この記事では人気バイクの欠点をネット上から拾い上げてまとめています。
今回はレーサーレプリカのなかでとっても人気があるホンダ CBR400Rについてです。
ホンダ CBR400Rの概要
CBR250RがそうであるようにCBR400Rもまた、同じ名称を持つバイクが時代を経て複数回登場したモデルです。
初めて使われたのは1980年代後半の、レーサーレプリカモデル人気がいよいよピークを迎えようかとしていたときでした。
それから25年以上が経った2013年4月、再びホンダの新車ラインナップに、CBR400Rが登場しました(型式NC47)。
2016年にはフルモデルチェンジを受け、平成28年排出ガス規制をクリアし、併せてLEDヘッドライトなどを採用。
2018年モデルからABSが標準装備されることになり、この年の秋に行われたEICMA(ミラノショー)では、CBR400Rの海外向けモデルであるCBR500Rがモデルチェンジ。
翌2019年3月から、日本向けのCBR400Rも新型に切り替わのです。
このモデルチェンジを機に、アシストスリッパークラッチやエマージェンシーストップシグナルなどを装備しました。
2022年にはマイナーチェンジを受け、平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合。
同時に、フロントブレーキはダブルディスクになり、倒立フォークを採用するなどの仕様変更も受けています。
2024年3月には、外観デザインの変更とトラクションコントロール、カラー液晶メーターの採用など、装備の充実が図られました。
基本スペック
タイプグレード名 | CBR400R |
---|---|
モデルチェンジ区分 | マイナーチェンジ |
型式 | 8BL-NC65 |
発売年 | 2024 |
発売月 | 3 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 2080 |
全幅 (mm) | 760 |
全高 (mm) | 1145 |
ホイールベース (mm) | 1410 |
最低地上高(mm) | 130 |
シート高 (mm) | 785 |
車両重量 (kg) | 191 |
最小回転半径(m) | 2.9 |
乗車定員(名) | 2 |
燃料消費率(1)(km/L) | 41.0 |
測定基準(1) | 60km/h走行時 |
燃料消費率(2)(km/L) | 28.1 |
測定基準(2) | WMTCモード値 |
原動機型式 | NC65E |
原動機種類 | 4ストローク |
気筒数 | 2 |
シリンダ配列 | 並列(直列) |
冷却方式 | 水冷 |
排気量 (cc) | 399 |
カム・バルブ駆動方式 | DOHC |
気筒あたりバルブ数 | 4 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 67 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 56.6 |
圧縮比(:1) | 11 |
最高出力(kW) | 34 |
最高出力(PS) | 46 |
最高出力回転数(rpm) | 9000 |
最大トルク(N・m) | 38 |
最大トルク(kgf・m) | 3.9 |
最大トルク回転数(rpm) | 7500 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
燃料供給装置形式 | PGM-FI |
燃料タンク容量 (L) | 17 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 697.0 |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | CPR8EA-9 |
点火プラグ必要本数・合計 | 2 |
搭載バッテリー・型式 | YTZ8V |
バッテリー容量 | 12V-7Ah |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 3.2 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 2.5 |
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) | 2.7 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-30 |
ドレンボルト呼び径(mm) | 12.0 |
クラッチ形式 | 湿式・多板 |
変速機形式 | リターン式・6段変速 |
変速機・操作方式 | フットシフト |
1次減速比 | 2.029 |
2次減速比 | 3.000 |
変速比 | 1速 3.285/2速 2.105/3速 1.600/4速 1.300/5速 1.150/6速 1.043 |
動力伝達方式 | チェーン |
スプロケット歯数・前 | 15 |
スプロケット歯数・後 | 45 |
チェーンサイズ | 520 |
標準チェーンリンク数 | 114 |
フレーム型式 | ダイヤモンド |
キャスター角 | 25°30' |
トレール量 (mm) | 102 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ダブルディスク |
ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク |
ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | 倒立フォーク |
懸架方式(後) | スイングアーム式 |
ショックアブソーバ本数(後) | 1 |
タイヤ(前) | 120/70ZR17 |
タイヤ(前)構造名 | ラジアル |
タイヤ(前)荷重指数 | 58 |
タイヤ(前)速度記号 | (W) |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス |
タイヤ(後) | 160/60ZR17 |
タイヤ(後)構造名 | ラジアル |
タイヤ(後)荷重指数 | 69 |
タイヤ(後)速度記号 | (W) |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 2.50 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 2.90 |
ヘッドライトタイプ(Hi) | LED |
テールライトタイプ | LED |
スピードメーター表示形式 | デジタル |
メーター表示:ギアポジション | 有 |
メーター表示:燃料計 | 有 |
メーター表示:エンジン回転計 | 有 |
メーター表示:時計 | 有 |
メーター表示:ツイントリップ | 有 |
車両装備:ハザードランプ | 有 |
車両装備:アンチロックブレーキ(ABS) | 有 |
車両装備:トラクションコントロール | 有 |
車両装備:スリッパークラッチ | 有 |
車両装備:緊急制動表示灯 | 有 |
ホンダ CBR400Rの良いところ
ネット上の口コミでは
「燃費がいい。街乗りでリッター30km以上」
「カーブ、高速走行の安定性が高い」
「中低速のトルクがある」
「法定速度少しプラスぐらいなら高速巡航で振動は少なく疲れにくい」
「軽くて扱いやすい。」
「可もなく不可もなく、落ち着いた性格のバイクです。」
「見た目もはスポーティですが中身はツーリングタイプですから走っててどこまでも行けます」
「ツインだからトルクもあって街乗りも楽」
「80年代から過去見てきたバイクの中で、最もカッコ良いと思った優れたデザイン。所有感を満たしてくれます。」
「エンジン音が非常に静かで、振動も少ない。」
「そこまで前傾姿勢にならないので腰痛持ちの自分でも長時間乗れる。」
「初心者でも安心して乗ることができる」
「見た目がとにかくカッコイイ。」
「発進時や低速時もコレはエンストするのではという回転域まで粘ってくれるので初心者にオススメ。」
「スマートフォンとの連携を可能にしたHonda RoadSync対応フルカラーTFT液晶メータが超便利」
スタイリングに関しては皆さんとっても満足されているようです。
また初心者の方にも乗りやすいバイクに仕上がっているようですね。
ホンダ CBR400Rの悪いところ
ネット上の口コミから欠点を拾い上げてみると
「無い物ねだりですが4気筒の官能的なサウンドはありませんし爆発的な加速感もなくninjaやYZF等のライバル車に比べてスタートダッシュしたときに負ける、若干の重たいし値段が高い」
「スポーツツアラーバイクという位置づけの割にデザイン重視のためかフックネットを引っ掛ける場所が少ないので積載は少ない」
「カーブが簡単に曲がれ過ぎてしまう」
「静音性が高すぎる」
「高回転域での振動」
「レーシーな見た目とは違いセパレートハンドルがやや高い位置にありツアラー寄り」
「大型とツーリングに行くと登りや高速道路で置いて行かれる」
「発進時では他のバイクより少し遅い。」
「安定した速度・操作性によって痒い所に手は届いているが、それだけである。直線に強い訳でもなく、コーナリングに強い訳でもない。ただ使いやすいだけ。」
「レース車両のような尖った出力性能ではない」
「高速道路上で120km区域で120km巡航はそれなりに手が痺れるのでそこは400ccと割り切ること。」
「走り以外は毎日乗れるスーパースポーツです」
「エンジンはパワーが今一なので走りに関しては期待するとがっかりするかもです。」
レーサーレプリカですが、スーパースポーツだと思って乗るとがっかりするかも。
あくまでスポーツツアラーのカテゴリーに入るバイクのようです。
まとめ
CBR400Rシリーズ通して言えることは“レーシーなフルカウルのスタイリングにも関わらず街乗りからツーリングまで乗りやすく、免許を取ったばかりのビギナーにも安心してオススメできる一台 になっている”ということでしょう。
レーサーレプリカのなかで刺激的な走りを求めるならマルチにするべきかと思います。
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