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スズキ GSX-S1000GTの欠点 ★ 人気バイクの短所をまとめてみた

この記事では人気バイクの欠点をネット上から拾い上げてまとめています。

今回は、スズキのスポーツツアラーバイクであるスズキ GSX-S1000GTについてまとめてみました。

スズキ GSX-S1000GTの概要

GSX-S1000GTは、2021年9月に発表されたスポーツツアラーで、前年までのGSX-S1000Fの後継モデルで、日本市場では2022年2月に発売されました。

ベースとなっているのは、2021年にモデルチェンジを受けていたネイキッドスポーツのGSX-S100で、GT(グランドツアラー)の名前の通り、ロングツーリング仕様というところは、前身のGSX-S1000Fから受け継いだところでしす。

搭載された998ccの並列4気筒エンジンは、スーパーバイクGSX-R1000(K5)をベースに最適化されたものでした。

ベースモデルが2021年のモデルチェンジにおいて電子制御システムを多く取り入れたのと同様に、GSX-S1000GTにもスズキインテリジェントライドシステム(S.I.R.S.)が採用され、電子制御スロットル(ライドバイワイヤ)、ドライブモード選択(3タイプから)、クルーズコントリール、クイックシフター(アップ/ダウン対応)などが標準採用され、日本向けモデルにはETC2.0車載器も標準搭載されています。

 

基本スペック

タイプグレード名GSX-S1000GT
モデルチェンジ区分カラーチェンジ
型式8BL-EK1AA
発売年2024
発売月11
仕向け・仕様国内向けモデル
全長 (mm)2140
全幅 (mm)825
全高 (mm)1215
ホイールベース (mm)1460
最低地上高(mm)140
シート高 (mm)810
車両重量 (kg)226
最小回転半径(m)3.1
乗車定員(名)2
燃料消費率(1)(km/L)21.2
測定基準(1)国交省届出(60km/h走行時)
燃料消費率(2)(km/L)16.2
測定基準(2)WMTCモード値
原動機型式DTB1
原動機種類4ストローク
気筒数4
シリンダ配列並列(直列)
冷却方式水冷
排気量 (cc)998
カム・バルブ駆動方式DOHC
気筒あたりバルブ数4
内径(シリンダーボア)(mm)73.4
行程(ピストンストローク)(mm)59
圧縮比(:1)12.2
最高出力(kW)110
最高出力(PS)150
最高出力回転数(rpm)11000
最大トルク(N・m)105
最大トルク(kgf・m)10.7
最大トルク回転数(rpm)9250
燃料供給方式フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L)19
燃料(種類)ハイオクガソリン
満タン時航続距離(概算・参考値)402.8
エンジン始動方式セルフスターター式
点火装置フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式CR9EIA-9
点火プラグ必要本数・合計4
搭載バッテリー・型式FT12A-BS
バッテリー容量12V-10Ah(10HR)
エンジン潤滑方式ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L)3.4
エンジンオイル量(オイル交換時) (L)2.8
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L)3.2
推奨エンジンオイル(SAE粘度)10W-40
クラッチ形式湿式・多板
変速機形式リターン式・6段変速
変速機・操作方式フットシフト
1次減速比1.553
2次減速比2.588
変速比1速 2.562/2速 2.052/3速 1.714/4速 1.500/5速 1.360/6速 1.269
動力伝達方式チェーン
チェーンサイズ525
標準チェーンリンク数116
フレーム型式ダイヤモンド
キャスター角25°00’
トレール量 (mm)100
ブレーキ形式(前)油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後)油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格DOT 4
懸架方式(前)テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ倒立フォーク
フロントフォーク径(φ)43
懸架方式(後)スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後)1
タイヤ(前)120/70ZR17
タイヤ(前)構造名ラジアル
タイヤ(前)荷重指数58
タイヤ(前)速度記号(W)
タイヤ(前)タイプチューブレス
タイヤ(後)190/50ZR17
タイヤ(後)構造名ラジアル
タイヤ(後)荷重指数73
タイヤ(後)速度記号(W)
タイヤ(後)タイプチューブレス
ホイールリム形状(前)MT
ホイールリム幅(前)3.5
ホイールリム形状(後)MT
ホイールリム幅(後)6.0
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前)2.50
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後)2.90
ヘッドライトタイプ(Hi)LED
テールライトタイプLED
スピードメーター表示形式デジタル
メーター表示:ギアポジション
メーター表示:燃料計
メーター表示:エンジン回転計
メーター表示:時計
メーター表示:ツイントリップ
車両装備:ハザードランプ
車両装備:アンチロックブレーキ(ABS)
車両装備:走行モード切り替え
車両装備:トラクションコントロール
車両装備:シフトアシスト機構(クイックシフター)
車両装備:ETC
車両装備:USBポート

 

 

スズキ GSX-S1000GTの良いところ

ネット上の口コミでは

「軽快で扱いやすい期待を裏切る乗りやすさ。」

「SVとは違う肉厚シート!腰痛持ちにも優しいソフトな乗り心地。」

「これくらいは欲しいタンク容量とシャープなデザイン。」

「とても見やすいメーター。」

「ポジションが楽でパワーも充分です。」

「見た目走り共に不満なし」

「非常に乗り易くフルロックUターンやヘアピン等の小旋回も余裕」

「何も考えず手放しでスイスイと走り、エンジンブレーキの効きも非常にマイルドで、フロントフォークも二人乗りを意識しているのかノーズダイブがしにくい様になっていて減速時にかかるストレスも非常に低い。またエンジンも馬力や排気量を感じさせない程マイルドで扱いやすい」

「1000ccフルカウルツアラーで防風性能も高い」

「150馬力・車重も226kgと割と軽量な分類で申し分ないスペック」

「出力モード、トラクションコントロール、クルコンと電脳装備が満載」

「純正マフラーで迫力のある音質」

「燃費はツーリングで20km/ℓは走ってくれる」

「高速道路の安定性がすごく良く、クルーズコントロールもついていることから長距離ツーリングは得意なバイクだなと思います。」

「Aモードにすると狂気的なマシンになります」

「乗車姿勢が楽、クイックシフターで楽、クルーズコントロールで楽、パワーもりもりで楽楽の、見た目に反してラクチンバイクです。」

「ハイパワー、純正パニア、走行アシストの充実。ツアラーだが攻めた走りもできる。」

「積載性も悪くない。出力の割には燃費は悪くないと思う。」

「パニアにトップケースも付けて積載性は完璧。走りは文句なし。必要十分過ぎるパワー。」

「軽い。隼等とも迷いましたが、取り回しの重いバイクは車庫から出すのもおっくうになってしまう性格の為、重さに関しては正解だった。」

「とてもツーリングに適している。峠道でも楽しめるし、オールラウンダーだと思う。」

「トルクもあり下道での変速回数が少なく済む。マフラーは純正のままで良いと感じる程良い音がする。」

「基本的な乗り味はKATANAと同じ感じですが、足つき、乗車姿勢は楽でした。」

「シートもお尻痛くならないですね。(cb1300sbよりもよく出来てる)」

「から見たガンダム感、アーマード・コア感がカッコいい。」

「取り回しが良い、スタイルが良い、運転していて疲れにくいです」

「も街中で18km位走るのでまぁまぁ満足」

ツアラーとしての使い勝手には皆さん満足されているようです。

またエンジンもパワフルで攻めればそれなりの走りができるとの声も多く聞かれました。

 

スズキ GSX-S1000GTの悪いところ

ネット上の口コミから欠点を拾い上げてみると

「タンデムシート外してワイヤー引っ掛けてなんて不便ですヘルメットホルダーを標準でつけてほしい」

「ノーマルタイヤが滑ります。ブリジストンのS21に変えました。」

「排熱が凄い」

「ライトが片側しかつかないので若干暗い」

「可変スクリーンやグリップヒーター等ニンジャの方が装備が充実している」

「正直ここまで乗ってて楽しく無いバイクは初めて。K5エンジンのGSX-Sとしての牙は完全に抜かれておりAモードにしても大人しすぎてエンジンに全く面白味が無く、排気量然としたトルク感も馬力も全く感じられない。」

「サスの動きも、タンデムや積載等高荷重時の為に設定されている感じが強く、一応沈むのだがそれでも何か変に硬くて接地感が弱く、グリップを感じ難い。」

「ハンドル周りのスイッチ類にLEDが無く夜間は手元が全く見えずボタン操作が儘ならない。」

「またLEDのライトも照射範囲が狭くハイにした所で大して照射範囲が広がらず、夜間の走行にはある程度の覚悟が必要、夜は走らない事をオススメ」

「他のメーカーの同じジャンルのバイクと比べてあからさまに作りがチープ過ぎ」

「純正オプションを揃えると割と値段が高く感じる」

「大型故に廃熱はすごいです。」

「片道35kmで高速と一般道(市街地)の半々で通勤しておりますが、燃費は13km/L前後になります。」

「ハイビームの配光が狭い。微妙」

「スズキマイスピンが使えなすぎる。」

「タンクが19リットルとツアラーにしては少なめで、気にせず走れる距離は300km程度、丁寧に走れば350km以上走れるが気を使う。」

「は街乗りだけだと15km/Lぐらいまで落ちる。」

「とにかく、マイスピン がひどい…インカムと繋げるのに時間かかるし、使い物にならない。」

「コーナーは若干起き上がろうとするので、どちらかと言えばcb1300sbの方が素直に曲がってくれました。」

「オイルフィルター交換時カウルを外さなければならない」

「シート高が高い」

ということでマイスピンは評判が良くないようです。

 

 

まとめ

スポーツツアラーとしての満足度が比較的高いスズキ GSX-S1000GT。

反面、Ninja1000SXやCB1300SB、トレーサー9GTなどと比較してダメ出しをする声も聞かれました。

動力性能とツアラーとしての快適性を天秤にかけてどう割り振るかは、メーカー側もとっても判断が大変な所かと思います。

まあユーザー側が自分の乗り方に一番合っているバイクを選べばよいということなのでしょう。

ツーリングバイクとしてはSUZUKI GSX-8Rあたりを選ぶ選択肢もあるのではないかと、個人的には思います。

 




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