この記事では人気 バイクの欠点をネット上から拾い上げてまとめています。
今回は、カワサキのネオレトロネイキッドバイクからカワサキ Z650RSついてまとめてみました。
カワサキ Z650RSの概要
Z650RSは、2021年9月に発表されたレトロスタイルのネイキッドスポーツで、日本では2022年4月に発売されました。
レトロスポーツとしては、Z900RS/カフェに続くモデルで、Z900RS/カフェがZ900をベースにしていたのと同様に、同時代のZ650がベースモデルとなっています。
欧州では中排気量クラスにあたる650cc、実排気量は649ccの並列2気筒エンジンをトレリスフレームに搭載して、よりカジュアルにレトロスポーツを楽しむことができます。
全体のルックスは、Z900RS(つまりは往年のZシリーズ)によく似てはいますが、Z900RSの外装パーツを流用したものではなく、ヘッドライトもカウルも、いまや珍しい砲弾型の2連メーターのカバーも新規開発。
スリムな燃料タンクを実現するためか、その容量はZ650よりも少ない12リットル。
アナログ表示の速度計とタコメーターの間には液晶パネルがあり、残燃料やギアポジションも表示されます。
なお、レトロルックであることで、ハンドルバーの位置が少し高く、アップライトなライディングポジションを取ることができるのも特徴です。
日本仕様車では、ETC車載器を標準装備。
2024年モデルから、トラクションコントロールが装備されました。
基本スペック
| タイプグレード名 | Z650RS |
|---|---|
| モデルチェンジ区分 | カラーチェンジ |
| 型式 | 8BL-ER650R |
| 発売年 | 2024 |
| 発売月 | 10 |
| 仕向け・仕様 | 国内向けモデル |
| 全長 (mm) | 2065 |
| 全幅 (mm) | 800 |
| 全高 (mm) | 1115 |
| ホイールベース (mm) | 1405 |
| 最低地上高(mm) | 125 |
| シート高 (mm) | 800 |
| 車両重量 (kg) | 188 |
| 最小回転半径(m) | 2.6 |
| 乗車定員(名) | 2 |
| 燃料消費率(1)(km/L) | 32.0 |
| 測定基準(1) | 国交省届出(60km/h走行時) |
| 燃料消費率(2)(km/L) | 23.6 |
| 測定基準(2) | WMTCモード値 |
| 原動機型式 | ER650KE |
| 原動機種類 | 4ストローク |
| 気筒数 | 2 |
| シリンダ配列 | 並列(直列) |
| 冷却方式 | 水冷 |
| 排気量 (cc) | 649 |
| カム・バルブ駆動方式 | DOHC |
| 気筒あたりバルブ数 | 4 |
| 内径(シリンダーボア)(mm) | 83 |
| 行程(ピストンストローク)(mm) | 60 |
| 圧縮比(:1) | 10.8 |
| 最高出力(kW) | 50 |
| 最高出力(PS) | 68 |
| 最高出力回転数(rpm) | 8000 |
| 最大トルク(N・m) | 63 |
| 最大トルク(kgf・m) | 6.4 |
| 最大トルク回転数(rpm) | 6700 |
| 燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
| 燃料タンク容量 (L) | 12 |
| 燃料(種類) | レギュラーガソリン |
| 満タン時航続距離(概算・参考値) | 384.0 |
| エンジン始動方式 | セルフスターター式 |
| 点火装置 | フルトランジスタ式 |
| 点火プラグ標準搭載・型式 | CR9EIA-9 |
| 点火プラグ必要本数・合計 | 2 |
| 搭載バッテリー・型式 | YTZ10S |
| バッテリー容量 | 12V-8.6Ah |
| エンジン潤滑方式 | セミ・ドライサンプ式 |
| エンジンオイル容量※全容量 (L) | 2.3 |
| エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 1.6 |
| エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) | 1.8 |
| 推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-40 |
| ドレンボルト呼び径(mm) | 12.0 |
| クラッチ形式 | 湿式・多板 |
| 変速機形式 | リターン式・6段変速 |
| 変速機・操作方式 | フットシフト |
| 1次減速比 | 2.095 |
| 2次減速比 | 3.066 |
| 変速比 | 1速 2.437/2速 1.714/3速 1.333/4速 1.111/5速 0.965/6速 0.851 |
| 動力伝達方式 | チェーン |
| スプロケット歯数・前 | 15 |
| スプロケット歯数・後 | 46 |
| チェーンサイズ | 520 |
| 標準チェーンリンク数 | 114 |
| フレーム型式 | ダイヤモンド |
| キャスター角 | 24°00' |
| トレール量 (mm) | 100 |
| ブレーキ形式(前) | 油圧式ダブルディスク |
| ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク |
| ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 |
| 懸架方式(前) | テレスコピックフォーク |
| フロントフォークタイプ | 正立フォーク |
| フロントフォーク径(φ) | 41 |
| フロントホイールトラベル(mm) | 125 |
| 懸架方式(後) | スイングアーム式 |
| ショックアブソーバ本数(後) | 1 |
| リアホイールトラベル(mm) | 130 |
| タイヤ(前) | 120/70ZR17 |
| タイヤ(前)構造名 | ラジアル |
| タイヤ(前)荷重指数 | 58 |
| タイヤ(前)速度記号 | (W) |
| タイヤ(前)タイプ | チューブレス |
| タイヤ(後) | 160/60ZR17 |
| タイヤ(後)構造名 | ラジアル |
| タイヤ(後)荷重指数 | 69 |
| タイヤ(後)速度記号 | (W) |
| タイヤ(後)タイプ | チューブレス |
| ホイールリム形状(前) | MT |
| ホイールリム幅(前) | 3.5 |
| ホイールリム形状(後) | MT |
| ホイールリム幅(後) | 4.5 |
| タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 2.25 |
| タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 2.50 |
| ヘッドライトタイプ(Hi) | LED |
| テールライトタイプ | LED |
| スピードメーター表示形式 | アナログ |
| メーター表示:ギアポジション | 有 |
| メーター表示:燃料計 | 有 |
| メーター表示:エンジン回転計 | 有 |
| メーター表示:時計 | 有 |
| メーター表示:ツイントリップ | 有 |
| 車両装備:ハザードランプ | 有 |
| 車両装備:アンチロックブレーキ(ABS) | 有 |
| 車両装備:トラクションコントロール | 有 |
| 車両装備:ETC | 有 |
カワサキ Z650RSの良いところ
ネット上の口コミでは
「オールドネイキッドが好みであれば、ルックスは満点でしょう。また、取り回しの大きさ、足つきも◎。なかなか軽快な走りをします。」
「高速道路で6000回転まで引っ張ってみました。高速での安定感ですが、やはり古い中型(ゼファー400)とは違いますし、現代バイクとなったためドッシリ感あります。」
「十分なパワーと不快じゃないエンジン振動、燃費27km/ℓ。」
「扱い易い ワインディング タイトコーナーひらひら」
「乗車姿勢もあまり前かがみにならなく腰にやさしい」
「165cmで片足が十分つく足つき。」
「軽い」、「街乗り早い」、「燃費イイ」、「あまり見ない」
「とにかく軽い(ストリートトリプルRSも同じくらいですが何故かZ650RSの方が凄く軽く感じます。)足つきも意外といいかも(最近乗ったバイクの中では断トツかも)安心感が半端ない」
「スロットルを開けてのスタートダッシュが気持ち良い。」
「渋滞時の極低速が操作しやすい。」
「フルロックターンが容易で安心。」
「車重が軽い(転けそうな場面でも片足で踏ん張れる)」
「排熱がほぼ無い(これが一番嬉しいかも)」
「普通の街乗りから、日帰りツーリングでは、その都度の加速力、減速力&旋回力に大満足しています。」
「まずスリム。車重も軽く、必要十分なパワーと成熟した基本性能の相乗効果でとにかく軽快。よく回るエンジンのおかげでストレスもない。」
「下道から高速、ワインディングまでどこでも楽しく走れる。」
と、旧車ルックなスタイルと、扱いやすい軽さの部分で評価が高いようです。
カワサキ Z650RSの悪いところ
ネット上の口コミから欠点を拾い上げてみると
「サスの柔らかさは好みの分かれるところかもしれません。」
「あまりおとなしく走っているわけではないので仕方が無いが、20km/lいかない燃費は予想外に低い。」
「シートが昭和生まれには高過ぎる」
「900RSに比べるとカスタム対応パーツが少ない事」
「タンク容量が12Lなので、燃料補給回数が多くなる。」
「エンジン4~5千回転の領域でステップに若干振動有る」
「振動がそこそこあり、長時間乗ると手が痺れてくる。」
「電子制御が皆無なこともあって荒れた道が少しだけ怖い。」
「タンク容量。燃費良く走れば航続距離350kmはいくと思うが街乗りやある程度アクセルを回して高回転域を使う乗り方をするならば良くて250〜300kmくらいが限界かと。」
「思ったよりリアサスがショックを吸収せずに跳ねる感覚なのでもう少しかっちりさせたい」
と、大きな不満はみあたりませんでしたが、燃料タンク容量の不足を指摘する声が多いようでした。
まとめ
レトロルックなスタイルが人気のカワサキ Z650RS。
Z900RSが爆売れしたことで2匹目のどじょうを狙った感じでしょうか。
まず見た目にい振っていることとバーターのタンク容量不足や、ベースがZ650なので2気筒であること。
この辺りを許容できれば十分に楽しめる一台では無いでしょうか?
価格は650CCにしては少し高いかな・・・。
【関連記事】
現行 大型バイク(400~750cc)まとめ ★ 大型ミドルバイク選びに役立つ情報はコレ!
おすすめのオートバイはコレ!~ バイク選びをするときに読む記事
ホンダ CBR600RRの欠点 ★ 人気バイクの短所をまとめてみた
カワサキ MEGURO K3の欠点 ★ 人気バイクの短所をまとめてみた
カワサキ ヴェルシス650の欠点 ~ 人気バイクの短所をまとめてみた
スズキ ジクサー250の欠点 ★ 人気バイクの短所をまとめてみた
カワサキ KLX230の欠点 ★ 人気バイクの短所をまとめてみた
ホンダ CBR250RRの欠点 ★ 人気バイクの短所をまとめてみた
ヤマハ XSR125の欠点 ★ 人気バイクの短所をまとめてみた
スズキ GSX250Rの欠点 ~ 人気バイクの短所をまとめてみた
スズキ ジクサーSF250の欠点 ~ 人気バイクの短所をまとめてみた
ヤマハ YZF-R25の欠点 ~ 人気バイクの短所をまとめてみた
Kawasaki Ninja250の欠点 ~ 人気バイクの欠点をまとめてみた
ヤマハ YZF-R3の欠点 ~ 人気バイクの短所をまとめてみた
Kawasaki Ninja400の欠点 ~ 人気バイクの欠点をまとめてみた
カワサキNinja ZX-4RRの欠点 ~ 人気バイクの短所をまとめてみた
