この記事では人気 バイクの欠点をネット上から拾い上げてまとめています。
今回は、カワサキのアドベンチャーツアラーからカワサキ ヴェルシス650ついてまとめてみました。
カワサキ ヴェルシス650の概要
ヴェルシス650は、2007年モデルで新登場したアドベンチャーツアラー。
正確には、650の表記はなく単に「ヴェルシス」というモデル名で発表され、後年、大排気量のヴェルシス1000が登場したため、ヴェルシス650と改められたものです。
Versysは造語で、ラテン語で頂点を意味するVertexと、頂点に至らしめるためのSystemを組み合わせたものだとされていたその一方、開発コンセプトに掲げられていたのは「ストリートサーフィン」。
波乗りのようにロードを楽しむバイクであるとされていました。
搭載されたのは、649ccの水冷並列2気筒エンジンで、これは2006年に登場していたER-6n(ネイキッド)とER-6f・ニンジャ650R(フルカウルスポーツ)と同様のものでした。
レイダウンオフセットされたリアショックのレイアウトも、ER-6と共通で、3姉妹モデルというイメージ。
輸出専用モデルのため、日本国内での販売は、ブライトコーポレーション経由で行われ、2018年4月までに2回のモデルチェンジが行われました。
なお、ブライトコーポレーションによる日本での販売は2016年モデルが最後となりましたが、その後も欧州や北米では販売が続けられました。
2022年モデルでは、上位機種のヴェルシス1000とよく似たフロントマスクを持つ新スタイルに変更され、トラクションコントロールやカラー液晶のメーターなどを装備。
このモデルのあと、初めての日本国内正式導入が「2022年初夏」と発表されたが、新型コロナウイルスの蔓延による混乱などもあって延期、それから約1年が過ぎた2023年10月、同年11月からの発売が発表されました。
基本スペック
| タイプグレード名 | Versys 650 |
|---|---|
| モデルチェンジ区分 | カラーチェンジ |
| 型式 | 8BL-LE650H |
| 発売年 | 2024 |
| 発売月 | 10 |
| 仕向け・仕様 | 国内向けモデル |
| 全長 (mm) | 2165 |
| 全幅 (mm) | 840 |
| 全高 (mm) | 1360 |
| ホイールベース (mm) | 1415 |
| 最低地上高(mm) | 170 |
| シート高 (mm) | 845 |
| 車両重量 (kg) | 219 |
| 最小回転半径(m) | 2.7 |
| 乗車定員(名) | 2 |
| 燃料消費率(1)(km/L) | 29.8 |
| 測定基準(1) | 国交省届出(60km/h走行時) |
| 燃料消費率(2)(km/L) | 22.5 |
| 測定基準(2) | WMTCモード値 |
| 原動機型式 | LE650HE |
| 原動機種類 | 4ストローク |
| 気筒数 | 2 |
| シリンダ配列 | 並列(直列) |
| 冷却方式 | 水冷 |
| 排気量 (cc) | 649 |
| カム・バルブ駆動方式 | DOHC |
| 気筒あたりバルブ数 | 4 |
| 内径(シリンダーボア)(mm) | 83 |
| 行程(ピストンストローク)(mm) | 60 |
| 圧縮比(:1) | 10.8 |
| 最高出力(kW) | 49 |
| 最高出力(PS) | 67 |
| 最高出力回転数(rpm) | 8500 |
| 最大トルク(N・m) | 61 |
| 最大トルク(kgf・m) | 6.2 |
| 最大トルク回転数(rpm) | 7000 |
| 燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
| 燃料タンク容量 (L) | 20 |
| 満タン時航続距離(概算・参考値) | 596.0 |
| エンジン始動方式 | セルフスターター式 |
| 点火装置 | フルトランジスタ式 |
| 点火プラグ標準搭載・型式 | CR9EIA-9 |
| 点火プラグ必要本数・合計 | 2 |
| 搭載バッテリー・型式 | FTX12-BS |
| バッテリー容量 | 12V-10Ah |
| エンジン潤滑方式 | セミ・ドライサンプ式 |
| エンジンオイル容量※全容量 (L) | 2.3 |
| エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 1.6 |
| エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) | 1.8 |
| 推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-40 |
| クラッチ形式 | 湿式・多板 |
| 変速機形式 | リターン式・6段変速 |
| 変速機・操作方式 | フットシフト |
| 1次減速比 | 2.095 |
| 2次減速比 | 3.066 |
| 変速比 | 1速 2.347/2速 1.714/3速 1.333/4速 1.111/5速 0.965/6速 0.851 |
| 動力伝達方式 | チェーン |
| スプロケット歯数・前 | 15 |
| スプロケット歯数・後 | 46 |
| チェーンサイズ | 520 |
| 標準チェーンリンク数 | 114 |
| フレーム型式 | ダイヤモンド |
| キャスター角 | 25° |
| トレール量 (mm) | 108 |
| ブレーキ形式(前) | 油圧式ダブルディスク |
| ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク |
| ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 |
| 懸架方式(前) | テレスコピックフォーク |
| フロントフォークタイプ | 倒立フォーク |
| フロントフォーク径(φ) | 41 |
| フロントホイールトラベル(mm) | 150 |
| 懸架方式(後) | スイングアーム式 |
| ショックアブソーバ本数(後) | 1 |
| リアホイールトラベル(mm) | 145 |
| タイヤ(前) | 120/70ZR17 |
| タイヤ(前)構造名 | ラジアル |
| タイヤ(前)荷重指数 | 58 |
| タイヤ(前)速度記号 | (W) |
| タイヤ(前)タイプ | チューブレス |
| タイヤ(後) | 160/60ZR17 |
| タイヤ(後)構造名 | ラジアル |
| タイヤ(後)荷重指数 | 69 |
| タイヤ(後)速度記号 | (W) |
| タイヤ(後)タイプ | チューブレス |
| ホイールリム形状(前) | MT |
| ホイールリム幅(前) | 3.5 |
| ホイールリム形状(後) | MT |
| ホイールリム幅(後) | 4.5 |
| タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 2.25 |
| タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 2.50 |
| ヘッドライトタイプ(Hi) | LED |
| テールライトタイプ | LED |
| スピードメーター表示形式 | デジタル |
| メーター表示:ギアポジション | 有 |
| メーター表示:燃料計 | 有 |
| メーター表示:エンジン回転計 | 有 |
| メーター表示:時計 | 有 |
| メーター表示:ツイントリップ | 有 |
| 車両装備:ハザードランプ | 有 |
| 車両装備:アンチロックブレーキ(ABS) | 有 |
| 車両装備:トラクションコントロール | 有 |
| 車両装備:ETC | 有 |
| 車両装備:USBポート | 有 |
| 車両装備:可変スクリーン | 有 |
カワサキ ヴェルシス650の良いところ
ネット上の口コミでは
「アップライトな姿勢と低重心(ニンジャ1000と比べて)」
「1給油の航続距離が長い」
「シートふかふか」
「長距離疲れない」
「人と被らない」
「大きなガソリンタンクから来る航続距離」
「純正で出来るフルパニア」
「まさに長距離を快適に走るバイクです」
「見た目に反して結構スポーツ走行も楽しめます」
「レギュラーガソリン」
「好燃費」
「街乗りの極低速域でも扱いやすいマイルドな性格のエンジンとクラッチが軽くて疲れない。」
「この一台で何でも出来ます。」
「1000cc大型バイクにもついて行くのに問題ない。」
「ワインディングは割と得意な車両。」
「日帰り、長旅、ワインディング、未舗装路、何でもこなす万能性。」
「中低速向けだけど排気量もあるので高速道路も問題なし。」
「スクリーン高さが調整出来るので、長距離走行でも疲れにくい。」
「燃費(20~23km/L)」
と、一台で何でもこなせる万能バイクなようです。
カワサキ ヴェルシス650の悪いところ
ネット上の口コミから欠点を拾い上げてみると
「パーツの無さ(海外から取り寄せればほしい物はだいたいあります)」
「社外マフラーなし。(マフラーのメーカーに直訴しましたが、苦笑いされました)」
「2気筒エンジンですが燃費は良くない方なのでこのあたりのクラスの比較対象車であるHONDAのNCなどに軍配があがります。」
「845ミリのシート高が乗る人をえらびがちです。」
「シートが高く足つきが悪い」
「3000回転以下の力不足」
「センタースタンドがない」
「ヨーロッパでも販売している大柄な車体なのでハンドルが遠い。」
「全体に足回りが固いと思う。」
「パラレルツインは少しもたつく。」
「日本人向けのバイクではないので身長164cmでは取り回しが大変」
「フロントサスのストロークが長い為、パイロンスラロームは苦手傾向。ストファイの様なクイックさを求めるとガッカリします。」
「6000から上はただ回るだけでパワー感はない」
「低回転で流しててもきもちいいが音はそこいらの新聞配達、郵便配達のバイクとなんらかわらない地味な音。回せば力強い精巧ささえ感じるパルスに豹変する。」
と、足付きの悪さ、アフターパーツが無い事を指摘する声が多いようでした。
まとめ
アドベンチャーツアラーとして程よいサイズ感のカワサキ ヴェルシス650。
軽快さを求めるなら1000より650という選択肢は大いにあり得ます。
アドベンチャーバイクの宿命としてシートは高いので乗る人えお選びそうですね・・・。
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