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大衆うなぎ もとやま(町田本店)★ 気軽に食べられる鰻重の実力はどうなのか?

高級魚である「うなぎ」はその稚魚である「シラスうなぎ」の減少で価格が高騰しています。

そんななかで比較的気軽なお値段で「鰻重」を食べられるお店が出てきました。

今回はその一つ「大衆うなぎ もとやま」に行ってきたのでレポーとします。

うなぎの稚魚「シラスうなぎ」の価格高騰

うなぎは神秘的な生き物の一つでまだその生態のすべてが明らかになっていません。

うなぎは海で産卵をして孵化し、その後淡水である川に戻ってきます。

産卵場所についても近年になってやっと明らかになってきた神秘の魚なのです。

その稚魚は「シラスうなぎ」と呼ばれ、うなぎの養殖はその稚魚を漁獲して育てるという作業になります。

その稚魚の数が減少し価格が高騰していて2019年水準で一匹360円ほどだったので今の物価では500円位になっているかもしれません。

1匹500円の稚魚を養殖するコスト等を考えると鰻重が高いのも納得してしまいます。

大衆うなぎ もとやま は何故安い?

「もとやま」で使用される「うなぎ」はどんなうなぎなのでしょうか。

もとやまのうなぎの三つのこだわり「こだわりの日本鰻」日本鰻を海外の厳選された養殖場で育て、国産鰻より厳しいとされる検査を通過した高品質な鰻を使用。

一般的なお店に比べ一尾でも2倍程の大きさ。

引用元:ヒトサラ「もとやま」公式サイト

日本ウナギの稚魚を海外のコストが安い養殖所で養殖して輸入しているのですね。

そして

「こだわりの日本米」誕生から30周年、透明感・光沢・香りと、弾力のある食感が特徴の「あきたこまち」を使用。

「こだわりの秘伝のタレ」高知で醤油醸造百年の歴史を持つ土佐の蔵士が、丁寧に作り上げたタレを継ぎ足して使用。

引用元:ヒトサラ「もとやま」公式サイト

とあるので、お米やタレにも拘っているようです。

 

私が「もとやま」の町田本店に行ったときに運良く社長であり料理人の本山 知博 氏 がいて常連さんに挨拶をしていました。

本山氏の経歴は

諦めない気持ちと経験を生かし、念願のうなぎ専門店を開業

1976年、愛媛県生まれ。20歳の時、料理人を目指して上京する。学生時代は、レストランで修業を積み重ね卒業後にカレー屋をオープンさせるがうまくいかず、閉店してしまう。その後、焼鳥がベースの和食居酒屋で再起を図ると、こちらが大成功。次々と多店舗展開していく。そして、2023年3月念願だったうなぎ専門店を開業。米とたれにもとことんこだわった鰻を提供している。

引用元:ヒトサラ「もとやま」公式サイト

ということでプロの料理人が作ったお店ですから期待感がつのります。

大衆うなぎ「もとやま」入店

大衆うなぎ「もとやま」本店は町田駅から徒歩5分程、JR横浜線の線路沿いにあります。

店構えはこじんまりしていて駐車場はありません。

私はバイクで行ったのでお店の前のスペースをちょっと拝借。

メニューはシンプルで「うな重」と「うなトロ重」、そして「ひつまぶし」。

「うな重」は、並1,800円(鰻半尾)、上2,300円(鰻3/4尾)、特上2,800円(鰻1尾)、極うな重3,800円(鰻尾半)。

事前のリサーチで並でも十分な鰻の大きさのようだったので、私は上2,300円(鰻3/4尾)を注文しました。

一般的な鰻重の半分くらいの値段ではないでしょうか?

もとやまの「うな重(上)」を実食

私が伺ったのは午後1時半、この時間なら混雑も落ち着いていると思いましたがほぼ満席でした。

そして注文した鰻重上2,300円(鰻3/4尾)がこちら。

鰻は大振りで3/4尾でもご飯の上で重なってしまうほどです。

ご飯は少し少な目なので足りない方はご飯大盛(+100円)にしてください。

お吸い物とお漬物がついていますが、お吸い物は肝吸いではありません。

ちなみに肝焼きは1本300円で提供しています。

テーブルの上には追いタレと山椒がありました。

山椒を2袋ほどかけて頂きます。

鰻はふんわりとしていて口の中で旨さがとろけます。

少し甘めのタレが絡んだご飯も満足がいくものでした。

このお値段でこのレベルの鰻重が食べられるとは驚きです。

 

欲を言うならタレをかけ過ぎて最後の方はご飯がタレに浸かってビシャっとした感じだったのは少しダメだったかな?

追いダレがあるので、足りなかったらかければ良いし・・次に行ったときには「タレ少な目」と言って注文します。

 

そして、炭で焼いた時の香ばしい風味はありません。

恐らくロースターで焼いているのでしょう。

炭で焼くとなるとコストもかかるし専門の焼き職人も必要になるのでこの値段では出せなくなるでしょうね。

 

いずれにしても2,300円でこのレベルの美味しい「鰻重」が食べられるなら充分です。

繁盛するのもわかるし、自分もまた行こうと思います。

 

それと、同じシステムなのでしょうが、全国展開している「鰻の成瀬」も気になるので一度行ってみようと思います。

【大衆うなぎ もとやま 町田本店 概要】

住所:東京都町田市森野1-10-9 サンシティ萩原 1F【住所】

営業時間:11:00 - 14:30(L.O. 14:00)、17:00 - 20:30(L.O. 20:00)

定休日:無し

電話:042-850-9005

参考:ヒトサラ公式サイト




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