には、ホワイト餃子の支店があったので何度か行きましたが、東京にきてからはすっかりご無沙汰していました。
当時、仲間内では「マンギョウ(饅頭餃子の略)」と呼んでいた気がします。
なぜ饅頭餃子といっていたかというと、その形状がまるでお饅頭のようだったからです。
そう、ホワイト餃子は、餃子という概念からは想像もつかない形状をしているのです。
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ホワイト餃子とは
ホワイト餃子とは、千葉県野田市に本店を置き、チェーン店舗展開する餃子専門店及びその技術連鎖店です。
パンや肉まんを連想させる厚い皮を油でパリパリに焼いたのが最大の特徴で、独特の焼き方をしています。
創業者・水谷信一が満州で白(パイ)さんという中国人から餃子作りを教わり、戦後日本へ引き揚げ餃子店を開く際、始めは「パイ餃子」にしようと思ったが、色気がないので英語にして「ホワイト餃子」にしたそうです。
ホワイト餃子にはチェーン本部としての機能を持つ「本店」と、本店で技術指導を受けてのれん分けとして本店経営に準じた経営を行う「支店」があり、これらは餃子専門店です。
また、本店支店とは別に本店で技術指導を受け、かつ立地などの条件により
①餃子専門店でない
②本店支店と同一価格でない
ことを特別に認められた「技術連鎖店」があります。
支店および技術連鎖店含めると北は宮城県から南は鹿児島県まで27店舗のチェーン展開をしています。
ホワイト餃子はときおりTV番組に取り上げられることもありますので見たことがある方もいると思いますが、こんな形の餃子です。
「おいなりさん」ではありません。
れっきとした餃子です。
相模原にホワイト餃子があった
ある休日、家族が出かけて一人でランチをすることになりました。
何を食べようか考えていたところ「餃子」が頭に浮かびました。
「そうだ、美味しい餃子を食べに行こう!」
さっそくネットで近くの美味しい餃子を探したところ、すぐに出てきたのが相模原にある「ギョウザの萬金」でした。
しかも、写っているのは紛れもなくあの「ホワイト餃子」です。
えっ!そんな近くにホワイト餃子があったの!?
と思い、迷うことなく「ギョウザの萬金」にホワイト餃子を食べに行くことにしたのです。
ちなみに萬金さんの公式サイトを見ると
当店はホワイト餃子グループの一員として昭和51年の開業以来、餃子をひとつひとつ手作りすることは変えず、昔と変わらない作り方で皆さまに美味しい餃子をお届けすることを目指しています。
1階はカウンターとテーブル席、2階はブース席、3階は大広間のテーブル席をご用意しており、お一人様からご家族、職場や趣味の大人数のグループ様まで、お食事をお楽しみ頂けますので、皆様のご来店をお待ち致しております。
また、冷凍餃子の通信販売を行っておりますので、お土産やご贈答、ご進物としても是非当店の餃子をご利用ください。
引用元:萬金公式サイトより
創業当時からそうかは判りませんが、萬金は「ホワイト餃子」の「技術連鎖店」となっています。
食べログなどを見ていると人気店のようで行列必至のようです。
他にやることも無く時間はあったので、行列覚悟で相模原「萬金」に向かいました。
いざ萬金へ
横浜の家から相模原の萬金まではバイクで30分弱。
のんびりとバイクを走らせて萬金に到着したのは12時40分位でした。
ちなみに、電車で行く場合には小田急相模原駅から徒歩5分になります。
こちらが、萬金さんの店構え。
3階まで客席があります。
お店に前は入店待ちの人が10人ほどいました。
店舗の向かって左手に駐車場があって、萬金と書いてあるところが来店客用の駐車スペースです。
運よく、バイクが1台停まっていた区画があったので、同じ区画にバイクを駐車することができました。
まずはウエイティングリストに名前を書いて待ちます。
前に10人ほど待っていましたが、客席数が多く回転が良いのと、1人だったので10分程でカウンター席に案内されました。
店内へ
カウンターは、コロナ対策のため十分な距離をおいてアクリル板で仕切られており、ゆったり座ることができます。
厨房内では、おそろいのTシャツを着た店員さんたちが所狭しと動き回っています。
活気があって食欲をそそられます。
そしてメニューがこちら
ビールなどのドリンクメニューもあります。
私は、焼き餃子1人前(480円)、水餃子1人前(520円)、そしてライス(200円)を注文しました。
なお、食事の注文は追加ができず1回限りとなっているようです。
餃子を焼いている様子を眺めていると10分程で注文した品物が来ました。
焼き餃子
水餃子
焼き餃子も水餃子の1人前は8個入っています。
そして、いざ実食!
各テーブルには餃子のタレ、一味唐辛子、そしてみじん切りされた「にんにく」が用意されていてるので、お好みでタレを付きって味変しながら食べるのが良いそうです。
まずは、普通のタレで焼き餃子を一口。
中が熱々で火傷しそうになりながら頂きました。
猫舌の方は、先に皮に穴をあけて少し冷ましてから食べてほうが良いかもしれません。
以前食べたのが30年くらい前だったので記憶が定かではないのですが、記憶では皮がもう少しパリッとしていたような・・・。
今回食べた皮の触感は、少し湿気た煎餅のような感じ?
それでも十分に歯ごたえがあって美味しかったのですが、記憶と若干ギャップがあったというだけです。
餡は、ニラ、白菜、豚肉とオーソドックスなもの。
ニラ餃子を注文すると、ニラたっぷりの餃子を味わえるようです。
その後、タレに一味やニンニクを入れて味変をしながら、焼き餃子の味を味わいながら懐かしくいただきました。
もちろん、ライスにワンバンさせて、タレのついたライスと一緒に。
そして、水餃子のほうですが、こちらはプリプリとして美味しかったです。
ツルッと口に入って、噛むと肉と野菜のうま味が口の中に広がります。
スープは中華スープで、トッピングはネギのみですが、スープの味も丁度良い塩加減でした。
ホワイト餃子自体は、その調理法が煮てから揚げるの近い油の量で調理をするのですが、中の餡はそれほどジューシーではありません。
なので、水餃子やスープと一緒に食べることが、良い組み合わせだと感じました。
朝ご飯が遅かったこともあって、お腹は満腹。
懐かしさと満腹感で、良い気分のままお店をあとにしました。
まだ、ホワイト餃子を体験していない方、一度、相模原「ギョウザの萬金」で体験してみたはいかがですか?
また、ホワイト餃子公式ページで、支店と技術連鎖店を確認することができるので、お近くにあるか確認してみて下さい。
【ギョウザの萬金 店舗概要】
住所:神奈川県相模原市相南4-1-7
電話:042-746-5855
営業時間:AM11:00〜PM9:30(ラストオーダーPM9:00)
定休日:毎週水曜日
※祝祭日の水曜は営業し、翌木曜をお休みとします。
公式サイト:餃子の萬金
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