125cc以上250cc未満の軽二輪バイクのなかで経済性に優れ、様々な用途に使えるオールラウンダーはどれか
いくつかの要素からランキング形式で発表します。
軽二輪バイク(125cc以上250cc未満)
軽二輪バイクの特徴は、原付2種バイクでは立ち入れない自動車専用道路や高速道路を走ることができる点です。
また、車検がないことからコスト面を考えて選ぶユーザーも多いカテゴリーになります。
いくつかの項目でランクと評点を付けてか「キコスパが良いオールラウンダーバイク」をしぼっていきましょう。
軽2輪バイクで燃費が良いのは?
1位 ホンダPCX160
2位 ヤマハNMAX
3位 ホンダADV160
4位 ヤマハトリシティ155
5位 ヤマハXフォース
6位 ホンダCL250
7位 ホンダ レブル250
8位 カワサキ KLX230
9位 カワサキ KLX230SM
10位 スズキ ジクサー250
排気量のアドバンテージはありますが、1位はホンダPCX160で、WMTCモード値リッター44.9kmでした。
実は私もセカンドバイクとしてホンダADV160を所有していますが、走り方によってはリッター50km程度走ります。
タンク容量が8.1リットルなので、航続距離は400kmということになります。
250ccバイクではホンダのCL250、レブル250が上位に食い込んでいてWMTCモード値リッター34.9kmでした。
車両価格のコスパが良いのは?
排気量が異なるバイクをそのままの値段で比べるのは不公平なので、排気量100ccあたりの価格で比べてみました。
1位 スズキ ジクサー250
2位 スズキ ジクサーSF250
3位 スズキVストローム250SX
4位 ホンダCL250
5位 ヤマハNMAX
6位 ヤマハ MT-25
7位 ホンダ レブル250
8位 カワサキ KLX230
9位 スズキ GSX250R
10位 ホンダ CRF250L
予想通りスズキ勢が上位を占めました。
スズキ ジクサーSF250の100ccあたりの車両価格は19.27万円。
ちなみにこのカテゴリーで最も車両価格が高いカワサキNinja ZX-25Rが38.50万円なので、約2倍の格差があるということになります。
意外なことにスクーター勢でランクインしたのはヤマハNMAXだけでした。
走りが良いバイクは?
一般道ツーリングの際に幹線道路で比較的速い車の流れに乗れたり、山道での登坂能力も大事な要素になります。
そこで、パワーウエイトレシオなどについて比較しランキングにしてみました。
1位 カワサキNinja ZX-25R
2位 ホンダ CBR250RR
3位 ヤマハ YZF-R25
4位 ヤマハ MT-25
5位 ホンダ CRF250L
6位 スズキ ジクサー250
7位 スズキ ジクサーSF250
8位 スズキ GSX250R
9位 ホンダ レブル250
10位 カワサキ KLX230
1位はカワサキNinja ZX-25Rでした。
ニンジャZX-25Rは、2020年9月10日に発売された、並列4気筒エンジンを搭載したフルカウルスポーツモデル。
水冷4気筒エンジンは250CCながら45PSを発揮。
峠では大型バイクをカモれる性能を誇ります。
ただしトルクはさほどでもないので高回転を維持する必要があります。
軽二輪バイクで積載が良いのは
泊りでのツーリングやキャンプツーリングで最も重要なのが積載の問題です。
以下、積載が良いバイクランキングをまとめてみました。
1位 ホンダ フォルツァ
2位 ヤマハ XMAX250
3位 スズキVストローム250
4位 スズキVストローム250SX
5位 ホンダPCX160
6位 ホンダADV160
7位 ヤマハNMAX
8位 ヤマハトリシティ155
9位 ヤマハXフォース
10位 ホンダ レブル250
ますは、お断りしておきますが、スクーターはシート下収納があるため上位にランクされます。
また、スズキVストロームはアドベンチャーバイクの位置づけでパニアケースが似合うため、パニアケースを付ける前提です。
クルーザータイプのホンダレブルはサイドバッグを付ける方が多いのでその積載を前提としています。
ダート走破性が良いのは?
まず初めに、残念ながら国産現行バイクではこのクラスのオフロードバイクは無くなっているのが現状です。
一方で多少のダート走行なら難なくこなすバイクはあります。
キャンプ場に至る砂利道や、キャンプ場内で不安なく走行できるバイクをあげてみると。
1位 ホンダ CRF250L
2位 カワサキ KLX230
3位 カワサキ KLX230シェルパ
4位 カワサキ KLX230SM
5位 スズキVストローム250SX
6位 スズキVストローム250
7位 ホンダADV160
8位 ホンダ レブル250
9位 ヤマハ MT-25
10位 スズキ ジクサー250
悪路走破性、取り回しの良さ、最低地上高などを勘案して順位をつけています。
乗り心地が良い、長時間乗っても疲れが少ないバイクは?
キャンプツーリングでも遠方のキャンプ場へ行く場合には乗り心地も大切。
設営前に疲れてしまってはつらいですからね。
ネット上のランキングでは
1位 スズキVストローム250
2位 スズキVストローム250SX
3位 ホンダADV160
4位 ホンダ レブル250
5位 ヤマハ YZF-R25
6位 スズキ GSX250R
7位 ヤマハ MT-25
8位 ホンダ CRF250L
9位 ヤマハトリシティ155
10位 カワサキ Ninja250
1位はスズキVストローム250でした。
座面が広いシートはアドベンチャーバイクならでは、ロングツーリングでの疲れを軽減してくれます。
また、目線が高いので視界が広く精神的にも疲れが少ないですね。
コスパが良くてオールラウンドに使える軽二輪バイクランキング
以上の結果から、コスパが良くてオールラウンドに使える軽二輪バイクをまとめると以下のようなランキングになりました。
1位 スズキVストローム250
2位 ホンダADV160
4位 ホンダ レブル250
5位 ホンダ CRF250L
6位 ヤマハNMAX
7位 ヤマハ MT-25
8位 スズキ ジクサー250
9位 カワサキ KLX230
10位 ホンダPCX160
1位はスズキVストローム250でした。
ツーリングやキャンプはお手の物、多少の悪路も問題なく走る心強さは、万能と言えるでしょう。
スクーター勢のなかで2位につけたホンダADV160もアドベンチャーテイストの見た目にパターンタイヤを履いているのでツーリングからキャンプ、通勤の足まで幅広く使える相棒です。
ここに挙げたバイクは使用用途が広いことは間違いありませんが、速さに特化したものではありません。
「バイクには見た目と速さを求める」という方は別の選択をするでしょう。
※バイク名をクリックするとスペックや口コミをご覧いただけます。
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