この記事にはアフィリエイト広告を利用しています

広告

スズキ Vストローム1050DE発売開始 ★ 悪路走破性を高めた最新アドベンチャー

スズキは、 Vストローム1050のバリエーションモデルとしてVストローム1050DEを新たにラインナップ。

2023年2月21日に販売を開始しました。

Vストローム1050DEは、よりオフロード走破性の強化を狙った装備のモデルで、専用のトラクションコントロールモードやフロント21インチのスポークホイール、ワイドハンドルやエンジンプロテクターを標準装備されました。

果たしてどんなバイクになっているのかご紹介します。

Vストローム1050DEってどんなバイク?

Vストローム1050 DEは、2022年9月に、2023年の新型モデルとして発表されたアドベンチャーモデル。

この時点での日本での発表は「海外向け」ということになっていましたが、2023年2月から日本でも発売されることになりました。

Vストローム1050 DEは、同年式のVストローム1050をベースに、オフロード走行性を強化したバリエーションモデルで、前年までのVストローム1050XTと同じキャラクター設定。

実質的にはXTの後継モデルと言えます。

但し、それまでのVストローム1050XTが、ベースモデルと同じホイールサイズ(前19インチ/後17インチ)でワイヤースポークホイールだったのに対し、DEでは、フロントホイールに21インチサイズ(のワイヤースポークタイプ)を選択していたのが大きな違いです。

より本格的なアドベンチャーツアラーとして、キャラ設定が濃くなっていたというのがポイントです。

また、ハンドルバーの幅も、ベースモデル+20ミリぶんワイドになり振動吸収に寄与します。

電子制御システムも充実しており、トラクションコントールには、一定のリアスリップを許容する「Gモード」が設定され、クイックシフターも標準装備されました。

主な装備は以下の通り。

①スズキインテリジェントライドシステム(S.I.R.S.)

②スズキトラクションコントロールシステム(STCS)

③G(グラベル)モード(V-STROM 1050DE only)

④モーショントラックブレーキシステム

⑤リヤABS OFF(V-STROM 1050DE only)

⑥双方向クイックシフトシステム

⑦クルーズコントロールシステム

⑧スズキドライブモードセレクター(SDMS)

⑨ヒルホールドコントロールシステム

⑩ロードディペンデントコントロールシステム

⑪スロープディペンデントコントロールシステム

⑫電子制御スロットルシステム

⑬スズキイージースタートシステム

⑭ローRPMアシスト

以上、スズキVストローム1050DE公式サイト参照

XTとの違いは?

スズキVストローム1050XTやVストローム1050無印との違いは?

まず外観から。

こちらがXT

こちらがDE

前輪のタイヤ径やエンジンガード以外はカラーリングが少し違う程度にしか見えません。

そしてこちらが無印のVストローム1050

そして主要諸元の主な相違点は以下の通りとなっています。

【主要諸元】(XTとの主な相違点)

Vストローム1050DEVストローム1050XT
全長×全幅×全高(mm)2390×960×15052265×940×1465
ホイールベース(mm)15951555
最低地上高(mm)190160
シート高(mm)880850
車両重量(kg)252247
燃費国交省届出(60km/h走行時)27.0km29.2km
燃費WMTCモード値19.3km20.3km
タイヤサイズ(前・後)90/90-21・150/70R17※前輪のみバイアス110/80R19・150/70R17※前後ともチューブレス
価格1,716,000円(税込)1,518,000円(税込)

Vストローム1050DEは前輪のタイヤサイズが大きくなった分各サイズがアップしました。

前輪タイヤ径が大きくなり、最低地上高が高くなったことで悪路走破性能が向上しています。

シート高が3cmほど高くなっているのでライダーを選ぶバイクともいえそうです。

また電子制御が充実したことによって車重は5kgほど重くなり、価格については20万円ほど高くなっています。

【主要諸元】(無印との主な相違点)

Vストローム1050DEVストローム1050(2023年モデル)
全長×全幅×全高(mm)2390×960×15052265×940×1470
ホイールベース(mm)15951555
最低地上高(mm)190165
シート高(mm)880850
車両重量(kg)252242
燃費国交省届出(60km/h走行時)27.0km27.0km
燃費WMTCモード値19.3km19.3km
タイヤサイズ(前・後)90/90-21・150/70R17※前輪のみバイアス110/80R19・150/70R17※前後ともチューブレス
価格1,716,000円(税込)1,430,000円(税込)

無印のVストローム(2023年モデル)には、G(グラベル)モード、リヤABS OFFなど一部の電子制御が設定されていませんが、新型は従来型に比べてかなり装備が充実しました。

なお、前輪のホイール系は19インチ、ホイールはアルミホイールの設定となります。

そして価格はDEよりも30万円近くお安くなります。

どちらを選ぶかは使い方次第

新しく発売されたVストローム1050DEを選ぶか、Vストローム1050を選ぶかについてはどんな使い方をするか次第と言えそうです。

悪路やオフロードもガンガン走りたいという方にとっては、悪路走破性が高くそのための電子制御が充実したVストローム1050DEに軍配があがると思います。

一方、ツーリングメインで悪路を走ってもせいぜい林道程度、という方にとっては30万円安いVストローム1050で十分でしょう。

ネット上での評価

2023年モデルのVストローム1050/1050DEに関してネット上では以下のような解説がありました。

エンジンは1037cc水冷V型2気筒DOHC4バルブで、1シリンダーに対して2本のスパークプラグを用いる点も含め、基本仕様は従来型から継承されている。
ただし、新型ではスズキ初となるナトリウム充填バルブを排気側に採用。これには燃焼室温度の低下や耐久性向上に効果があり、より安定した出力を可能としている。

また、スロットルオープン時の動きをやや硬くしたことで、より繊細なスロットル操作に対応。これは特にラフなスロットル操作でリヤタイヤを滑らせてしまいがちな未舗装路で威力を発揮する。
また、ワイヤー式スロットルに慣れ親しんだユーザーにとっても自然に操作できるものとなっている。

トランスミッションは、従来型に比べ1速と6速をハイギヤードとしたことで、2速から5速でのシフトをスムーズにし、加速のダイナミズムを高めた。新規採用されたクイックシフターとの最適化も図られている。

クルーズコントロールは設定可能な領域が見直され、より使いやすいものになった。エンジン回転数が2000〜7000rpm、2速以上(25〜160km/h)で走行しているときに使用可能。減速などで設定解除したときでも、レジューム機能によって設定速度まで再加速できる。

アルミツインスパーフレームは、シートレールが見直され、オフロードでの耐久性を高めるべく強化されている。「DE」ではスイングアームを延長し、ねじり剛性を10%アップ。これによりホイールベースも延長し、オンロード長距離走行時の快適性、オフロード走行時の安定性を高めている。

また、ホイールベースやキャスター/トレールなどシャシーのディメンションも見直されており、最低地上高を確保するとともに未舗装路での走行安定性を高めた。

引用元:モーサイ「スズキ新型Vストローム1050詳細解説!新設定「DE」はフロント21インチホイールのオフロード重視モデル」より抜粋引用。

【関連記事】

オートバイ関連記事まとめ ★ おすすめバイク、メンテナンス、ツーリングなど

スズキ Vストローム650XT が気になる ~ そろそろ旅バイクにしても良いかな・・・

HONDA ADV160 納車 ~ 排気量アップしたアドベンチャー・スクーターのファーストインプレ

カフェレーサーはお洒落でかっこいい ~ ストリートシーンで注目されるバイクはコレ!

SUZUKI GSX-S1000GT は買いなのか? ~ SUZUKIの本気度が詰まったロングツアラー

Kawasaki Ninja 1000SX はコスパ最強!~ いろいろ使えるフルカウル・リッターバイクならコレ

SUZUKI V-ストローム SX が欲しい!★ 軽量アドベンチャーモデルがすごく良い!!

ヤマハ トレイサー9GT が凄すぎる ~ これは最高のバイクか?装備てんこ盛りの万能バイク

歴代 YAMAHA MT-09 比較 ~ 登場から3代目となる人気のストリートファイター

YAMAHA MT-09 SP 納車3ヶ月インプレッション ☆ このバイク最高!楽しすぎる!

 


-バイク、ツーリング
-, , ,