最近、寒いからかバイクのエンジンのかかりが悪くなりました。
どう悪くなったかというと・・・。
音で表現したほうがわかりやすいと思います。
これまでは
「キュル、ブオーン」
最近は
「キュルキュキュルキュル・・、ブ、ブオン」
バッテリーが弱ってるのかな・・・。
と思い、バッテリー充電器を試してみることにしました。
バッテリー充電器と一言で言っても、ネットで見ると色んな商品があります。
どれくらい使えるかわからないので、あまり高いものは買うつもりもなく。
お手頃な価格で、口コミの評価も良さそうなこちらにしました。
バイクバッテリー充電器(6V/12V切替式) 星乃充電器 【サルフェーション除去機能付】
価格は3,980円(税・送料込)
バイクバッテリー充電器(6V/12V切替式) 星乃充電器
製品説明
■バイクバッテリー6Vまたは12V対応
・手動のモード切替で6Vまたは12Vバッテリーに対応。密閉型、開放型、シールド型、MF型、AGMタイプ、GELタイプの全てに対応します。
■全自動サルフェーション除去機能
過放電バッテリーを自動診断し、パルス充電を実行。サルフェーションの除去を試みます。
※新品時の性能にまで回復することは困難です。また、長期の過放電により内部損傷したバッテリーは回復できません。
■電圧の自動検知
動作中は常に電圧を検知し、状況に応じて充電電圧を自動調整します。
■全自動充電
充電とメンテナンスを全自動で行います。
バイクに乗らない期間は充電器をバッテリーにつないだままでOKです。
■エラー完全保護
逆接続保護、ショート保護機能付き。不慮の事故に備えます。
LED表示
充電、メンテナンスの状況が一目でわかります。
■充電ケーブルの簡単切り替え
車両ケーブルとワニ口クリップを用途に応じて簡単に交換できます。
ところで、サルフェーションってなに?
サルフェーションとは?
車やバイクのバッテリー寿命とおおいに関係するサルフェーション。
液入り鉛バッテリーであるカーバッテリーが放電したとき、
プラス極板・マイナス極板ともに、極板表面をPbSO4(硫酸鉛)がおおいます。
この放電状態で時間を置くと、極板の細孔に硫酸鉛が結晶する特性があり、
特にマイナス極板側に多く結晶化します。
結晶化した硫酸鉛は充電しても元に戻らないサルフェーションが起こります。
1度結晶化した電極表面は、充電をかけても硫酸鉛が不導体となり
極板の表面積が減り、蓄電能力が小さくなり、容量が減り、内部抵抗も増えて
出力が出せなくなっていきます
乾電池に例えると、使い始めは単1電池の容量がありましたが
使っていくにつれて、単3電池の容量に低下してしまったということです。
このサルフェーションの面積が増えることにより
バッテリー容量が減っていき、やがてエンジンをかけるための
スターターを回す電力が足りなくなり、エンジンがかからないという
トラブルになります。
引用元:激安バッテリー市場公式サイトより
ということだそうで、サルフェーション(鉛の結晶)が電極に付着することによって、バッテリーは劣化していき、結果的には使えなくなってしまうようです。
この充電器が、どういう仕組みでサルフェーションを除去するのかは見当がつきませんが、サルフェーションを除去してくれるということは、バッテリーの寿命が延びるということのようなので、非常にありがたいことです。
例のごとく、アマゾンで注文して翌日には届いたので、早速使用してみました。
バイクバッテリー充電器 星乃充電器を使ってみた
ちょい乗りツーリングから帰って午後4時位からバッテリー充電器を使ってみました。
電源はAC電源なので、屋外の防水タップから延長コードで電源を引っ張り、つないでみます。
説明書にはバッテリーを外した方がやりやすいように書いてありますが、面倒なのでバイクに搭載された状態で充電を行います。
そのため、バッテリー充電器付属の小さい鰐口クリップを使いました。
まず、充電器を電源コンセントに繋ぎます。
そして、電源ボルトを押して12Vの電圧を選択。
そして、プラス(赤いほう)からバッテリーに鰐口クリップを取り付けます。
マイナスからやるとショートの原因になるのでお気を付けを。
作業するときは、関電防止のためにゴムのついた手袋をすることをお勧めします。
私のバイクは自分でドラレコなどを取り付けていて、コードの処理があまくて見ずらいのですが、こんな感じで端子のところ(金属部分ならどこでも良さそう)をクリップで挟んで取り付けます。
すると、一番右のバッテリーマークのところにある緑色の部分が点滅し始めます。
点滅しているときはサルフージョンを除去している作業中ということです。
なお、サルフージョン除去には、最大で8時間かかるのだとか・・・汗
サルフージョンの除去作業が終わると、緑色の点滅が点灯にかわり充電が始まります。
万が一、左側のバッテリーにバツマークが付いているほうが点灯した場合は、もう充電できないバッテリーなのだとか?
アーメン。。。。
始めた時間が悪かったのですが、家の前の屋外での作業なので、バイクにシートをかぶせて、サルフュージョンが終わるのを待ちます。
こんな時、ガレージがあれば夜や雨の日でも作業ができるのに・・・。
私のバイクは、幸い1時間ほどでサルフェージョン除去が完了し、充電に移行しました!
良かった。
トリクル充電
バッテリーの充電が完了すると、12Vと書いてあるところと、右のバッテリーマークの下の緑のランプの2つが同時に点滅し、トリクル充電を開始します。
トリクル充電とは、バッテリーをメンテナンス・維持するための充電モードだそうです。
電圧を自動的調整して保持し続け、自然放電を防ぎ、バッテリーの寿命を延ばしてくれるのだとか。
例えば、冬場はバイクに乗らないので「バイクを冬眠させる」という方は、バレージでこの充電器をバッテリーに繋いだまま放置すれば、自動的にバッテリーがメンテナンスされると言うことですね。
私は、冬でもバイクに乗りますし、ガレージもないため、この機能を使うことはとりあえずありません。
ガレージが無くても、バッテリーを外して、屋内でこのバッテリー充電器に繋いでおけば、バッテリーが良い状態で保持されるということか。
【使い方のコツ】
弱ったバッテリーや、使い始めのバッテリーの初期充電を行う時は、トリクル充電を1時間~数時間行うことで、バッテリーの性能を高める効果が期待できるそうです。
充電完了
2時間弱で通常充電が完了しトリクル充電に移行しました。
折角なので、1時間ほどトリクル充電をしてみました。
充電が完了したら、まず最初に電源プラグを家庭用電源から外します。
そのあとで、まずマイナスの鰐口プラグをバッテリーから外し、最後にプラスの鰐口プラグを外します。
取り付けるときと反対ですね。
そして、1時間トリクル充電をした後、充電器を取り外してエンジン始動。
「キュキュ、ブォーン」
かなり良い感じ。
バイクのバッテリーって、まともなヤツは割と良い値段するので、たまに充電器でメンテナンスして長持ちするならお得ですね。
特に冬場はバッテリーが弱るのでご注意くださいね。
それでもだめならバッテリー交換です
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