ホンダADV160が納車され、その乗り心地と使い勝手の良さですっかりお気に入りのバイクになりました。
あれこれカスタムを考えていますが、社外品のカスタムパーツが出そろうにはもう少し時間がかかりそう。
私の場合ADV160をキャンプでも使いたいのでトップボックスを付ける予定。
トップボックスをつけるにあたって大事なのがそれを取り付けるためのリアキャリアですね。
今回はADV160のリアキャリアについて記事にします。
リアキャリアの前にGIVIのトップボックスが届く
リアキャリアについて情報収集している間に、先に注文したGIVIのトップボックスが届いてしまいました。
始めはアルミケースがかっこいいと思ったのですが、お高いのと重量が重い。
リアキャリアの耐加重はさほど大きくないため箱自体が重いアルミケースは選択肢から外しました。
コスパで考えるならモトボワットBBの47リットルも良いかなと考えました。
こちらのシルバーのものは背もたれとかベースプレート、設置用の金具等がすべてセットで10000円ちょっと。
黒なら9000円もしません。
日本の会社が扱っているというところも安心できるので、一時はこちらに傾いていたのですが・・・。
結果として購入したのはこちら。
GIVI E43シリーズのセットです。
43リットルの容量で、背もたれ、ベースプレート、荷掛けフック・ネット、取付金具等がセットで23,830円でした。
最期はブランド力に負けました。
リアキャリア選び
さて、本題に戻ってリアキャリア選びについて書きます。
リアキャリアについて選ぶ際に重要なポイントがいくつかあります。
リアキャリアの耐加重
リアキャリアには、それぞれ製品ごとに耐荷重が表示されています。
表示されていないような商品はやめておいたほうが身のためです。
例えば、ADV160純正オプションのリアキャリアの耐加重は8kgとなっています。
トップケースを取り付ける前提の場合、トップケースやベースプレートの重量も考慮しなくてはなりません。
ちなみにGIVI E43の重量はベースプレート込みで4.2kgと記載があります。
なので純正のリアキャリアを設置した場合 8ー4.2 = 3.8 となって、トップケースの中に入れられる荷物の重量は3.8kgまでということになります。
材質
耐加重の問題に関係してくるのがリアキャリア自体の材質です。
アルミ製は軽いのですが強度的には鉄に劣るので耐荷重は低くなります。
逆に鉄製は強度が強い分重くなり、また塗装が悪いとサビます。
その他の合金を使ったものもありますが、強度と重さのバランスと用途に応じて選ぶ必要があります。
トップケースとの相性
トップケースのなかで人気なのがGIVI やSHAD ですが、モトボワットBBやカッパなど他にも様々なトップケースが販売されています。
トップケースを付けるには、それぞれに合ったベースプレートを取り空ける必要があるのですが、キャリアとの相性が悪いと取り付けが難しかったり、かなり加工が必要だったりします。
なのでリアキャリアとトップケースの相性も良く考えて選ぶ必要があるのです。
ショップの信用度
もう一つ大事になってくるのが取り扱うショップの信用度。
店頭で購入する場合は良いのですが、ネットで購入する場合には様々なショップがあるので注意が必要です。
私も今回リアキャリアをあれこれ物色知っている中でかなり評判が悪いショップや製品情報が全く掲載されていないようなショップをいくつか目にしました。
ネットで商品を購入する場合には届くまで製品の実物を見ることができません。
アフターサービスやクレーム対応(返品含む)を考えればショップ選びはとても重要になってきます。
具体的なリアキャリア商品
JWL Sports
先行販売として4種類ほどのADV160専用リアキャリア商品を販売しています。
私も真っ先に商品を見てみました。
耐加重など、公式サイトの情報も多く、商品説明も比較的よくされています。
しかしながら、ユーザーレビューを見てみるとあまりにも悪いコメントが多い・・・。
私はやめておきました。
MASAMUNE 楽天市場店
こちらは日本の会社が運営してるようで取扱商品も多いショップです。
ショップの評価も比較的高いのですが、サイト上では商品の説明が全くありません。
これでは選びようがない・・・ので、やめておきました。
AliExpress
中国のアリババが運営しているネットショップサイトにも商品がありました。
こちらの製造元はやはり海外の会社のようです。
価格は10000円程でお安いのは魅力的なのですが、やはり情報が乏しい。
鋼鉄製とかいてありましたが、耐荷重等の記載はありません。
後悔したくないのでこちらもやめておきました。
DAYTONA マルチウイングキャリア
少し待っているとDAYTONAからADV160専用リアキャリアが発売されました。
DAYTONAの商品なら信用できそうです。
WeBikeのサイトで購入することができます。
ただ、問題は耐荷重。
コチラの商品の耐加重は6kg。
尚且つ注意事項として3.2リットルまでのトップケースに対応と書いてあります。
4.3リットルのGIVIが付かないことは無いと思いますが、規定にそぐわない使用は自己責任と言うことです。
詳しいバイク仲間に聞きましたが、大きな加重をかけると、製品が破損したりネジが舐めてしまったりする可能性がありそうです。
3.2リットルのトップケースを使用するか、トップケース無しで荷台として使用する場合には良いと思いますが、私の使用方法には向いていないかもしれません。
なので、こちらもやめておきました。
エンデュランス(ENDURANCE)
こちらのエンデュランスリアキャリアはADV150用。
信用できる会社なので製品に問題は無さそうです。
耐加重は8kgあるのでGIVE E43を付けても問題なさそう。
ADV160用のリアキャリアについては2023年5月頃の発売が予定されているようです。
アール・スペース(R-SPACE)
こちらはR-SPACEが販売しているADV150用のリアキャリア。
タンデムグリップを外さなくても設置できるタイプで、耐荷重は15kgまでとかなり丈夫そう。
GIVIのモノキーシリーズとの相性も良いようで、ADV160用が発売されればかなり有力な候補となりそうです。
いまのところ販売時期はわかりません。
まとめ
その他、アルキャンハンズや、H2Cなどそれなりのところから商品が出てきそうですが、耐荷重は5~6kgといったところでしょうか。
なので、43リットルのトップケースを取り付けてキャンプに行くような用途を想定すると、私の場合有力な候補になりそうなのは、エンデュランスとRスペースでしょうか?
ADV160に限らず、リアキャリアやトップケースを探している方、ネットで商品を購入して実物を見たらがっかりということの無いよう、慎重に選んでください。
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