この記事では人気バイクの欠点をネット上から拾い上げてまとめています。
今回は、スズキから販売されているビッグスクーターであるにバーグマン400ついてまとめてみました。
スズキ バーグマン400の概要
2017年8月に発売された2018年モデルを初期型とするバーグマン400は、1998年から約20年のモデルヒストリーをつむいできたスカイウェイブ400がフルモデルチェンジすることで誕生したニューモデルでした。
都会の男を意味する「バーグマン」というモデル名は、海外市場で用いられてきたスズキスクーターのグローバルネームであり、日本国内では、2014年にリリースされたバーグマン200に続く採用となりました。
バーグマン400は、2眼ヘッドライトとリアのコンビネーションランプにLEDを採用し、ハンドル右下には12V電源ソケットを備えていました。
日本国内向け2019年モデル、2020年モデルはカラーリング変更のみ。
2021年3月、欧州向けに発表されたモデルでは、マイナーチェンジを受け、排出ガス規制のユーロ5に適合するとともに、エンジンはツインプラグ化され、トラクションコントロールも装備しされて日本市場ではこの年の7月に発売されました。
基本スペック
| タイプグレード名 | BURGMAN 400 ABS |
|---|---|
| モデルチェンジ区分 | その他 |
| 型式 | 8BL-DU11N |
| 発売年 | 2024 |
| 発売月 | 9 |
| 仕向け・仕様 | 国内向けモデル |
| 全長 (mm) | 2235 |
| 全幅 (mm) | 765 |
| 全高 (mm) | 1350 |
| ホイールベース (mm) | 1580 |
| 最低地上高（ｍｍ） | 125 |
| シート高 (mm) | 755 |
| 車両重量 (kg) | 218 |
| 最小回転半径（ｍ） | 2.7 |
| 乗車定員（名） | 2 |
| 燃料消費率（1）(km/L) | 27.2 |
| 測定基準（1） | 国交省届出（60km/h走行時） |
| 燃料消費率（2）(km/L) | 25.2 |
| 測定基準（2） | WMTCモード値 |
| 原動機型式 | K432 |
| 原動機種類 | 4ストローク |
| 気筒数 | 1 |
| シリンダ配列 | 単気筒 |
| 冷却方式 | 水冷 |
| 排気量 (cc) | 399 |
| カム・バルブ駆動方式 | DOHC |
| 気筒あたりバルブ数 | 4 |
| 内径（シリンダーボア）(mm) | 81 |
| 行程（ピストンストローク）(mm) | 77.6 |
| 圧縮比（:1） | 10.6 |
| 最高出力（kW） | 21 |
| 最高出力（PS） | 29 |
| 最高出力回転数（rpm） | 6300 |
| 最大トルク（N・m） | 35 |
| 最大トルク（kgf･m） | 3.6 |
| 最大トルク回転数（rpm） | 4900 |
| 燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
| 燃料タンク容量 (L) | 13 |
| 満タン時航続距離（概算・参考値） | 353.6 |
| エンジン始動方式 | セルフスターター式 |
| 点火装置 | フルトランジスタ式 |
| 点火プラグ標準搭載・型式 | CR7EIA-9 |
| 点火プラグ必要本数・合計 | 2 |
| 搭載バッテリー・型式 | FTZ9-BS |
| バッテリー容量 | 12V-9 Ah(10HR) |
| エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 |
| エンジンオイル容量※全容量 (L) | 1.5 |
| エンジンオイル量（オイル交換時） (L) | 1.2 |
| エンジンオイル量（フィルタ交換時） (L) | 1.3 |
| 推奨エンジンオイル（SAE粘度） | 10W-40 |
| クラッチ形式 | 自動遠心 |
| 変速機形式 | Vベルト式・無段変速 |
| 1次減速比 | 2.214 |
| 2次減速比 | 2.928 |
| フレーム型式 | アンダーボーン |
| キャスター角 | 25°00' |
| トレール量 (mm) | 101 |
| ブレーキ形式（前） | 油圧式ダブルディスク |
| ブレーキ形式（後） | 油圧式ディスク |
| ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 |
| 懸架方式（前） | テレスコピックフォーク |
| フロントフォークタイプ | 正立フォーク |
| 懸架方式（後） | ユニットスイング式 |
| タイヤ（前） | 120/70-15 |
| タイヤ（前）構造名 | バイアス |
| タイヤ（前）荷重指数 | 56 |
| タイヤ（前）速度記号 | S |
| タイヤ（前）タイプ | チューブレス |
| タイヤ（後） | 150/70-13 |
| タイヤ（後）構造名 | バイアス |
| タイヤ（後）荷重指数 | 64 |
| タイヤ（後）速度記号 | S |
| タイヤ（後）タイプ | チューブレス |
| ホイールリム形状（前） | MT |
| ホイールリム幅（前） | 3.5 |
| ホイールリム形状（後） | MT |
| ホイールリム幅（後） | 4.0 |
| タイヤ標準指定空気圧（乗車定員時・前） | 2.00 |
| タイヤ標準指定空気圧（乗車定員時・後） | 2.50 |
| ヘッドライトタイプ（Hi） | LED |
| テールライトタイプ | LED |
| スピードメーター表示形式 | アナログ |
| メーター表示：燃料計 | 有 |
| メーター表示：エンジン回転計 | 有 |
| メーター表示：時計 | 有 |
| メーター表示：ツイントリップ | 有 |
| 車両装備：ハザードランプ | 有 |
| 車両装備：アンチロックブレーキ（ABS） | 有 |
| 車両装備：パーキングブレーキ | 有 |
| 車両装備：トラクションコントロール | 有 |
| 車両装備：DCソケット | 有 |
| 車両装備：ヘルメット収納 | 有 |
| 車両装備：シート下収納（シート下トランク） | 有 |
| 車両装備：センタースタンド | 有 |
スズキ バーグマン400の良いところ
ネット上の口コミでは
「ポジションが楽」
「高速安定性が良い」
「乗っていて疲労感がない」
「足つき性がよい」
「厚めのシートクッションで尻が痛くなりにくい。」
「シート下スペースが広い。」
「レア車なので被ることがない。」
「気楽で長距離可能」
「高速道路走行も流れに乗れ追い越しもスムーズ」
「重量級のスクーターですが、低重心で安定感が高く、走り出せば軽快感もあります。」
「高速道路の巡行、上り坂、追い越し加速は250クラスのスクータよりは、余裕があると思います。」
「CVTが低中速重視で街乗りに最適。」
「クラッチの繋がりが自然で低速時でもギクシャクしない。」
「400ccのトルクは特に高速での強い向い風に頼りになる。」
「街乗りには最適で、高速道路も問題なく良く走る」
「スクーターであることを意識しなくて走れます。最大トルク発生回転数が低い(4800rpm)のと、低い回転数からつながるCVTと、ニュートラルなハンドリングでワインディングもキビキビ走ります。」
「マスツーも普通についていけると思います。」
「高速道路は、若干苦手な感じで、普段は100km/h巡航で低速車が居たとき追い越す感じになります。(250ccのスクーターよりはかなり余裕はありますが)」
「足付き最高。DCTのレベルはかなり高い。」
「のんびりと走れるし高速車に抜かれてもイラつかない。その気になれば峠も攻められる。」
「軽量コンパクトな車体。低重心で足付きが良い。不快な振動が抑えられているがトルクフルなエンジンとリニアな駆動系。全域でスムーズかつ力強い加速。旋回性能もレベルアップしてます。」
走りに関しては安定感がありスムースな加速感。
長距離も高速走行も不安は無いようです。
スズキ バーグマン400の悪いところ
ネット上の口コミから欠点を拾い上げてみると
「装備・デザインが一世代前」
「音の割に若干パワーが足りない。」
「フロント小物入れに鍵がかからない。」
「プラスチックの質感がいまいち（ハンドル回り）」
「給油口の使い勝手悪い（キーを差し込み、回す手間が不便）」
「車体が大柄で取り回しが少ししにくい（駐車スペースの出し入れ苦手）」
「燃費はエコマーク点灯を意識して走れば、27/Lくらいは走ります。」
「LEDヘッドライトの照射範囲の狭さ。」
「盛り上がりに欠けるままあっさりとレッドゾーンに入る。」
「エンジンは高速向きですが時速80km/h辺りでシートの振動が有るので、現状はシートにゲルザブを付けております。」
「フロントの小物入れが施錠できないので、拭き布入れとペットボトルぐらいしか利用できません。また、左側は開けた時、中のものが飛び出してしまうことがあり注意が必要です。」
それほど決定的な不満はありませんでしたが、小さな不満はどんなバイクに乗ってもあるので折り合いをつけるしかないですね。
まとめ
スズキのビッグスクーターであるスズキ バーグマン400。
一世を風靡したビッグスクーターという言葉自体が古臭くなってきてしまいました。
最近ではスポーツスクーターとして走りに重点を置いたスクーターが台頭していますね。
スズキ バーグマン400も道具としての使い勝手は良いのでしょうが、スタイル、装備、動力性能などが全世代のものとなりつつあります。
スズキの次世代スクーターに期待ですね。
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