この記事では人気バイクの欠点をネット上から拾い上げてまとめています。
今回は、カワサキが誇るスーパースポーツであるカワサキ Ninja ZX-10Rについてまとめてみました。
カワサキ Ninja ZX-10Rの概要
ニンジャZX-9Rのあとを受けるかたちで、2004年モデルから登場したのが、ニンジャZX-10Rです。
サーキット性能ナンバーワンをコンセプトに、乾燥重量170kgに対して、水冷直4エンジンの出力は175ps、パワーウェイトレシオが0.97となり、これは当時の量産車でもっとも小さな数値でした。
このあと、2006年、2008年、2011年とモデルチェンジを受け、2011年モデルでは、フレームやサスを完全新設計とし、基準となるレベルを大きく上げており、エンジンの最高出力も、ついに200psまで届いていました(ラムエア加圧の場合は210ps)。
2017年にはレーサー色を濃くしたニンジャZX-10RRが、2018年にはハイグレードタイプのニンジャZX-10R SEが派生してもいます。
2019年モデルでは、外観に変化はないが、エンジンのバルブ駆動にフィンガーフォロワーロッカーアームを採用するなど各部を改良し、最高出力を従来の200psから203psに向上させました。
2020年11月には、仕様変更を受けた2021年モデルが発表され、新しいデザインコンセプトが採用されました。
基本スペック
| タイプグレード名 | Ninja ZX-10R |
|---|---|
| モデルチェンジ区分 | カラーチェンジ |
| 型式 | 8BL-ZXT02L |
| 発売年 | 2024 |
| 発売月 | 9 |
| 仕向け・仕様 | 国内向けモデル |
| 全長 (mm) | 2085 |
| 全幅 (mm) | 750 |
| 全高 (mm) | 1185 |
| ホイールベース (mm) | 1450 |
| 最低地上高(mm) | 135 |
| シート高 (mm) | 835 |
| 車両重量 (kg) | 207 |
| 最小回転半径(m) | 3.4 |
| 乗車定員(名) | 2 |
| 燃料消費率(1)(km/L) | 20.3 |
| 測定基準(1) | 60km/h走行時 |
| 燃料消費率(2)(km/L) | 16.5 |
| 測定基準(2) | WMTCモード値 |
| 原動機型式 | ZXT00JE |
| 原動機種類 | 4ストローク |
| 気筒数 | 4 |
| シリンダ配列 | 並列(直列) |
| 冷却方式 | 水冷 |
| 排気量 (cc) | 998 |
| カム・バルブ駆動方式 | DOHC |
| 気筒あたりバルブ数 | 4 |
| 内径(シリンダーボア)(mm) | 76 |
| 行程(ピストンストローク)(mm) | 55 |
| 圧縮比(:1) | 13 |
| 最高出力(kW) | 149 |
| 最高出力(PS) | 203 |
| 最高出力回転数(rpm) | 13200 |
| 最高出力(kW)※ラムエア加圧 | 156.8 |
| 最高出力(PS)※ラムエア加圧 | 213.1 |
| 最高出力回転数(rpm)※ラムエア加圧 | 13200 |
| 最大トルク(N・m) | 115 |
| 最大トルク(kgf・m) | 11.7 |
| 最大トルク回転数(rpm) | 11400 |
| 燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
| 燃料タンク容量 (L) | 17 |
| 燃料(種類) | ハイオクガソリン |
| 満タン時航続距離(概算・参考値) | 345.1 |
| エンジン始動方式 | セルフスターター式 |
| 点火装置 | フルトランジスタ式 |
| 点火プラグ標準搭載・型式 | SILMAR9B9 |
| 点火プラグ必要本数・合計 | 4 |
| 搭載バッテリー・型式 | YTZ10S |
| バッテリー容量 | 12V-8.6Ah |
| エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 |
| エンジンオイル容量※全容量 (L) | 4.0 |
| エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 2.9 |
| エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) | 3.4 |
| 推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-40 |
| クラッチ形式 | 湿式・多板 |
| 変速機形式 | リターン式・6段変速 |
| 変速機・操作方式 | フットシフト |
| 1次減速比 | 1.681 |
| 2次減速比 | 2.411 |
| 変速比 | 1速 2.600/2速 2.157/3速 1.882/4速 1.650/5速 1.476/6速 1.304 |
| 動力伝達方式 | チェーン |
| スプロケット歯数・前 | 17 |
| スプロケット歯数・後 | 41 |
| チェーンサイズ | 525 |
| 標準チェーンリンク数 | 116 |
| フレーム型式 | ツインスパー |
| キャスター角 | 25°00′ |
| トレール量 (mm) | 105 |
| ブレーキ形式(前) | 油圧式ダブルディスク |
| ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク |
| ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 |
| 懸架方式(前) | テレスコピックフォーク |
| フロントフォークタイプ | 倒立フォーク |
| フロントフォーク径(φ) | 43 |
| フロントホイールトラベル(mm) | 120 |
| 懸架方式(後) | スイングアーム式 |
| ショックアブソーバ本数(後) | 1 |
| リアホイールトラベル(mm) | 115 |
| タイヤ(前) | 120/70ZR17 |
| タイヤ(前)構造名 | ラジアル |
| タイヤ(前)荷重指数 | 58 |
| タイヤ(前)速度記号 | (W) |
| タイヤ(前)タイプ | チューブレス |
| タイヤ(後) | 190/55ZR17 |
| タイヤ(後)構造名 | ラジアル |
| タイヤ(後)荷重指数 | 75 |
| タイヤ(後)速度記号 | (W) |
| タイヤ(後)タイプ | チューブレス |
| ホイールリム形状(前) | MT |
| ホイールリム幅(前) | 3.5 |
| ホイールリム形状(後) | MT |
| ホイールリム幅(後) | 6.0 |
| ヘッドライトタイプ(Hi) | LED |
| テールライトタイプ | LED |
| スピードメーター表示形式 | デジタル |
| メーター表示:ギアポジション | 有 |
| メーター表示:エンジン回転計 | 有 |
| メーター表示:時計 | 有 |
| メーター表示:ツイントリップ | 有 |
| 車両装備:アンチロックブレーキ(ABS) | 有 |
| 車両装備:走行モード切り替え | 有 |
| 車両装備:トラクションコントロール | 有 |
| 車両装備:シフトアシスト機構(クイックシフター) | 有 |
カワサキ Ninja ZX-10Rの良いところ
ネット上の口コミでは
「全体的にコンパクト。」
「便利装備は少なめだけれどバイクとして最高」
「イカツイ外見に似合わず、実は乗りやすい系」
「自分がライディング上手くなったのかと錯覚するほど扱い易い。」
「電制サスも相まってかコーナリング特性は素晴らしく非の打ち所が無い」
「着いてるパーツは全てが一級品(エキパイ~サイレンサまでチタン)なので、アフターで変える必要がほぼ無い。」
「WSB6連覇の王者マシンという貫禄と優越感。」
「ワインディングやサーキットを走るのが本当に楽しくてたまらない。」
「サスやパワー、エンブレ等各種セッティングが左親指のみで可能。」
「純正から排気音デカく音圧あります。」
「かるい、はやい、えろい」
「加速がバケモンです。」
「一級品の速さではある。」
「純正たこ足の熱が入ったチタンの焼け色は最高」
予想していましたが、とにかく速い!というコメントが多かったようです。
それと純正で装備されているものが一級品なので替えるところがないほどというコメントも見られました。
カワサキ Ninja ZX-10Rの悪いところ
ネット上の口コミから欠点を拾い上げてみると
「ウインカーミラーが張り出しすぎ、もうちょっとコンパクトだといいんだけど。」
「長時間走行は手や腕が痛くなる。タンデムはエマージェンシー。」
「タイヤ代等維持費はそれなりの覚悟が必要。」
「燃費がわるい」
「バクステにしてるのもあるが、前傾がかなりきつい。」
「ずっとニーグリップしてるのもあるが腰や内腿が疲れるのでロンツーはマジで向かない。」
「ハンドル全然切れないので取り回しはしづらい。」
「燃費はそこそこ.姿勢はかなりきつく,ハンドルの振動で手はよくしびれる.」
「あえて言えば燃費が悪いぐらい」
「リッターSSなので、身長が無いと乗りずらいかも。」
「カウルの素材がペラペラなので、走っているとブルブル震えている。」
「公道ではフロントのメインスプリングが固すぎ。」
「燃費もさすがに15~17k/lくらいですがこの性能なら仕方ないことだと思います。」
「アツすぎる」
燃費は速さとバーターなので仕方ないですね。
熱さも仕方ない・・・。
まとめ
スーパーバイク6連覇という実績のスーパースポーツであるカワサキ Ninja ZX-10R。
車重200kg、200馬力を体験したくて購入したという人も多いはず。
ただ公道ではスペックを発揮することはできないので是非サーキットで走らせてください。
それにタイヤ代など何かとお金がかかる覚悟もお忘れなく。
ロングツーリングはつらいですよ・・・。
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