この記事では人気 バイクの欠点をネット上から拾い上げてまとめています。
今回は、ホンダが製造するスクランブルスタイルのろーどスポーツであるホンダ CL500ついてまとめてみました。
ホンダ CL500の概要
スクランブラースタイルのロードスポーツ、CL500は、2022年11月に開催されたEICMA2022(ミラノショー)で、2023年の新型モデルとして公開されました。
その際に、日本市場へもエンジン違いのCL250とともに導入されることが予告されていました。
日本では、2023年3月に発表され、5月に発売されています。
姉妹モデルのCL250が単気筒エンジンだったのに対し、CL500は排気量471ccの並列2気筒エンジンを搭載。
これは、2010年代後半から大きな人気を集めていたレブル250と、レブル500と同じ関係で、実際にそれぞれ同じエンジンを搭載していました。
クルーザーのレブルに対して、ホンダのスクランブラー・ネームとして歴史のある「CL」を関したCL500(CL250)は、アップマウントされたサイレンサー、レトロなタックロール風のシート、インナーフォークの傷つき防止のフォークブーツなどを装備。
かつて、ロードスポーツをベースに、オフロード走行にも対応させた、「スクランブラー」を生み出した伝統的な「公式」を反映させたモデルだでした。
ABS、アシスト&スリッパークラッチを装備し、灯火類はLEDで、液晶単眼式のメーターを備えていました。
EICMA2024(2024年11月開催)で、欧州向けの2025年モデルが発表されています。
大きな変更はありませんが、シートとステップの位置が見直され、ステップはやや前方に移動ししました。
これは、初期型では着座から足を下ろすと、ステップが干渉しやすいことが関係しているとみられます。
基本スペック
| タイプグレード名 | CL500 |
|---|---|
| モデルチェンジ区分 | 新登場 |
| 型式 | 8BL-PC68 |
| 発売年 | 2023 |
| 発売月 | 5 |
| 仕向け・仕様 | 国内向けモデル |
| 全長 (mm) | 2175 |
| 全幅 (mm) | 830 |
| 全高 (mm) | 1135 |
| ホイールベース (mm) | 1485 |
| 最低地上高(mm) | 155 |
| シート高 (mm) | 790 |
| 車両重量 (kg) | 192 |
| 最小回転半径(m) | 2.6 |
| 乗車定員(名) | 2 |
| 燃料消費率(1)(km/L) | 43.0 |
| 測定基準(1) | 国交省届出(60km/h走行時) |
| 燃料消費率(2)(km/L) | 27.9 |
| 測定基準(2) | WMTCモード値 |
| 原動機型式 | PC68E |
| 原動機種類 | 4ストローク |
| 気筒数 | 2 |
| シリンダ配列 | 並列(直列) |
| 冷却方式 | 水冷 |
| 排気量 (cc) | 471 |
| カム・バルブ駆動方式 | DOHC |
| 気筒あたりバルブ数 | 4 |
| 内径(シリンダーボア)(mm) | 67 |
| 行程(ピストンストローク)(mm) | 66.8 |
| 圧縮比(:1) | 10.7 |
| 最高出力(kW) | 34 |
| 最高出力(PS) | 46 |
| 最高出力回転数(rpm) | 8500 |
| 最大トルク(N・m) | 43 |
| 最大トルク(kgf・m) | 4.4 |
| 最大トルク回転数(rpm) | 6250 |
| 燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
| 燃料供給装置形式 | PGM-FI |
| 燃料タンク容量 (L) | 12 |
| 燃料(種類) | レギュラーガソリン |
| 満タン時航続距離(概算・参考値) | 516.0 |
| エンジン始動方式 | セルフスターター式 |
| 点火装置 | フルトランジスタ式 |
| 点火プラグ標準搭載・型式 | CPR8EA-9 |
| 点火プラグ必要本数・合計 | 1 |
| 搭載バッテリー・型式 | YTZ8V |
| バッテリー容量 | 12V 7Ah(10HR) |
| エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 |
| エンジンオイル容量※全容量 (L) | 3.2 |
| エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 2.5 |
| エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) | 2.7 |
| 推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-30 |
| クラッチ形式 | 湿式・多板 |
| 変速機形式 | リターン式・6段変速 |
| 変速機・操作方式 | フットシフト |
| 1次減速比 | 2.029 |
| 2次減速比 | 2.733 |
| 変速比 | 1速 3.285/2速 2.105/3速 1.600/4速 1.300/5速 1.150/6速 1.043 |
| 動力伝達方式 | チェーン |
| スプロケット歯数・前 | 15 |
| スプロケット歯数・後 | 41 |
| チェーンサイズ | 520 |
| 標準チェーンリンク数 | 112 |
| フレーム型式 | ダイヤモンド |
| キャスター角 | 27°00′ |
| トレール量 (mm) | 108 |
| ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク |
| ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク |
| ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 |
| 懸架方式(前) | テレスコピックフォーク |
| フロントフォークタイプ | 正立フォーク |
| フロントフォーク径(φ) | 41 |
| 懸架方式(後) | スイングアーム式 |
| ショックアブソーバ本数(後) | 2 |
| タイヤ(前) | 110/80R19 |
| タイヤ(前)構造名 | ラジアル |
| タイヤ(前)荷重指数 | 59 |
| タイヤ(前)速度記号 | H |
| タイヤ(前)タイプ | チューブレス |
| タイヤ(後) | 150/70R17 |
| タイヤ(後)構造名 | ラジアル |
| タイヤ(後)荷重指数 | 69 |
| タイヤ(後)速度記号 | H |
| タイヤ(後)タイプ | チューブレス |
| タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 2.00 |
| タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 2.50 |
| ヘッドライトタイプ(Hi) | LED |
| テールライトタイプ | LED |
| スピードメーター表示形式 | デジタル |
| メーター表示:ギアポジション | 有 |
| メーター表示:燃料計 | 有 |
| メーター表示:時計 | 有 |
| メーター表示:ツイントリップ | 有 |
| 車両装備:ハザードランプ | 有 |
| 車両装備:アンチロックブレーキ(ABS) | 有 |
| 車両装備:スリッパークラッチ | 有 |
ホンダ CL500の良いところ
ネット上の口コミでは
「この旧車感がたまらなくいいです。」
「低速トルクがあるので細かなギアチェンジが不要な点と250ccと車体が共通な為、取り回しに不安が無い事」
「燃費が良い割に力強いエンジン」
「思ったよりも走行性能が良い。」
「乗っていてあまり疲れないのが良い。」
「燃費もなかなか良くて(33km/l以上)ツーリングにはぴったりだと思う。」
「丸目ネイキッドでツインサスなのに、クラシック感が薄く、モダンな所が良い。」
「メッキパーツが無く、キャストホイールなので、洗車も楽。」
「サスペンションストロークが長く、乗り心地が非常に良い。荒れた路面も走りやすい。」
「トコトコしたエンジンの鼓動を感じながら、ゆっくり走ると非常に気持ちいい。」
「歯切れがよく、低音が適度に効いたサウンドも心地よい。うるさくないが、適度に聞こえるバランスが絶妙。」
「特徴的なアップマフラーは見た目のアクセントになっていて、ユニーク。」
「素直でとても乗りやすいエンジン。」
「クラッチも驚くほど軽くロングツーリングでも疲れない。」
「燃費は街乗りでも大体30kmと満足。」
という感じで、扱いやすく乗りやすいバイクのようですね。
ホンダ CL500の悪いところ
ネット上の口コミから欠点を拾い上げてみると
「純正シートがすぐお尻が痛くなりますが、オプションのフラットシートは1日500km以上乗ってもあまり気になりませんでした。値段も安いので足つきの不安の無い人は最初に購入しても良いかも」
「電子制御等一切無いわりきったシンプルなバイク」
「シート高79cmの割に足付きが悪い。ローダウンキットは工賃含めて10万円ほど高くなる。」
「ステップの位置が悪く引っかかりそうになるが、若干シートの座り位置を後ろ気味にすればそれほど引っかからない。」
「もう少しメーターが大きいほうが視認性が上がって良い。タコメーターも欲しかった。」
「スクランブラーなのに排気管がボディ下に回っているのは、気になる人がいると思う。」
「スクランブラーではなく、あくまでスクランブラースタイルだと割り切ったほうが良い。」
「高速道路は、パワーは余裕があるが、振動がそれなりにあり、快適ではない。」
「タンク容量12リッター。地方のツーリングなどでは、もう少し大きいタンクが欲しい。」
ということで、高速走行はそれほど得意では無いようです。
ツーリングが気持ち良いバイクのようですが、タンク容量に不満を感じる声も多いようです。
まとめ
スクランブラースタイルのホンダ CL500。
あくまでもスタイルなので、そのあたりはご容赦を。
トコトコと一般道メインでツーリングする分にはとっても気持ち良いバイクのようです。
ただし、バイクにスピードをもとめる人には飽きてしまう可能性があるのでご注意を。
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